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Tuesday, February 07, 2012

[DVD] Food Inc. フードインク

[DVD] Food Inc.

来学期の教材づくり、ドキュメンタリー大量観第一弾!

結構怖かったです。

私が特に怖く感じたのは、
①ブロイラー鶏の死骸が生きている鶏とかなり長時間一緒にされているらしきこと(死因が何だったのか分かりませんが感染性だったら病気だけどまだ死んではいない鶏が売られているのね。。。)
②牛の体は穀物を食べるように進化していないのでトウモロコシ飼料は大腸菌のミューテーションにつながること。
③極めて不衛生な状態(糞尿でドロドロ)の牛や豚がそのまま屠殺機に入っていくこと。ギャー、汚い!その刃、どのくらいの頻度で洗ったり殺菌したりしてるの??
④抗生物質入りの飼料のせいで病原に耐性がついてしまうらしいこと。間接的に抗生物質を日常摂取している人間も右に同じだろうと再確認。

うーん。。。これってアメリカだけ?日本の農家がテレビに出てくると、そういう感じではないですよね。牛とか毛並みも良かったりして、ブラシまでかけられたりして。カメラが平気で牛舎に入っていくし。それって極一部でしょうか。殆どはアメリカみたいな感じなのでしょうか。。。

Friday, April 11, 2008

[film] Remains of the Day 日の名残り

今現在苛立ち最高潮のmasakoです。もーなんなの,一体(怒)
大切な作業を始めてしまうとキリの悪いところで中断になるかもしれないし,
ただ待っているとイライラが募ってしまうので,
ここは書き込みでもして気を落ち着けよう…。

最近思うこと色々ありまして,困ったときや悩んだときの駆け込み寺と化しているO君にSOSしてしまいました。もういつも頼りにして申し訳ないの極致。けど煮詰まるとO君頼みな私です。これがまたいつも応じてくれるんですな,相談事に。今回はO君の仕事の話とかも聞けてすごく楽しかったです。話してこんなに救われるって凄い…

その時ひょんなことから話題になったのがこの映画!

Remains of the Day 『日の名残り』

イシグロ・カズオの同名の小説を映画化したものなんですが…なんていうか…涙がちょちょきれそうな話です。

最近世の中にはヘタレ系の方が増えてるそうですが,もうこの話の主人公ほどのヘタレを私は知っているだろうか…,いや決して知らない…。いよっ,ヘタレの星!ホント,そういう感じの話です。もうね,これは世のヘタレな人々に「こうはなりたくない!」と奮起させるためにあるのではないかとすら思います。うん,「負け犬の遠吠え」が晩婚女性に発破をかける作品だとしたら,「日の名残り」はヘタレ男性(あ,申し忘れましたが主人公は男性です)に発破をかける作品と言ってよいでしょう。しかも前者は曲りなりにも遠吠えているけれど,後者は強がりもへったくれもなくひたすらに哀愁が漂います。うーん……恐るべし。本当に泣くに泣けない話なんですよ……明るさのかけらもない…

でもね,実は私の知っている人にもこの主人公,老執事スティーブンの一歩手前みたいな人実際いるんですよねー!!!これが恋愛ごとに限らず全般的にヘタレなわけ。いや,ホント,ヘタレなのヘタレじゃないのって……その人と話しているとうっかり私までミス・ケントンになりそうになってしまうので危険です。(いや,しかしミス・ケントンは切捨て時を知っているという意味である程度賢い…ミス・ケントンで済めばまだ良いほうか…)

そしてたった今,まさに今,ミス・ケントン化している私。
女は度胸,という言葉はいつから男には度胸は要らない,という意味に変わったのか…
あと20分待って決断できないようなら悪いけどあたしゃ帰らせていただきます。

自分もちょっとヘタレ症状が……という方,是非是非「日の名残り」を観て奮起しましょう。
まかり間違っても,あみんの「待つわ」とかを心の拠りどころにしないようにね!!

Friday, February 22, 2008

[film] The Last King Of Scotland

(ネタばれだらけです。ご注意ください)

ひょーーえーーーーーーーー。
こわっっっっっ!!!

いや,しかし何というか……良い映画だと思います。
(実は時間の都合でかなり間をあけて3回に分けて見たんですが,
とても印象的なストーリーなので続きから見てもノープロブレムでした。
実はニコラス役のジェームズ・マカヴォイの外見がほんのちょこっと苦手だけど。
世間的にはハンサムに部類されると思うのにおかしいな…なんでだろう…)

この映画は歴史的な意味でのアミンの立ち位置はあんまり教えてくれないんですが,
(つまりどんな殺戮を行ってそれがどのようにウガンダ政治と人々の心に影響したかなど)
お話としてはとても良くできてると思いました。

何ていうか・・・海外の友人達と自分との関係とかも考えさせられました。
バックグラウンドが違うと,それゆえに友情が燃え上がることもあるけど,
それゆえに実は全然お互いを分かってないんじゃないかって恐怖がありますよね。

考えさせられたポイントは以下2点。

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1. 野蛮さへの恋慕

前半ニコラスがアミンを,ある意味買いかぶっていくプロセスとか,
アミンがニコラスを魅力的に感じて近くに置きたいと思っていくプロセスとか,
二人は初めから凄く危ういバランスと一種の勘違いの上にいる。ドキッとさせられます。

アミンはスコットランド贔屓なだけあって英語に不自由を感じさせないんですけどね。
(少なくとも聞き取りは。発話はかなり不自由そうだけど。
発話が不自由だとメチャメチャ下品で野蛮に聞こえるから怖い。私もああなのかなぁ;溜息)
まあでも,アミンが英語に堪能な割りにお互いへの勘違いは歴然とある。怖いです。

危ういバランスの中で惹かれていく理由は何か。
ニコラスの野蛮さへの憧れがあるのではないかと思います。

例えばアミンが腹痛を毒殺未遂だと思い込むところとか,
病気の息子を隔離するところとか,無知による一種の「野蛮さ」がチラチラ出てきます。
途中までは,その野蛮がチャーミングにさえ見えます。

当初ニコラスにしてみれば,夢溢れるリーダーのその野蛮さを自分が補うことで,
自分が若い国に大きな貢献をしていけると感じたのではないかと思います。
当初「顧問」と呼ばれて悪い気がしないのは,少し倒錯的なレーゾンデートルを与えられるからだと思う。
(ちょっと『王様と私』とかぶりますね。あと以前このブログでも書いた『南太平洋』の「バリ・ハイ」)
そういう感じ?ニコラスの,相手の野蛮さに惹かれ,また無意識に自分の存在意義にもしてしまう感じ?
仲の良いディベート・コーチの中には日本にそれを求めてる人,確かにいる気がします。
野蛮さへの恋慕を「見下したい無意識の欲求」と言ってしまえば,まあそういう側面もありそう。

その恋の媚薬として登場するのが被差別者の怒りと夢。
特にスコットランド出身のニコラスには共感しやすかったみたい。
英国外務省の人に仲間扱いされたニコラスが,
自分はEnglishではなくScotsmanだと訂正するシーンとかに
ニコラスがアミンに惹かれていくまでの丁寧な付箋があります。

もし仮に私が,どっか外国(ヨーロッパとか)で「同じ中国人同士仲良くやっていこうや」
とか言われたらやっぱり訂正したいと思うだろうか……とか考えてしまいました。
(これは微妙だな。あそこまで意思のある訂正は別に必要としないかも。気が向いたら位かな)
逆に例えば韓国の人がオーストラリアで日本人に「同じ極東から来たもの同士」
とか言われたら微妙な気分になるんだろうか……とか。これは経験的にYesっぽいかな。
極東というくくりなら地理的には問題ない表現だから突っ込まれはしないだろうけど。
(ちなみにエルキュールポアロは必ず「フランス人じゃなくてベルギー人です」と訂正)

何でも被害者集団の方がアイデンティティーへの拘りは強いものですから,
そういうイングランドに対するちょっとした反感みたいなのがあったとすれば,
Scotland贔屓の大統領ってのはよけい親近感を持つ理由になるのかなぁ……と。

特に前半は,アミンの過激さを伴う情熱とニコラスの邪気のない軽薄な善意に
「おわー,アブなーー!!」とは思うものの,
多少理解というか同情というか共感というか想像できなくもないと思えるわけです。

例えばパーティでアミンが振りかざすアブナイ内容のスピーチ(「ギリシャには哲学をアラブには薬学を盗まれた。しかしアフリカはその歴史を誇りに思わなければならない。今日の食事は全てローカルフードだ」とかなんとか言うシーン)に,拍手を送るニコラスの無邪気な笑顔は,果てしなく軽薄だけどやっぱり善意の賜物かな,と。

別に私には誰かを殺戮するつもりも予定もまーーーったくないわけですが(笑),でも,友人たちは私がアミンの立ち位置だったらどうしようってひょんな時に不安になるんじゃなかろうか,って思います。同じように私は彼らが彼ら自身をニコラスの立ち位置に重ね合わすんじゃないかって時たま不安になる。ポストモダンのその後に放り出された感じ?お互いを決め付けてしまいそうな自分と戦わなきゃいけない感じ。んーーー,私の英語がもう少し上手だったら,このモヤモヤについて相談したい人はいるんですけどね。あー,でも話してみて凄いがっかりしそうな予感もする(笑)過去数回失敗しているのが私の英語のせいばかりとはちょっと思えないので(笑)

日本のディベート界は果たしてお抱え外国人を迎えようとする「野蛮な未開の地」として見られるべきなのかなぁ……。実際彼らが助けになってくれるなら拘る必要ないのかな。大体このグローバル化のご時世にちょっと一方的なのが気にはなるけど人材交流なんて当たり前,ゴチャゴチャ考える方が変かなぁ。でも,彼らが野蛮さを探し野蛮さに憧れる限り,「もしアミンだったら」恐怖症は消えないだろうと思ったりします。むーーーーー。はふう。言葉の壁って嫌ねー。

逆に,スコットランド(イングランドに蹂躙され,しかしウガンダに対しては優位に立ち,蹂躙されるウガンダの憎しみに惹かれる)の位置に日本を置くと,また別な景色が見える気もします。例えば東南アジアに開発援助を送りインフラを整備し,アジア通貨危機から立ち直るためのリーダーとなる日本。似てません?映画「僕らはみんな生きている」の世界。

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2. 愛憎の振り子

もう一つはクレッシェンドしていく矛盾。

映画で最初に出てくるのは多分アミンの身の上話のシーン。
英国人に奴隷のように使われてた俺が大統領になった時の後ろ盾は英国だった,
と語る彼の口ぶりは,なんていうか,その瞬間は知的で理性的に聞こえたりします。
この時Scotsmanニコラスは心が大きく傾いたんだろうなー,って感じられます。
その後,この前半に語られた矛盾がリフレインされて段々振れが大きくなります。
他者を忌み嫌うと同時に抗えないほど必要とする矛盾。その苛立たしさ。不信感。

私の場合はついつい言葉の壁におきかえて観てしまうわけですが,
映画ではそういう葛藤は主に人種の壁という形で出てきます。
最も端的には,ニコラスの同僚の医師の言葉に託されています。
「黒人の女だから(避妊を)しなくても良いと思ったのか」という言葉にはドキッとさせられます。
(しかもそこで口ごもるニコラス。おい,そーなんかい!!!??ちょっと,どーなの)
そして同じ医師が
「世界に伝えてくれ,この国の現状を。人は君を信じる。君は白人だ」とも言う。
(まあ,ちょっと噛み砕き過ぎてる感もありますが,他の部分が難しいから良いかな,と。
あとアミンとニコラスが子供なので,こういう大人目線な人も必要。
役回りをきっちりこなしていて好感度の高い医者役です。)

アミンのニコラスとの距離のとり方にも同じような揺れが見られます。
白人を詰りながら白人を頼る構図が緊張感を高いままにします。心臓に悪い。
ちょっと妙な表現だけどSとMの役割分担がクルクル入れ替わりまくるみたいな感じ?

けど身に覚えのある緊張だったりもします。
コーチ達の「分かろう」としてくれる姿勢に感謝した直後,
同じ姿に同情するなんて傲慢だと感じたりもする。
更に酷いと「どうせ分からん」と思ったりも。
「どうせ分からん」と「分かって欲しい」の二重奏は相当お互いに不自由で,
がんじがらめでニッチもサッチもいかない感じ。

それにしても色んな人が書いてるし沢山受賞したみたいですが,
アミン役のウィティカーって良い役者さんですねー。
独裁者の片鱗を予感させた直後に魅力的で生々しい暖かさを感じさせる。
観ている内にニコラス同様観客の私も混乱するシーンが中盤ありました。
その危ういバランスが凄く人間らしい。
監督とカメラの良さも際立つ作品だと思いました。

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それにしても理想を追っかけるというのは,アミンのように狂気に取り込まれてしまったり,
(ていうか最初から相当アブナイ性格ですが……)
ニコラスのように自分の浅はかさに臍を噛む羽目になったりする危険が隣り合わせでしょうか。
(といっても最初から相当軽薄でお調子者キャラですが……)
けど,それでも夢を持たないよりはマシなような気もちょこっとします。

熱くなるのも冷えきるのも怖いですよね。難しいなー。(と誤魔化す)

とりあえず私のこの映画に対する評価は,
「『アラビアのロレンス』と『王様と私』に挟まれた隣人」って感じでしょうか。
うん。良い映画だと思いました。
個人的には「ホテル・ルワンダ」よりこっちの方が好き。

Tuesday, January 15, 2008

[Film] 椿三十郎 Tsubaki Sanjuro

リメイク版観てきました.うーん…
(学部時代一般教養(的な授業)で黒澤映画の授業を受けたんです.なかなか先生の熱がこもった面白い授業でした.で,つい今回のリメイクを観たくなってしまったんですね…)

1. 脚本良い!今回脚本には全然手を加えずオリジナルのままにしたそうなんですが,流石よくできていると思いました.

2. 豊川悦司が上手.違和感を感じさせない台詞回しといい,雰囲気の出し方といい,目力といい,所作といい,上手でした.ちょっと感心しました.

3. 織田裕二は微妙でした.決して下手ではないし,独特の台詞回しがちょっと鼻にはつくものの,独特な軽妙さもちゃんとあって,やはり華のある役者だなぁと思いました.立ち居振る舞いとか着物の所作とかは流石プロだなあと思いました.無頼漢っぽい感じが良く出てました.ただ,当たり前なんだけどやっぱり三船敏郎と比べてしまう.織田三十郎の軽妙さや華は三舟三十郎にはない気がするけど,三船三十郎の重厚さやワイルドさ,凄みが織田三十郎にはない感じ.で,役柄の設定は口下手で無骨な物言いが誤解を招きやすく,ギラギラと抜き身の刀のような危険な香りのする男・・・ということで・・・そうするとちょっと織田には分が悪いように思います.どうしたって愛嬌がありますからね.器用そうに見える.まあでもまあ魅力的な違ったキャラクターとしては成功かと思います.脚本の三十郎とは違うけど.

4. 若侍たち,腰元,奥方,姫とモブの声.ううう…台無し(涙)これが壊滅的にいけなかった….まずモブの声が多すぎ,大きすぎ,わざとらしすぎ,大げさすぎ.あれはないでしょう…ホント(涙)それから若侍に純朴さが足りない.演技も家老の甥以外は残念賞.けどそれよりも何よりも現代の若者らしさが滲み出てしまっている.これが難しいところだったように思います.織田を起用した魅力の一つが現代劇的な要素を取り込むところにあったろうと思うのですが,かといってコメディーお江戸でござるじゃあるまいし,リアリティも捨てたくない.そんな時,そもそも最初の若侍の密談シーンがまるっきり学芸会だともう相当出鼻を挫かれた感がありました.現代の若者達らしさがそこかしこに覗き見えるので興ざめです.彼らがお家のためと一心に純真に願って浅はかで青臭い行動に出てしまったと信じさせる力がない.とてもお家大事な時代の若者に見えないし,疑うことを知らない真直ぐな正義感を持つようにも見えない.そこまで純朴な裏表のない無垢さは現代のあの年頃の人たちにはないと思うので,そういう現代らしさは隠して欲しかったです.まあそもそも今ほど人・モノ・情報の流通がなかった昔に田舎で武家の教育のみに触れた若者達であったからこそ,あそこまで裏を読むことを知らないことがありえたかもしれません.今回はいかにも現代的な若者達があの年齢では有り得ないような発言を大根役者的にするのでリアリティを感じる余地がなかったように思います.率直に言って若侍のシーン,特に前半は脚本を自分で想像を膨らませながら読む方がマシ,と思いました.奥方と姫はわざとらしすぎです.いかにもぶりっ子しようとしてぶりっ子してる感がするのが残念でした.まあ,奥方役は地がああだ,という話もあるかもしれませんけれど.

5. 押入れ男.・・・・・・これがもう最高に良かった.メチャメチャコミカルだし.とっても楽しく見れました.役者さんが上手なのかはまり役だったのか分かりませんが,豊川半兵衛とこの押入れ男が私的には大ヒットでした.

6. 全体的には,私は好きでした.興行的には成功しそうにないし良い出来とは言いきれなかったものの,黒澤映画に挑もうという意気込みと殺陣役者が減る中での苦労などを考えると拍手を送りたいように思いました.うん,面白かったですよ.

Thursday, April 05, 2007

[Film] ヒマラヤ杉に降る雪 Snow Falling on Cedars

[映画] ヒマラヤ杉に降る雪.

やっばいです。この作品。
しっかし何もこんなに難解に作らなくてもねぇ。
I loved you. And I didn't love you at the same time. かぁ…
しっかしなんでミヤモトさんとの結婚式が仏式なんですかね。神式ならともかくねぇ。
いや、でも凄いなぁ。もう少し噛み砕こうとか思わなかったんですかねぇ。
絶対難しいよなぁ、この作品。だから売れないんだよなぁ…暗いしなぁ(明るくても困るが)。
You are a hard man to trust, sir. かぁ…
In the name of humanity, do the duty. かぁ…
ていうかイーサン・ホーク、グズグズすんなよぉ。もう最終弁論終わっちゃったジャン。

I'm so grateful for your gentle heart.かぁ……
工藤夕貴は英語の発音が綺麗だなぁ
まあ、良いや。良いもの見ました。
ラビット・プルーフ・フェンスのような勧善懲悪じゃなかったところも好感が持てました。
もう少し売れれば良いのになぁ、この映画。

[Film] Snow Falling on Cedars.

Thursday, June 15, 2006

[VCD] ホワイト・クリスマス White Christmas

[VCD]カーティス,マイケル.1954.『ホワイト・クリスマス』.パラマウント.

衝撃の事実。

メル・ファーラーってあれでしょ、ホワイト・クリスマスの人でしょ、と思って確かめたら・・・違うんだ!!背丈が合わないなぁ・・・とは思ったんですよ。ホワイト・クリスマスの男優は相方のダニー・ケイより背が低かった筈だよなぁー・・・って。背が高すぎてバレリーナになれなかったオードリーよりこんなに背が高いなんておかしいなぁ・・・と。しかしそうかぁ、別人だったのかぁ・・・。

こちらはビング・クロスビーという名前だったようです。しかし顔ソックリじゃありませんか??でも確かに声が違うや・・・。

・・・まてよ?じゃあ私には同一人物だと思われていたHigh Societyの男優はどっちと一緒だったんだ・・・?と芋蔓式に疑問が。High Societyの人はどうやらビング・クロスビーの方だったようです。つまりあれか、歌えるのがクロスビーなんだな。

ちなみにこのホワイト・クリスマスは16.90RMでした。500円くらい?海賊版じゃなさそうですヨ。凄いですよね。リスニング教材の内フィクションものは東南アジアで買うに限ります(笑)。ドキュメンタリーは東南アジアでは滅多に売っていません。なんでですかね・・・?

ああ・・・Excelの作業本当に飽きた・・・別のことしたいなぁ・・・本も読みたいなぁ・・・

[VCD] Curtiz, Michael. 1954. White Christmas. Paramount Pictures.

Wednesday, June 14, 2006

[VCD] 戦争と平和 War and Peace

[VCD]ヴィダー,キング.1956.『戦争と平和』.パラマウント.

マレイシアで19.90RMだったものです。つまり・・・600円くらい?なんたって長い作品なのでCDだと3枚、DVDでも2枚にまたがります。レンタルするより買うほうが安いという・・・。それで買ったんですが、買ってから随分経つのにこれが観るの初めてです。

オードリーは見分けるの凄く簡単ですが、男優を見分けるのは結構大変です。だってやたら軍服着てる人が多いわけなんです。個性のない名前ばっかだし。ピエールすら怪しいです。一人だけ眼鏡つき黒髪だからオーケーだと思ってたら、眼鏡を外したソックリさんが登場。ブロンドの女優さんも見分けにくい。ていうかこれまたオードリー以外全員ブロンドだし!!顔立も割と似てるのにお化粧がソックリだし。服はどんどん着替えちゃうし。大変失礼ですが胸の大きさで見分けているようなわけで・・・。女優さん方には大変申し訳ないことで。しかし声や顔や演技で見分けられるほど出番ないんですもの・・・。それなのに奇妙な視線を交わすキャラがそこかしこに。なんだなんだ、どうしたんだ。今現在も一人、別人だと思っていたら同じキャラだと判明。同一人物かと訝しく思っていた人物は別人だし。なにぃ。そうすると・・・この人とあの人が従兄妹同士で・・・あっちは兄妹で・・・えっと・・・そうすると恋愛関係になり得るのはこの人と・・・うわ、初っ端からえぐい設定ですな。ええ?その人弟なの?なにぃそっちとそっちも兄妹?奥さん妊娠中なのに酷くない??・・・なにぃ・・・その人は養子なのか・・・それとも父親が違うだけ?・・・あれ?そういう展開に?え、ちょっと待って、その人もう死んじゃったの??ていうかどういうスピード離婚なの、それ!!展開が速すぎです!! うわーーーーーーーー。ピエールのソックリさんコワー!キモー!えええ?オードリーの役も酷い!やー。とにかくややこしい作品ですな。

しかし、メル・ファーラーとオードリーは良い組み合わせですね。普段から仲良かったのかな。演技はイマイチだと思っていたオードリーがそこそこに見えます。ファーラーが上手いってことでしょうか・・・

そうです。私はかの有名な原作を読んでおりません。すみません。

[VCD] Vidor, King. 1956. War and Peace.Paramount Pictures.

Thursday, June 08, 2006

[DVD] DC911

[DVD] ブライアン・トレンチャード=スミス. 2004.『DC911』.91分.

本日のリスニング教材。
軍事用語や政治的に正しい用語を語彙に加えるため。

内容はやっばいです。
こんなのばかり観てたら世界観ゆがんじゃいます。
アメリカの皆さん、こういう映画観て陶酔しちゃダメですよ!!

Outfoxed(ドキュメンタリー映画)によると、
「Fox見ている人の3割はイラクでWMDは見つかった」のだそうです。
メディアのミスリーディングぶり恐るべし。
そこまで常識が違ったら別世界の住人ですよね。
こういう映画観てたらありえないような意見の人が生まれそう。

しかしよくここまで美化できるなぁ・・・
美化っていうか明らかにグロテスクだけど、こういう演出に耐えられる人は、
きっとそのグロテスクさに気がつかないんだろうなぁ・・・。
きっと「USA!USA!」の大合唱のシーンとかで泣いたりするんだ。
恥ずかしくないかなぁ・・・この役者さんたちもよくこんな仕事引き受けたなぁ・・・

[DVD] Brian Trenchard-Smith. 2004. DC911. 91 minutes.

Monday, May 22, 2006

【Film】許されざる結婚 Forbidden Marriages in the Holy Land

【ドキュメンタリー映画】クレイフィ,ミシェル.1995.『許されざる結婚』.66分.カラー.

ネタバレが多く含まれますのでご注意願います!

土曜日の夜に、アテネ・フランセ文化センターで観てきました。
上映後、酒井啓子さん、臼井陽さん、佐藤真さんのパネル・ディスカッションもありました。

ユダヤ人とパレスチナ人をはじめ、イスラム教徒のアラブ人とキリスト教徒のアラブ人など、異教徒間結婚についての作品。8組のカップルにインタビューしていました。

どのカップルも、凄く素敵な人たちでした。それぞれ、色々複雑な背景に考えさせられたり、それでも一緒になることを選んだ「身を焦がすような恋」っていうんですか、そういうのに感動したり・・・したのですが、ひとつ気になることが。 (酒井さんもその後のトークで言ってましたけど)

あるカップルへのインタビューで、「この結婚にあなたは満足していますか。色々あっても幸せですか」と質問されて、奥様が「ええ。この人が好きですもの」と、「ヤバイこの人可愛い」って感じの表情を見せていました。が。その直後、同じ質問をされたご主人。「うちの奥さんは素晴らしい料理ができます」

・・・・・・。

そこかよっ!!!
(さっきの感動を返せ!)

日本では「お袋の味」とか言われたら百年の恋も冷めると言われてますが・・・
これはイスラエルでは許容範囲な返答なんでしょうかね・・・?

そもそも、男と女じゃ失うものが違う的な発言をする奥様も登場します。敬虔なムスリムの場合、異教徒と結婚した女は死刑に値するのだとか(恐るべし、シャリア法)。これは男性には当てはまらないらしく、学校の授業中意見を求められて「何故男女で扱いが異なるのか納得できない」と発言する女生徒もいました。まあともかく、女性が異教徒に恋するなんていうのは姦淫罪扱いで、これが異教徒かつ異民族、しかもユダヤ人ともなるともう「これ以上重く恥ずべき罪はない」のだそうです。ほへー。ぐっと来たのは、「私の兄達は、私を殺すまで自分は結婚をしないと誓いを立てて、毎晩お祈りの時に私を殺せるよう神に祈っているのです」と寂しい目を見せるアラブ系の奥様の話でした。それはきついよねー・・・なのに隣で旦那が「僕の家はそういうことはないなぁー」って。お前!そんな暢気に!!

キリスト教アラブ人の男性とユダヤ人の女性というパターンでは、二人はどうやら音大で知り合ったようなのですが・・・男性の方は音大の教員になって、夢だった音楽を教える仕事に毎日を費やしていました。ひるがえって奥様の方は、アラブ人との交際が周囲に知れてクビになったと。でも現在の仕事場に移ってから問題は大きく減った・・・と言うのですが・・・。現在の仕事は、というとコンピュータのセキュリティ管理。「大学ではコンピュータの勉強もしたんですか?」と訊かれて、寂しそうな顔で「いいえ。全く。こうなって初めて一から勉強したの。夢に関しては妥協せざるを得なかったわ」と。その後個別のインタビューで、奥様は「こんなところ早く出て行きたい。全然違う場所でもっとのびのびと暮らしたい」とかなりヒステリックに言っていました。おわー。ストレスたまってんなー。やっぱ大変なんだなー、と思ったら・・・・・・。旦那は「ここでの生活は快適です。僕は都会が向いています。新刊が出ればすぐ目を通したいし、生徒たちも熱心だし、アラブとユダヤの両方の学生を教えられるのは魅力的です」と。。。うーん・・・・・・。都会は都会でももっと別の都会で暮らしたいのでは。奥様は。始終白眼視されて割り食ってんの奥さんだもんね・・・。旦那わかってねーな・・・。(ちなみにこの旦那、すごい知的なハンサムで、口調も柔らかで素敵でした(笑)。それだけにこの最後のシーンはムッチャがっかりしました。)

うーん・・・・・・。
燃えるような恋も良いけど、フェアでないと後で腹立つかもしんないぞ、ってことですかね。

あれ・・・?待てよ・・・?
マレイシアの友人でクリスチャンとムスリムのカップルを知ってるんですが・・・
あれって・・・ええっ・・・?大丈夫なのか・・・?
彼女の方が大して敬虔な家庭じゃなければ大丈夫なのかな・・・。うーん・・・。

【Documentary Film】Khleifi, Michel. 1995. Forbidden Marriages in the Holy Land. 66min. Color.

Friday, May 12, 2006

【DVD】戦場のフォトグラファー War Photographer

【DVD】フレイ,クリスチャン.2001.『戦場のフォトグラファー』.

泣きました。

沢山の人に見て欲しい。
是非とも沢山の人に見てもらいたい作品です。

ディベートでは世界中の沢山の人と出会って、沢山の人と飲んで歌って騒いできたし、何よりも議論してきたけど、その誰もがそれぞれの国では最も恵まれている類の人たちだ。ディベートの国際大会では世界中から若い人間が集まって、戦争や貧困の悲惨に言葉で立ち向かうけど、夜にはバーに集まって騒ぐんだ。最終的にはやはりクラブ。そのことに罪悪感を感じないか、無駄ではないかと言われれば否定するのは難しい。 (現実は、そんな恵まれた彼らだって、途上国から来ていたり大学のサポートがないために参加には苦労している。殆どの国の学生にとって長距離フライトの航空券代は個人で支払える額ではない。物価の高い国が開催国だとレストランに行くのも躊躇われたりする。そうやって先進国のしかもリッチな大学がより参加しやすいという構造は避けられていない。)

けれど、ジム・ナクトウェイの写真を見て、声をあげる人は必要だと思う。というよりもそのために彼は写真を撮っているのだから。写真はコミュニケーションの形態だと彼はこの映画の中で語る。そのメッセージを的確に受け止めるのが私たちの仕事だ。メッセージを読み違えないよう、いつも自分を鍛えなければならない。 もしも読み誤って間違えた政策を支持すれば折角の苦労も水の泡になるのだから。自分を過信せず真摯に学び続けなければならない。

カンボジアの女の子の隣でサテを食べながら彼女の家族の体験を聞いたこと。
フィリピンの国立大の子とバスで国際企業のあり方について話したこと。
ユーゴの女の子と夜中の3時まで一緒に踊り狂ったこと。
そして彼らと議論すること。お互いの言葉でお互いをごしごし磨くこと。

そういうことが、自分のメッセージを読む力を鍛えなかったか、と言われれば、
少しは「なった」と言っても許されるのだろうと思う。
5年前の私より今の私のほうが彼らに興味を持っているから。
例えばこういう映画を、観たいと思うようになっているから。
それは少しでも冷血でなくなることだ。
それが大切なことだろうと思う。

【DVD】Christian Frei. 2001. War Photographer. Schweiz. 96min. color


Wednesday, May 10, 2006

【DVD】25 on 20/20

【DVD】abc News.2005.『バーバラ・ウォルターズの20/20の25年』.

本日のリスニング教材。20/20という番組の25周年記念DVD。バーバラ・ウォールターズがした様々なインタビューを振り返る。ルドルフ・ジュリアーニ,マイク・タイソン,マーサ・ステュアート,マイケル・ジャクソン,カストロ,エリツィン,プーチンなどなど。

うーん・・・面白いインタビューも沢山ありました。彼女本人の紹介では、米国で初めての女性共同アンカーだったこと。最初に共同アンカーとして仕事を共にしたアンカーは性差別的でオンエア中に公然と彼女を攻撃したことなども含まれていました。

ただ、彼女のムスリムに対するコメントははっきり言って感心しません。サウジを訪れて「やたらミステリアスな場所」と言ったり、ユダヤ嫌いな大学生ばかりという印象を持たせたり、インタビュー相手のムスリムの男性が握手したことを「握手しないのね?」とわざわざ確認し、I understand.ともったいぶった言い回しをするのは、明らかに本国(米国)の保守的でステレオティピカルなムスリム感を持っている視聴者を意識しています。(以前書きましたが、私自身この握手できないというのには驚いたことがありました。相手がとても友好的で優しい人だったから尚更でした。が、宗教上の理由で異性に触れないのであって別に敵意や嫌悪感から握手しないのではありません。)これは、在米ムスリムには腹が立つことも多いだろうなぁ・・・と思わざるを得ませんでした。なんでこうステレオタイプをいやらしい形で強化する方向に誘導するのかな・・・。

あと障害者に対するコメントもなんかやらしいんですよね。全体的に。偽善的というか。やたら「障害にくじけず人生を楽しみ続ける強さ」とか「障害を乗り越える努力」とか。そりゃ、もちろんその方達は素晴らしいと思うんだけど、あまりに・・・あまりに番組側が偽善的に見えるのは何故だろう。綺麗に座ってエレガントな声で笑って質問してるけど、すごく商業的な匂いがする。視聴者に媚び媚びな感じがするんですよね・・・教科書どおりの態度で「ほらね、私も、この番組を見てるあなたもなんて善良で模範的な市民でしょう」みたいな。これって私の性格が悪いのかな・・・ヒネてる・・・?ケッ。いーさいーさ、どーせオイラひねくれ者さ。あたしゃ、Daily Showの方がやっぱ好きさ。

【DVD】abc News. 2005. Barbara Walters 25 on 20/20.

Tuesday, May 09, 2006

【DVD】笑国日本 I Laugh Japan

【DVD】ザ・ニュースペーパー.2004.『笑国日本』.

笑いました。
小国と笑国をかけていたり,LoveとLaughをかけていたり,
タイトルもおしゃれだと思います。
こういうシニカルな政治風刺ものって日本にもあったんですね。

単発コントじゃなくて、それこそThe Daily Showくらいコンスタントにやってくれるとニュースをもっと楽しめると思うんですが。欲を言うならもっとリサーチして、ニュース性を高めてもらいたいと思います。 知ってる話ばかりで,へえって思える新しく身につく知識がない。

ザ・ニュースペーパーの公式サイトはこちら

【DVD】The Newspaper. 2004. I Laugh Japan.


Sunday, May 07, 2006

【DVD】製造される同意 Manufacturing Consent

【DVD】アクバー,マーク・ウィントニック,ピーター.1992.『製造される同意』.

本日のリスニング教材。
同タイトルの有名な著書と同じテーマを扱っている。

いかにマス・メディアがカバーする話題を選別して世論を操作できるかについて様々な角度から切り込んでいく。

彼が一貫して取るアプローチは、「具体例を比較する」という手法。その方法で沢山のダブル・スタンダードを浮き彫りにしていきます。中でも何回も繰り返されるのは、カンボジア内紛とインドネシアによる東ティモール抑圧。この二つの出来事は大変近い場所で近い時期に起きたにもかかわらず、大変異なる報道のされ方をした、という話です。

途中、チョムスキーが世界中の色んな識者と議論するシーンもある。チョムスキーの攻撃的な、アーギュメンタティブな側面を見たいのであればかなりおススメ。

【DVD】Achbar, Mark and Wintonick, Peter. 1992. Manufacturing Consent.

Saturday, May 06, 2006

【DVD】ホワイトハウスでの信仰 Faith in the White House

【DVD】グリッズリー・アダムズ・プロダクション.2004.『ジョージ・W・ブッシュ: ホワイトハウスでの信仰』.

BGMがバカウケです。

華氏911に対抗して作られた、ブッシュ支持派のためのドキュメンタリー。やっぱ両方見ないとフェアではないので共和党系のも見るんです。でもエンターテイメント性はどうしても寂しい作品ばかりですね。

お涙頂戴系の逸話が次から次へと続くのでちょっと退屈です。何より徹頭徹尾、キリスト教への信仰の深さについてなので・・・その・・・良いんですかね・・・。移民国家的には一つの宗教にこんなにフォーカスしちゃって・・・?ていうか信仰は政治家としての資質と関係あるんでしょうか・・・?

この点に関してのこのDVDのスタンスは、「政教分離が行き過ぎている」というもの。一部のご家庭が大喜びしそうな言葉です。出てくる例としては、昼食前に黙祷した子が罰を受けたとか、高校の卒業式で「ジーザス」という言葉を口にした生徒が逮捕されたとか。・・・本当かいな・・・。なんかやたら写真とナレーションばかりなんでイマイチ。もう少し何処の州のなんていう学校で起きた事件なのかとか言及して欲しいです・・・。

一番勉強になったのは、南北戦争以降で、ブッシュ氏がテキサス知事に当選した最初の共和党員だったという話。本当ですかね。それは何というか・・・テキサスの印象が変わりますね・・・。

【DVD】A Grizzly Adams Production. 2004. George W. Bush: Faith in the White House.

【DVD】歪められた道徳 Distorted Morality

【DVD】AK Press. 『ノームチョムスキー 歪められた道徳: アメリカの対テロ戦争?』.カラー.172分.

本日のリスニング教材。
本を読んだり、作業をしたりしている最中のBGMです。 今年は海外に行くことが少ない分、尚更自分で努力しないと。 BGMとは言っても、案外内容も自然頭に入るものですね。 ながら勉強というのは良くないのかもしれませんが、作業をしながらリスニングとリサーチも少しだけできるとあっては、ちょっと止められません。

内容は、2003年4月15日にMITで行われた講演がそのまま収められたビデオです。それだけです。淡々とただ講義です。そこが素晴らしい。他のチョムスキーものよりもおススメです。皆彼の話に興味があるわけだから、ブチブチ分けて妙に切り張りされると台無しだと思うのです。この作品はその点で大満足。下手に編集が加わっていないので、まるで講演に自分も行った気分になれます。

リージョンは1.2.4で観れます。
何故か私のMedia Playerでは中国語字幕になっています。
PCの時の設定の変え方がよく分からなくてそのままです(涙)
何処にボタンあるんだっけ・・・

【DVD】AK Press. Noam Chomsky Distorted Morality: America's War on Terror?. Color. 172 minutes.

Sunday, April 30, 2006

【Film】エドワード・サイード Out of Place

【映画】佐藤真.2006. 『エドワード・サイード OUT OF PLACE』.SIGLO.

出来立てほやほやのドキュメンタリー映画。

昨日完成記念上映会に行っていました。
素晴らしい作品だと思いました。

上映会の会場だった九段会館は800人ほど入る劇場でした。
14:30会場ということでしたが良い席で見たかったので14:10に着きました。そうしたらもう皆さんどんどん入場してました。しかも一階席の1/3位は関係者席。なので一階席はほとんど埋まっていました。にもかかわらず外には当日券を求める人のビックリな長さの列が。みるみる間に二階席・三階席も埋まっていき、最終的に立ち見もかなり大勢出ていました。凄い・・・やはりサイードの死を悼む人々が世界中に沢山居るのだなと思わされました。

かなり前しかも中央の空席を一つ奇跡的に見つけることができました。
身を沈めて2時間17分に及ぶ作品を堪能しました。
サイードは、日本で言うところの白洲次郎みたいな感じだったのかなーと思いました。
共通点として、①大富豪のボンボン、②中等教育から英語圏で英語が堪能、③本国が英語圏の国と交渉する際に度々助力を請われた・・・などなど。
ただ、やはり「オリエンタリズム」をはじめとした著作を著したことで、
サイードは白洲と一線を画すように思います。

映画には沢山のパレスチナ人やユダヤ人が登場します。
いわゆる知識階層だけでなく、普通の街路の人々もカメラに話します。
その部分が一番面白かったです。
タバコ屋をやってるお爺さんやパレスチナ難民キャンプのお爺さんなど、
特にお爺ちゃん達の大爆笑な「いいキャラ」っぷりがこの映画にパワーを与えていると思いました。

観ながら泣くわ笑うわ大変でした。
私は日本の観客は声を立てない、と思っていたので、タバコ屋のおじいさんが
「何処に住んでると思ってる!?」と叫んだ時に皆が一斉に笑ったのは意外でした。
でもすごく楽しかった。他にも笑いを誘うシーン満載で、話題の深刻さにもかかわらず、重苦しい作品にならないで済んでいました。

その後のサイード夫人や大江健三郎さんのスピーチも素晴らしくて、
「もっと、もっと」って気分でした。
プログラムが終了して外に出たらなんと20:30!
いやはや、6時間も会場に居たことになります。
でも有意義な時間でした。もう一度観たい!!です。(^v^)

5月16日から渋谷のアテネ・フランセでロードショーが始まります。
もしお時間が許すようならおススメ致します。

サイードを全くご存じない方でも楽しめると思いますが、
少しでも予習していくとより楽しめる作品だと思います。
普段本をあまり読まれない方には、サイードの著作では、みすず書房から出版されている
『戦争とプロパガンダ』というオムニバス(?)シリーズがとっつき易いと思います。

【Film】Sato, Makoto. 2006. Edward Said OUT OF PLACE. SIGLO

【DVD】大量偽装兵器 Weapon of Mass Deception


【DVD】シェクター,ダニー.『大量偽装兵器』.シネマリブレ.

2004年のデンバー映画祭とオースチン映画祭の最優秀ドキュメンタリ賞を受賞した作品。

何故、そして如何にイラク戦争の報道が偏向し、事実に背を向けたかというドキュメンタリー。

国内メディアでは放映されることのない映像の数々。

例えば、報道陣が沢山泊まるホテルがFriendly Fireされる(味方の筈の軍から爆撃されること)シーン、血まみれの同僚を助けるべく奔走するジャーナリスト達。何故、米軍は報道陣の定宿を爆破するのか?呆然とするジャーナリスト達の表情。恐ろしい可能性を認めるのに苦しんでいるように見える。

内容はつくづく恐ろしい。我々は、命の危機に晒されるジャーナリストに軍に逆らう報道を行うことを要求できるのだろうか。「何故真実を報道しない」と、安全地帯の居間で彼らを非難するのは容易だけれど、私たちは彼らを守るために何かできているだろうか・・・。

映像の中には、「助けて」と泣き叫びながらしかしハンディカムを手放さない日本人女性ジャーナリストや日本語で「何かしろよ!撮ってないで!」と怒鳴る報道者の姿もある。何故我々はこれを国内のメディアで見なかった??何故海外で細々と販売されるDVDで見ることはできても国内メディアで見ることはできないのか?日本のジャーナリスト達の命が脅かされている。これは大切なこと、私たちが知っておく必要のあることではないだろうか。特にNHK。NHKに税金が使われたり視聴料がかかるのは、我々市民の「知る権利」を保障するためではなかったのか。そして私たちはどうしたら真実を伝える特派員の安全を確保できるのだろうか。

国境なき報道陣(Reporters without borders)」によれば、イラク戦開戦以来の3年間にイラクで命を落としたジャーナリストは88人です。

映画WMDのオフィシャルサイトはこちら

【DVD】Schechter, Danny. 2005. Weapons of Mass Deception. Cinema Libre.


Thursday, April 13, 2006

【DVD】優柔不断な2004年 Indecision 2004


【DVD】コメディー・セントラル.2005.『デイリー・ショウ: 優柔不断な2004年』

三枚セットです。三枚目が一番面白いです。党大会の方はあんまり面白くない。雑誌の記事で読んだ名前の人物を漸く映像で見れました。ああ、こういう人だったのか・・・

【DVD】Comedy Central. 2005. Daily Show: Indecision 2004.

It's a set of three discs. The third one is funniest. The coverage of party conventions is not that much. Eventually became to know how the politicians who appeared in magazine articles a lot look and sound. Ah... so, they look in this way...

Monday, April 10, 2006

【DVD】占領地への道程 Journey to the Occupied Lands


【ドキュメンタリー番組】「占領地への道程」(PBS Frontline)

秀作。

ガザ地区、ヨルダン川西岸地区を3年に渡って訪れる。
ユダヤ居留民とパレスチナ住民の視点を交互に取り上げる。
両側の言い分を淡々と聞いていく中で、和解への道の険しさがひしひしと伝わってくる。

土地所有のコンセプト自体が両者でかなり違うというところが勉強になった。

「世界で一番長い憎しみ」が、どちらかというとユダヤ人の視点で撮られているのに比べると、こちらはどちらかというとパレスチナ人の視点であるように思える。

【Documentary Program】 "Journey to the Occupied Lands" (PBS Frontline)

Great work.

In this film, the director interviews both Jews and Palestinians visiting Gaza and West Bank in three years. Both parties explain their perspectives with very plain English words. (I wish if I could understand Arabic language...) But in such a calm, plain, ordinary daily life, we can see how it is difficult for them to reach agreements and mutual compromises.

It told me how their concepts of "owning land" are different each other.

Comparing to "the Longest Hatred" which projects Jewish perspective more, it seems to me that this program show more Palestinian perspective.

Sunday, April 09, 2006

【DVD】マック毀損 McLibel


【ドキュメンタリー映画】 『マック毀損』 (2005)

最高に好み。ストライクゾーンでした。

メディアや市民団体が「マクドナルドは健康や環境,動物の権利に悪い」といい始めた時,マクドナルドは「謝罪しなければ起訴するぞ」と言いました。世界的なメディアが次々と降伏していく中,1人の植木屋さんと1人の郵便やさんが立ち上がる!!「大企業を批判する権利を守れ!」

しかし,そうそうたる顔ぶれの弁護団を擁するマクドナルドに対し,この二人にはLegal advisorすらいない状態。しかも証明責任は一方的に彼らの側に。負けたら禁固刑!という闘いを前にそれでも降伏しない二人。

1985年から実に15年間、言論の自由と名誉毀損訴訟を公平にするため、闘い続けた素人二人組みの話。 音楽がちょっと安っぽいが,それさえも心地よいヒロイックな物語。これがドキュメンタリーだなんて凄い!

【Documentary Film】 McLibel (2005)

This is right in my strike zone. :) I love this film!

When mass-media and NPOs started criticizing McDonald for providing unhealthy food, bad for environment, poor labor condition, etc. etc..., McDonald responded immediately. "If you don't apologize, you are going to be sued." When even giant media surrendered one after another, two people stood up. One was a gardener. Another was a postman. "Protect our right to criticize big corporations!"

But while McDonald had a very high standard (and expensive) lawyer's team, they didn't have even a legal advisor. And burden of proof is completely on them not McDonald. If they lose, that means that they would spend years in jail! And they still don't surrender.

Since 1985, for 15 years, the two lay people fought for freedom of speech and fairness of libel cases. BGM is a bit cheezy. But so what!? Even cheezy music makes me so tuned into this heroic story. It's a surprise that this is a documentary.