Wednesday, January 31, 2007

そうじゃなくて that's not the point

モナッシュの掲示板の北朝鮮スレが変だぞ,とTに書いたところ,
私のメールの一部がその掲示板にコピペされました。

その掲示板では,「韓国人は太陽政策を支持」みたいな,あまりに単純で極端な外国人特派員による記事ばかりが紹介されていました。それで,韓国は世代によって大きく政治的主張が分かれているようだからそう単純には言えないのではないか,という趣旨のことを書いたのです。三八六世代に関する非常にベーシックな説明の記事も紹介しておいたのですが,その部分が丁度転載されました。(しかしTの注釈には「ハード・コアでマニアなヤツはこちらも読むべし」と書かれていました。・・・・・・そんなにマニアックだとは思えない内容だったのですが・・・)

・・・・・・しかし,私が「この記事は世界日報のものでちょっとコンサバ・アメリカ礼賛の傾向があるメディアだから気をつけてね」と書いたら,Tにより「日本の保守系メディアの翻訳だから気をつけろ」という注釈に変えられていました・・・・・・

いや,そうじゃなくて。

世界日報は統一教会系のメディアです。
統一教会の発祥の地は朝鮮半島です。
それでもって比較的アメリカ礼賛・反共産系のバイアスが目立つメディアだという印象を受けます。

つまり,三八六世代についての記事であるにもかかわらず,丁度その世代と対立するグループを代弁する記事になっている怖れがある,ということが言いたかったのです。朝鮮戦争でアメリカ軍と共に北朝鮮と戦った世代と,主体思想に影響を受けて反米親北的な三八六世代では,政治的意見が大きく異なるのは当然だろう,と。同じように主体思想系の人たちと統一教会系の人たちでは視点が対立することも多いはず。だから,三八六世代に批判的な部分は少し割り引いて読んで欲しい,というのが私の「気をつけてね」だったのです。 (実際の記事の内容は私には割りとバランスが取れているように思えましたけれども)

なのにあれではまるで私が産経新聞か読売新聞の記事を送りつけたみたいじゃないですか・・・・・・
まあ,詳細に説明しなかった私が悪いと言えば悪いのかもしれませんが・・・・・・

うーん・・・・・・このままだとモナッシュキッズは,やっぱ日本の保守系新聞は朝鮮のこと悪し様に言ってるんだぁ,とか思うのでしょうか・・・・・・。しかも意図した注意は伝わっていないことになるし・・・・・・どうしたものか・・・・・・

ことほどさように,基礎知識のない人とニュースの話をするのは簡単ではありません。例えばこの誤解を解くためには私は今度は統一教会とはなんぞやを説明しなければならないわけです。あたし宗教音痴なのにぃぃぃ!!ていうか日本の友達は説明しなくても大体意味するところは解ってくれるのにぃ。

日本の選手が海外でちょっとオフだと思われるのも,理由があることだと思います。逆の立場だったら英語圏の彼らだってよほどオフです。なんでそこんとこがこんなに伝わらないのでしょう・・・・・・

Tには面倒だからお前直接書けよ,と言われたのですが,うーん・・・・・・迷います。どうしよっかなぁああ。

ちなみにもう一つTに書いたのは,「現代グループが開城工業団地や金剛山に投資して儲かってるから韓国人は嬉しい。儲かってる限り韓国人は気にしない」みたいな記事を紹介しているけど,その記事変じゃない??というもの。

だって現代グループは南北首脳会談(2000年)で5億ドル渡すのの仲介してたって刑事事件にもなったでしょう?その時に代表が自殺してるしさ,そもそも現代の創始者は北側出身だしさ,最近じゃ凍結されてるマカオの口座に現代が大量の対北支援資金を持っていたとか騒がれちゃってさ,一般の韓国市民と現代グループの間には大きな開きがあると思うんだけど・・・ていうか「儲かってる限り気にしない」って言い方は韓国人に失礼じゃないか??複雑な背景を全部かっ飛ばしてそんな言い方しちゃいけないんじゃないかと・・・・・・

うーん……私にはどうしても頓珍漢な記事を一生懸命読んでいるように見えるんだよなぁ…モナッシュキッズ……。大丈夫かなぁ……。

Tuesday, January 30, 2007

[Book] インテリジェンス 武器なき戦争 Intelligence, the war without weapon

[本] 手嶋龍一・佐藤優.2006.『インテリジェンス 武器なき戦争』.

最近読んだ本のアップを怠っていて,どこから書くべきかわかりません。
ブルデューの『話すとは』について書こうかな,とも思ったのですが,
ちょっとそこまで体力がないので,一応ここら辺も挙げておこうかな・・・。

読んでへえー,と思ったのはおそらくこの手の本を手に取ったものとしてはかなり邪道な部分。そう,私は佐藤優氏にあまり良いイメージがなかったので彼の著作を読んだことがぜーんぜんなかったのです。ほら,ラスプーチンっていう渾名だけでもちょっとアレだし,SAPIOに記事が載ってるのも目立つし,更には例の大川周明の本書いた人だっていうんでかなり拒否反応があったんですよね・・・。手嶋龍一さんのは結構色々読んだんですけど。

なのでロシアとの関係が最近冷え込んでいる理由が,日本政府のチェチェン問題への対応が遠因だという意見は初耳でした。へええええええええ,と思いました。でも確かに考えてみると色々符号が合うような気も。

チェチェンは国際テロリストのせいで不安定なのだ,とプーチンが言った時,私はそれを通訳学校のブースでBBCやCNNを見せられて知りました。で,明らかにプーチンが9・11の尻馬に乗っているっていう印象を受けました。誰が信じるんだよー,圧政やめろよロシアー,って。キャスターのWar on Terrorismが圧制を正当化することに悪用されているって話に最もだと思いました。

ところが佐藤氏曰く,チェチェンは本当にアルカイダとつながっていて,あの件に関してはロシア側が正しい,と。イスラエルもそう言っているから裏も取れている,と。それを日本は知っていたのにG8で確信犯的に欧米側に回ってチェチェンは人権問題だとロシアを責めたのだと。

・・・・・・そうなの!??

ゴメン,プーチン。
欧米のメディアは偏っていて云々と眉間に皺をいっつも寄せている癖に酷いやつです,私ってば。

いや,だからと言ってジャーナリストだの亡命者だのを殺して良いということにはなりませんが,そうした
事件についても私は主に欧米のメディアを通して理解しているわけなので・・・・・・

やーーー。本当に情報って怖いですね。
情報が偏っていたら精神の自由なんて絵に描いた餅ですもんねーーー。
恐ろしい。知らないうちにどんどん私のオツムは固定観念に支配されている・・・

とりあえず,ロシアについてもう少し時間を見つけて読んでみようと思いました。あと,食わず嫌いならぬ読まず嫌いを改めて,佐藤優氏の本も一応読んでみようと思いました。

頑張るぞ!!

Sunday, January 21, 2007

罪滅ぼし expiation

「ポプラとカエデ」からちょっと現在に戻りますと,
今週末は前線の動きが激しいです。
もう勘弁して欲しい。 give me a break...

より攻勢を強めている世界大会の元女性担当官に腹が立つ一方,
(ふざけんな,ばかやろおお。てめえのはかあなでもほってやがれええ)
罪滅ぼしをしようとしてくれている別の一派。
しかし正直言って今更罪滅ぼしを申し出られても時既に遅し。
しかも提案がイマイチ。
そしてダメだししたら即撤回。
ダメだしメールの自分の冷たさにちょっとゾッとする私。
しかし先方はめげずに代案を考えた,と言うのですが・・・・・・
正直あんまり期待できなさそうな気がしてきました。

私の方はすっかりポスト・トーナメント・デプレッションに逆戻り。
拗ね拗ねな今晩です。
なんであたしがこんなメール書かなあかんの。

ま,いーや。明日は楽しもうっと。

ポプラとカエデ (第四夜: 郷に入らせる)

さて,始まりましたIDC。
しかし……面子のバラつき具合が凄いです。
うーん…大丈夫かな……

通常だとレベル別のクラス分けがなされ,一クラス12人までの少人数制なIDC。今回は老いも若きも入り混じった30人でお届けしております…。うーん…頑張ってくれ,一年生。同時に,ここで彼らのためと言って手を抜くのも彼らのためにならないと思います。本番に比べればこのIDCすら生ぬるい筈。厳しさを早く知る事は大切です。

レクチャーの内容はWTOについて…だったかな?最近経済関係にハマっているTは以前とは随分違った話題を話したがります。私自身は正直経済問題をクッキーカッターにはめて話すと冷たい印象を受けるのであまり好きではありません。まあでも仕方ないか。学んで損になるものじゃ決してないし,これはこれで良いのかもしれない。

昼休み。駅の近くのラーメンが食べたいということで向かいましたが閉店日でした。そこで隣の中華に。面子はT,A君,ヒメ,H君そして私。A君の恋愛傾向についてああじゃこうじゃと言っている内に食べ終わり,ふと目にしたテレビに映るニホンザルの可愛さにキューンと心を鷲掴みされる私。可愛いいいいいい。それを変だと言うT。猿はいつも小難しそうな機嫌悪そうな顔していると言うのですが,……こう言っちゃ何ですがT自身もよく小難しそうな眉間に皺のよった顔をしてると思うんですけど。ヒト(じゃないけど)のこと言えんのかってね。

夕方。今日はTを秘密会合に連れて行く日です。早めにレクチャーをきりあげて新宿経由で四谷へ。新宿で夕飯を大急ぎでとることになりました。Tは私がPの偏食ぶりに手を焼いた経緯を聞いてから日本食にダメ出ししません。食べられないものを「美味しい」と言う必要はないと何度も言っているのですが,日本食にポジティブな姿勢を見せようと頑張りすぎるので心配です。そこでこの日の夕飯は新宿南口のアメリカン・レストランへ行くと決めていました。日本食で良いと言い張るTに「オリセンではあなたの口が慣れてないものしか食べられないんだから今日ぐらいはあなたの普段食べているものにしておこう」と言うとあっさり同意。やっぱバーガー食べたいんじゃん。オーストラリアで出て来るのに多少は似ているバーガーが置いてあるので予定通りの店にしときましょう。店員さんに「急いでいる」と何度も言って注文。凄い早く出てきました。ありがとうおにいさん!!!それでも遅刻しそうなので電話で謝ると,タクシー乗ってでも早く来いと言われてしまいました。そこで駅前からタクシー。しかし運転手のおじさんが迷子に。やれやれ。雨の中走る羽目になりました。

日本語で二試合見る羽目になったTは途中からお疲れモード。懸命に顔に出すまいとしていましたが,アフターに移る前に遂にギブアップ。今回はアフターを失礼してオリセンに帰ることに。ま,たまには良いさ。解らない日本語で時間を過ごす辛さを知れば,解らない英語を必死に聞いているIDCの生徒の気持ちも少しは想像がつくようになろうというものです。なに,鬼?えーえ,そうです。私は鬼のようなホステスですのよ。ほほほ。

帰りのタクシーの中,日本人の話し方マナーの話に。Tが好きだった話し方と日本で一般ウケする話し方が食い違っていることがやはり判明。まあ予想通りです。「私のマナーは英語の時と違った?」と訊いてみると,「masakoのマナーの特徴はユーモアだからなぁ・・・。意味がわからないと違いもわからない」と言われました。しかも「それ以外の声音やジェスチャーは大して変わらなかった」とのこと。なーんだ,つまんないな。私自身はかなり違うと思ってるんですけどね。話の密度が違うのが一番大きいと思いますがそちらは言葉が解らなければわかりようもないので仕方ないですかね。「試合以外の時間は普段よりずっとリラックスしてゆったり楽しんでいるように見えた」と後で付け加えられました。ただそれは言葉のせいじゃなくて,子供たちの面倒を見なきゃ,というプレッシャーから解放されているせい,と解釈されたようでした。まあそりゃあ先輩たちに甘えている時は18歳の子達相手にしている時とは違う顔をしているかもしれませんが……言葉のせいもあると思うんだけどな。

この日は帰ってすぐ双方自室へ直帰しました。夕方のイベントに連れて行くのは効果あったのかな…なかったのかな…わからないけど,言葉の壁を理解する助けにちょっとでもなったのなら良いな,と思いながら眠りに落ちました。

♪ヒートウェイブ『さらば子守の唄よ』

ポプラとカエデ (第三夜: 駿馬)

日曜,朝。寝坊しました。そしてちょっと喉が痛いみたい。…うーん…マズイなぁ。
仕方なく急いでトランクを開けて薬を飲みます。おかげで遅刻です。えーん…ごめんなさいい。

タクチケで乗るのは私には珍しい経験です。なんだか偉い人みたいじゃなーい?(笑)しかし同乗している他の先生方も年の瀬に無理して参加しているので体調は万全ではないようです。うーん・・・頑張って気力で乗り切りましょう・・・

この日見た試合はどれも素晴らしいものでした。高校生でここまでできるなんて本当に素晴らしい。本当に私の高校生時代とは雲泥の差です。だからこそ将来が楽しみです。優勝したチームも本当に素晴らしいチームでした。

課題は…やっぱり技術面だと思います。試合慣れしていないので,技術はまだまだですね。宝石の原石を見てる感じです。磨けば素晴らしいだろうという確信はあるのだけど,ってとこでしょうか。コントラを回避したり,アーギュメントの無駄打ちを控えたり,選手として活躍するためにはまだまだ色々学んでもらいたいところはあります。あとは即興性の高いチームはまだ少ないということ。即興性の高い国際大会で活躍してもらうためにはまだまだ必要な訓練は多そうです。でもちゃんと時間と手間さえかけてくれればかなりの確率で国際的にも戦える選手になると思いました。ていうか大学の学部生の大半より今日の決勝のチームの方が強いです。危機感を覚えるくらいです。良いことだと思います。頑張れ若人!!

閉会式では,岐阜県知事のお話が心を打ちました。外務省にいらした頃の経験談に涙さえ出ました。具体的にはAPECでの交渉の話と中東の油田国家との交渉の話などがありました。国際大会での悔しかった評議会,涙が出るほど嬉しかった議案通過など,沢山の思い出がフラッシュバックしてしまいました。言論弱者としての日本(個人でも集団でも国家でも)の悔しさというのは一代や二代で積まれたものじゃないなということを改めて思いました。その悔しさをどうやってプラスに働かせていくか,不利な縮小していくか……いつかもう一度知事にお話を伺いたいと心から思いました。機会があると良いのですが。

閉会式の後,少し他の先生方とお話をして,さて帰るぞ,と。今日の夕方Tが成田に降り立ちます。出迎えも,オリセンのチェックインもA君・S君・ヒメに頼んでありますが,まあ早く帰った方が良いでしょう。新幹線もY先生とご一緒できるとわかって一安心でした。大きなトランクを引きずってトロい私に辛抱強くつきあっていただいたY先生に感謝です。渋谷でオリセンまで乗るバスまで教えていただきました。道中言論への夢を持ち続けているY先生の言葉を聞いて心が癒されました。こういう方がいるから頑張ろうって思えます。

オリセンに着いてA君とヒメに連絡を取ると,D棟の下まで迎えに来てくれました。優しいなぁ。それで部屋に無事チェックイン。出迎え班のS君に連絡を取ると,Tと無事会えたとのことで安心しました。さて,部屋で独りになってせめてTが来るまでの1時間眠りたいと思った私。しかし疲労がかえって眠りを妨げそうな感じ。しかたない,アルコールを注入するか,と思って階下の売店へ向かおうと思ったら…財布がない!!!だあああああ,何処だ???と一通り探してみるがなく…バス停までの行程を全部探すがなく,仕方なくバス会社に電話し,オリセンの管理局で紛失届けを出し,警察に電話し,銀行に電話し…大騒ぎでした。

そうしている内にT到着。しかし私の方は財布が気がかりで気もそぞろ。まあとにかく夕飯食べに行こう,ということになりました。駅前の韓国料理にA君,ヒメ,Tに私の4人で出向き,何だか不思議な組み合わせで料理を頼みました。ビールでひとまず乾杯。色々話しながら,私の心に「バンクーバーに行きたくない」という叫びが再び持ち上がります。そう,嫌な予感はこの時…というかそれよりずっと前からありました。正直今回Tが来ると言ってくれた真意を私は掴みかねていました。いつもと違う感触がありました。

食べ終わると,丁度KDSの打ち上げを終えた面子がこちらに向かうとのこと。その後飲むためのビールだのチュウハイだのを買ってから駅で彼らを待つことになりました。着いてみると何だか予定と違った面子もいた上,結構皆酔っている…。酔った女の子の集団を車に乗せてデレデレしとるのは予想を外さずS君です。

結局S君を除く酔っ払い集団全員でオリセンへ。何処で飲み直すか一瞬迷いました。TはD棟でプライベートに飲みたかったようでした。おそらく疲れていたのだと思います。私はB棟で他の若い子も含めて飲みたいと思いました。IDCで大切なのは,若い子にコーチと仲良くなってもらうことです。いつか私がいなくなっても,「こいつの為に来よう」と思わせる人が育ってくれなければいけません。その為には若い人にチャンスがあればあるほど良い。

というわけでB棟へ。成人男性10名を収容するものとしては最低限の広さ。うーん・・・ごめんよ。

さて,この飲み会は奇妙でした。まず飲んでるのがTと私しかいない(笑)そういうのを普通は飲みとは言わない。人数はどのくらいだったかな,10人ですか。A君,ヒメ,Eちゃんと私が以前からTを知ってる面子。残りのHちゃん,Yちゃん,Tちゃん,Jちゃん,T君あたりは初対面。微妙な空気を打ち破るべく,うちの「ワイルド」な一年生の一人YちゃんがTに「自己紹介をしろ」と迫っていてかなりウケました。日頃ディベート界では自己紹介する必要がなくなって長いTは何を言って良いのか微妙な反応でした。そこでYちゃん普段の問題発言ぶりを全開にして私をかなり慌てさせました。しかし英語力の問題もあるのであまりキツク言っても意味ないしな…

なんでそういう話になったのか覚えていませんが,国際大会の環境は日本チームにとって良くなってきている,というTの発言に私が異議を唱え,突如超真面目&暗い方向に話が転換。歴史は進歩するという立場のTに社会は時に後退もするという立場の私がクラッシュ。更には草の根的な努力が必要だと言うTに対して15年も草の根的に頑張ってきた我々に今必要なのは構造的な変化だという私がクラッシュ。言い合うも平行線に。最後には私が涙まで流してTにそろそろ帰ろうと言われてしまいました。D棟への帰り道で,若い奴には夢を見させてやるべきだ,と私に諭すT。私はそれは嘘だと思いました。幻想を抱かせるのは不誠実だ。2週間後に彼らが舐める苦汁を知っていて隠しておくなんて私は間違ってると思う。それだけ言うならお前が彼らの夢を絶対守れよ,というのが私の言い分でした。この二人の違いは世界大会本番で大きな溝となって現れることになります。

星の綺麗な夜でした。苦い苦い予感を胸に,少し散歩がしたいと思った私。けれど歩き回る元気もなくベッドに倒れこみました。IDC6最初の晩でした。

♪Black Eyed Peas 『where is love』

Thursday, January 18, 2007

ポプラとカエデ (第二夜: 朝陽の中で微笑んで)

名古屋に着きました。本当は岐阜行きのバスが良かったのですがなかったので名古屋行きに乗ったのです。バスから出ると澄んだ朝の空気と陽の光が迎えます。ああコンタクトが乾いて目が痛い。カラカラとトランクをひっぱり岐阜行きの電車をみつけます。各停の岐阜行き。どんだけかかるのか知れませんけれど時間はたっぷりあります。11時に来るよう言われたのにまだ朝の6時なんですから。時間かかってくれた方がかえって良いな,なんて思いながら売店で新聞を買い車内へ。懐かしいボックス型のシートに落ち着き,パックのコーヒー牛乳とパンの朝食を取りつつ新聞を開きます。海外欄を開いてもピンと来る記事がなく,漫然と読んでいる内にぼんやりしてしまいました。

岐阜駅到着。なんだか随分大きくて新しい駅ビルです。新聞がイマイチだったのでニューズウィークを購入。着いたら左に出ろと言われたことだけは覚えているものの,左のエスカレータを降りると更に広い場所に出て,しかも両側に出口があります。うーん・・・どっちだろう・・・。なんとなく勘で出口を選びウロウロすると,目当てのバス停発見。やたら混んでいるバスに申し訳なく思いながらトランクと共に乗り込みました。なんとなく聞いたことのあるバス停名におそらくここだろうと勘で下車。しかし……畑の真ん中です。……どこに行けば良いのかしら……仕方ないので近くの人に聞いてみます。大変丁寧に教えていただいて更に民家と畑しか見えない場所を歩きます。トランクをひきずるゴロゴロという音が珍しいのかそこら中の家の犬たちが吠えています。全く朝っぱらから皆様にご迷惑です。ごめんなさい,すぐ失礼しますので……

会場校についてみても部屋がどこかわからない。仕方なくベンチに座ってパソコン起動。部屋番号を確認して移動。あーーーー疲れたなぁ…と思いつつ何とかゴロゴロトランクを引きます。すっぴん・徹夜明けの疲れ顔・タートルネックにジーンズという若い女が巨大なトランクを引きずって入ってくるのをスーツ姿の大会スタッフさん達が不思議そうに見ています。実は来賓とわかりビックリ。ホントすみません,と謝りつつおもむろに廊下でトランクをあける私。化粧室で着替え・メイクして漸く来賓らしい格好に。その後は審査員の控え室で待たせていただきました。スタッフの方がS「先生」と私を呼んで下さるのがこそばゆいやら申し訳ないやらでした。「先生はあなたのほうでしょ」みたいな……

論文の続きを書いたりニューズウィークの記事をチェックしたりしている内にブリーフィングが始まりました。ブリーフィングを担当してらっしゃるのはいつもお世話になっているJDA会長のY先生。事前にちょっと伺っていた通り,なかなか工夫が凝らされた面白いフォーマットです。半分ほどは英語ネイティブのジャッジさんで,ブリーフィングも何もかも英語で進行しています。廊下には高校生達がどんどん集結しています。凄い凄い。

で,ハタと気がつきました。あれ,開会式でやる私のスピーチって日本語?それとも英語?(初歩的,かつ致命的)仕方ないのでお伺いを立てにいくと「どっちかって言うと英語?英語でいってみよう」みたいなお返事を頂き,急遽英語に直すことに。休み時間に大急ぎで訳し,昼食はササッと済まし,残り時間をスピ練して過ごしました。

会場に入る前,係りの方が来賓用の紅白の花を下さいました。なんだか私のような若輩者には過ぎた扱いです。うーん…スピーチ失敗しませんように(汗)会場に入るとなんだかそうそうたる来賓席のご面々。えーーーーー。私あの中入るの?ちょっと場違いすぎるんじゃないの,など心臓に悪い想いをしつつ何とか着席。開会式が始まります。

華々しいビデオが上映されて開会式が始まると,高校生たちは若々しい反応。いやあ,良いですね,この雰囲気。可愛いなぁ。元気だなぁ。…なんて思っていたら私の番が来ました。ぎょへーと口から心臓でそうな気分で演台へ。 ちなみに紹介される時「世界大会の役員」と紹介され「うう・・・世界大会違いだなぁ。私のは大学生のなんだけどなぁ」とちょっと思いましたが,まあそんな細かい事はどうでも良いのでしょう。しかし高校生たちは「うおーー。すげーーー」と感心してくれているようです。あう,プレッシャーが・・・

以下,私のスピーチです。
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First of all, thank you very much for inviting me to your first ever national tournament in English for high school students. And I would like to congratulate every person and institution, Venesse Corporation on the top, who made it possible to select the first Japanese national delegates for the World Schools Debating Championships at this tournament.

I have been attending World Universities Debating Championships for nine years and met many talented debaters from other countries who have rich experiences of attending World Schools Debating Championships. And I felt it was such a shame that Japan has never ever participated in the tournament. It is truly exciting to know that Japan is joining the circle now.

As Joshua told you, international debating championships, especially the world championships will be a very special experience for you. You will see a crowd of delegates from thirty to forty countries whom perhaps you have seen only on TV screens. You will discuss with them, compete with them, eat with them and share free time with them.

And that has at least three meanings, I suppose.

First, you will become insanely curious about the world. If you hear that there is a flood in Bangladesh and Dhaka is under water, you would wonder whether your friends from Bangladesh are doing alright or not. Actually when we heard of the coup in Thailand, dozens of Japanese debaters anxiously waited for e-mails from our Thai friends. Once you get friends all over the world, everything becomes your own affair. Debating cultivates curiosity. Debating is about fighting our own ignorance. And in that sense, I am sure that the world championships will be the best place for you to improve your debating skills.

Secondly, as much as you become curious about your friends’ background, they will become curious about your background, Japan. For example, last month, one of my Australian friend sent me a SMS to tell me that Japanese horse won an international horse race in Melbourne. He told me that at 6:30 in the morning and that was a bit uncool part of this story. But the point is, somebody who had no reason to have that level of interest in Japan becomes to enjoy learning about Japan because of the friendship with you. In this sense, you will be diplomats for Japan.

Thirdly, you will become able to represent yourself at international arena. When you attend international tournaments, you will see that there are many misunderstandings going on. For example, last summer, we found that our Malaysian friends seriously believe that Japanese Constitution says Prime Minister must visit Yasukuni shrine. When you face this kind of misunderstanding, you will feel that you have to solve them. That is how you learn how to represent you and deepen mutual understandings in international settings.

These three merits from international debate tournaments are especially significant when young people like you participate in them. This is a very cheesy expression but you are the future, indeed.

So, I truly hope that you will enjoy this tournament and select the best team among you to represent you at World Schools Debating Championships. Best of luck to you. And have fun!
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すごく静かに聴いていただいたので嬉しかったです。途中引率の先生方で頷いてくださる方もいて励まされました。予定より少し長くなってしまったのでドキドキしましたが,概ね好反応で漸く安心しました。その後も「グッド・スピーチ」と声をかけて下さる方が数人いらしてホッとしました。でも私としては,国際大会の負の部分を隠してスピーチしたような気がしてちょっと罪悪感も残りました。ああ,どうか高校生は差別や偏見に傷つきませんように・・・。スクールズのほうは大学のものよりも温かいと聞くので,それに望みを託します。

その後予選試合を審査しました。高校生の皆さんのディベートを見てちょっと自分の高校生の頃を思い出しましたが,比較になりません。いやー,皆結構上手!!高校生が頑張っている姿に感激していつにも増して丁寧にゆっくりオーラルアジュディケーション…したつもりがコメントが長すぎたようです。うう・・・ごめんなさい。

夕方は立食形式の懇親会でした。どの高校生も皆礼儀正しいしとっても感じ良いです。素敵だなぁ。皆はどんな大人になるのかなぁ。SFCのチームにも会いました。可愛かったぁ。引率の先生もとっても感じの良い方でした。せっかく同じキャンパスにいるので何かコラボレーションがはかれると良いのですが。

夜は先生方と飲みに連れて行っていただきました。入ったことないタイプのお店に入りました。ジントニックをお願いしたらジョッキで出てきて驚きました。お喋りしているうちについカパカパ飲んでしまい,三杯目のジントニックでママさんに「よく飲むわね」と言われてしまいました(汗)ごめんなさい。つい。

その後食べたラーメンが美味しかったです。ああなんでお酒のあとのラーメンって美味しいのかしら。危険です。

流石に夜行に乗って来てそのまま一日フル活動した挙句お酒を入れて二次会ラーメン,と続くとくたびれました。おとなしくシャワーを浴びてすぐ眠りました。

♪Black Eyed Peas『Union』と荒井由実『朝陽のなかで微笑んで』

ポプラとカエデ (第一夜:旅立ち)

12月15日金曜日。金曜はチーム・ミーティングの日。通常15時スタートのところをヒメに頼んで早めてもらいました。色々話しましたが,イランの臓器移植管理の方法が面白いという話はもう少しジェネリックな論題のケースとしてもかなり良質なのじゃないかとか,ケベック独立はおそらくでないだろうという話に落ち着きました。他にもホテルのチェックインのことなど細々としたことも確認しました。

ミーティングを早めに終えて私は部屋で大急ぎのパッキング。今晩は夜行バスで岐阜へ参ります。翌日から高校生の全国大会があるのですね。その後すぐオリンピックセンターに缶詰になるので,世界大会に持っていく荷物そのままでこの日から22日間放浪生活です。夜行バスのチケットが買えていないのでかなりハラハラしながら大きなトランクを引きずって新宿へ向かいました。

新宿を23時ごろ出る夜行バスのチケットが買えました。乗る直前空腹感を覚え彷徨って,何ヶ月ぶりかのマクドナルドに入りました。乗車直前に数件電話を済ませ,いよいよ乗車。二階建てのバスで私は一階の乗車口の前です。夜行バスってこんなんもあるんだぁ(今まで乗ったことのあるものと随分違った),とちょっとドギマギしつつ車内へ。テイクアウトしてきたマクドナルドのセットを食べようかと思ったのですが,疲労感が強くてあまり食べれませんでした。その間にも周りのお客さんは皆どんどん環境を自分でカスタマイズしていて驚きました。皆さんやたらと慣れていらっしゃる…そして圧倒的に男性が多いですね。うーむ…女性専用バスがハヤる理由がちょっとわかりました。この環境で眠るのちょっと嫌かも。

とかいいつつそもそもあまり眠れず。音楽を聴きながら色々と考え事にふけりました。パーキングエリアで休憩に泊まった際,特に用事も無く外にでました。冷たい夜の空気を吸って空を仰いで歩くと,不思議な孤独感と敗北感と,そして達成感が胸に混じりました。

♪The 411 『Chance』

Tuesday, January 16, 2007

シリーズ名決定 here we go! you'll hear what happened

プレゼンテーションが一個終わりましたー!!!!!!!
わーいわーいわーい!!!!!
やっと眠れるぅ。
作業の合間に気分転換でネットしちゃう不健全な生活よさらば!!
今日からは普通に病気しないように頑張ります。(涙)

しかもちょっと嬉しいことに,
書いてはいけないのかと思っていた部分を書いてよいと指示いただきました。
やったーーーー!!そこが書きたかったのよ!
四方山話もネタも満載なのよ!!

その一環も兼ねて,バンクーバ旅行記書きます。
今回のシリーズ名も既に決めました。
(豪亜大会のときは「羊の道」でした)

今回は,『ポプラとカエデ』と致します。

カエデはカナダだから,というのもありますが,
花言葉(花じゃなくないか?)が
「遠慮、自制、謹慎、隠退、保存」。

ポプラの花言葉は「勇気」。
加えてギリシャ語で「ざわめき」を意味します。

『勇気と自制』たあ,今回の大会で味わった
忌々しさにぴったりじゃありませんか?
隠退大会になった人も沢山いましたしね。
Tに遠慮しなければならないシーンも数多くありましたし。
何より評議会では例年通りかそれ以上の勇気を搾り取られました。
そしてTを勇気がない,意気地なしだと面と向かって罵りました。(ごめんね,T)

そして何よりポプラは中島みゆきの歌
『空と君のあいだに』から。

「君の心がわかる」とTに言われ続けた私ですが,
結局彼の正体はわからないまま,という歌通りの馬鹿な女全開ですので。
丁度良いでしょ。自虐的だけど。

しかもこの歌,ドラマ『家なき子』の主題歌だったんですって?
(私は件のドラマを見たことがありません。キメ台詞は知っていますが)

「同情するなら○○をくれ!!」

の○○に入れたいものには事欠きませんしね。
(例: 論題,準々決勝,まともなジャッジ,票,タブ,航空券代,礼儀・・・などなど)

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「空と君のあいだに」

君が涙にときには 僕はポプラの枝になる
孤独な人につけこむようなことは言えなくて

君を泣かせたあいつの正体を僕は知ってた
ひきとめた僕を君は振りはらった遠い夜

ここにいるよ 愛はまだ 
ここにいるよ いつまでも

空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 
君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる 
空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 
君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる

君の心がわかる、 とたやすく誓える男になぜ女はついてゆくのだろう 
そして泣くのだろう君がすさんだ瞳で強がるのがとても痛い
憎むことでいつまでもあいつに縛られないで

ここにいるよ 愛はまだ 
ここにいるよ うつむかないで

空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る
君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる
空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 
君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる
空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る
君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる
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前線活動 at a forward edge

いまだにTからも主催者からも航空券代が送られてこず。
しめて弐十三万円余也。
12月5日の段階で額が固定されていたにも関わらず,
今になっても支払いがされないのです。
つまり未払いなまま飛行機に乗った挙句返金してくれないのです。
出発前に振り込んでくれるのかと思ったらされず,
現地で返金と言われて行ってみればやはりされず,
2・3日中に送金すると言われて渋々帰れば帰国後10日以上経つのにまだされないのです。

なめてんのかこのやろう,と思っていたら,
請求書を送ってくれと今更ぬかしやがりました。
請求書の額は主催者が払う予定の弐十三万より大幅に大きいのに,
それを貰って何に使う気なのよ。怪しいわよ。

しかも主催者がもたもたしている間こちらは待てないので,
昨日月曜日にTが立て替え送金してくると言っていたのに,
今になって木曜日が給料日だから週末まで待てとか言ってやがる。

……寝とぼけてんじゃねえ。
(ああ...私の口の悪さが日々進行しているのは
ひとえにあの外道主催者のせいでございます。涙)

それでもとにかく英語版の請求書を生協で作成してもらい,
「領収書を送ってくれ」というTからのメールの90分後には送信いたしました。
まったく生協様には足を向けて眠れません。

ちなみにこの90分の殆どは,基本情報の取得に費やされました。
「送ってくれって言うけどどこに送れば良いの?」
「僕とカナダ」
「何で送れば良いの?ファックス?郵便?」
「ファックスで良い」
「で,その番号は?」
「これ。」
・・・といったアホなやりとりに延々かかったのです。
送ってくれって言うなら基本情報くらいそっちからまとめて送ってこんか!

しかも「職場のファックスだから送付状をキチンとつけてくれ」と七面倒なことをぬかすので,
ご丁寧に英語版の送付状テンプレートをマイクロソフトのサイトでダウンロードして,
一筆ご挨拶したためて添えましたよ。送って即座に「今送った。確認されたし」と,
メールまで送りましたわよ。

その後Tからの返信全くなし。
届いたのかどうかの確認すらこじ。

死ね,本当に。
(冗談です。落ち着け,私。きっともう帰宅してオフィスにいないのよ。
・・・・・・つまり他人に仕事させといて本人はさっさとお帰りあそばしたと?怒)

ま,いいです。

韓国からはアジア大会の宣伝のため来日したいというメールが着ました。
中国からは全国大会に来れそうかという問い合わせのメールが着ました。
バングラディッシュは今後の日本の支援宜しく云々と言っております。
香港の方はメーリス等の紹介よろしく,とあります。
タイからは「masakoが次国際大会参加するのはいつの見込み?」という
不気味な問い合わせがありました。(何のために知りたいんだろう)
タイの場合世界大会の売り込みも良いけどここらで誠意を見せてもらいたいものです。
世界大会の評議会で言ってたあのすっとこどっこいな対応はなんだ。

・・・・・・ああ,なんだか色々と面倒臭い・・・・・・。

英語を外語としている参加者への気づかいお願いします,とか,
審査委員長団には論題選考において多地域を網羅するようお願いします,とか,
こまごまこまごまとどういうことなのか説明しないといけません。
テンプレートでも作ってコピペしてやりたい。
そして説明したら分かってくれるとは限らないし,
解ってくれたらその通りにしてくれるわけでもない。

テロリストの心境がちょっとわかるそんな今日です。
イラチな私は「さっさとしねーか」と暴れだしたくなります・・・

後方支援も面倒なら前線活動も面倒です。
「日本がより良い待遇を求めるなら,
それは日本人自身によって戦い獲られなければならない」
なんぞと偉そうにぬかしていたTは,
これが人生初の海外送金なのだそうです。
(今まで大学が全てやってくれていたらしい)

・・・・・・甘やかされ続けてきたあんたに
「戦い獲らなければ」とか言われてもな。

Monday, January 15, 2007

後方支援 feed him arguments

なんか漸く納得いきました。
つまりは私の指導不行き届きだったようです。
もっと寝る間も惜しんで教え込んでおくべきでした。

(ちなみに昨日の読んで「は?喧嘩の原因は酒を飲んだ飲まなかったなの?」と思った方,あの,一応背景がございまして。「主催者がスポンサーに贈呈する品を探してるから,日本から贈り物に相応しい日本酒を何か二本持ってきてくれ。」とTに頼まれまして。樽に入ったのと陶器の人形に入ったのと合計3リットルも重い思いして成田から持ってったんですよ。はるばるバンクーバまで。それを主催者もTもいつまでも取りに来ないわ,礼の一つも言われないわ(完全無視ですよ),代金払わないわ。それでしかも大会自体であまりに理不尽な扱いでしょう?「なんであたしがここまでされて這い蹲ってご機嫌とらなきゃいけないのよ。こちとら主催者に親切してやるいわれは金輪際ない」と腹を立てた私が,その贈呈されるはずの日本酒の内の一本を下水に流してしまったわけです。(酒造りの皆様ゴメンナサイ!!)で,困ったのがT。いざ必要になったら「もう飲んじまってない」と私に言われたわけです。それでこの後件の大喧嘩に突入したわけですが。ケッ。知るかっつーの。というのが今でも私の意見でございます。結局私は残ってた一本をあげたのに,主催者は礼を言うどころか代金すら払ってないんですからね。なんだ,それは。本当になんなんだっつーの。)

英語を外語とする選手かどうかインタビューするパネルを,
彼ら自身の審査員たちから選ぼうよ,と言えば,
「評議会次第だね。
あ,ちなみに君はブリーフィングだから評議会出れないから」と言われて引き下がり,
(明らかにノーって意味だろそれは)

論題はちゃんとプロジェクターに出そうよ,と言えば,
「機材的に一箇所でしかできない」と言われて引き下がり,
(んなわけないだろ,じゃあどうしてタブは全部でできんのよ??)

北朝鮮の論題を出そうよ,と言えば,
「良いケースがない」と言われて引き下がり,
(マカオの金融制裁解除が今旬だろ??テロと対話ディベートの典型じゃん)

論題の地域分配に気を配ろうよ,と言えば,
「世界大会は何が一番話題かなコンテストじゃないからね」と言われて引き下がり,
(話題にもならないようなヘボな論題出して良い言い訳にはなんねーよ)

英語が外語の審査員は頭が悪いわけじゃないんだよ,と言えば,
「フィードバック優先だから」と言われて引き下がり,
(フィードバックする奴が偏見に満ちてたら一銭の価値もないでしょうが)

準々決勝ちゃんとやろうよ,と言えば,
「規約に関わることだから評議会でしか決められない」と言われて引き下がり,
(規約には何処にも英語を外語とするチームについて書いてねーよ)

・・・・・・引き下がりすぎなのよ!!!!
仮にもファイナリスト,たとえ三対一でも意地見せんかい!!
(こちとら予選通過すらしてないのにチャンピオン三人と根性だけで渡り合ってんだぞ)

・・・・・・と最初は思いましたが,
あれだけ頭の良い彼がこんな明白な嘘にあっさり騙されるのは,
(そう,面白いくらい良いように次から次へと洗脳されよってからに)
やっぱり頭以外に経験が必要だということなのかもしれないな,
と思うようになりました。

私たちはこんな明確な嘘をつかれたら,
それこそガッツ・レスポンスが「んなわけあるか,こら」と湧き上がる。
だからなんでおかしいのかちょっと考えればすぐ反論が思いつく。
()内のような罵倒が私の頭には即座に点滅するわけです。
体に染み付いた恨み辛み怨念が味方してくれるというか。

彼にはそれができないんですね。多分。
結局のところ,頭で理解しようとするのでは遅くて,
その場その場で反論を探してる。それじゃ全然間に合わない。
体験って即座に議論をつくれる能力につながってるんですね。
常日頃そのことに頭を使ってる人間には,その場限り頭を捻ってもかなわない。
常々言葉の壁に苦しんでいる私たちよりはどうしても考えが未熟なわけです。
頭も口も立つけどことこの問題に関してはヒヨッコなのよね。

これ,そういえばLに近いことを言われました。
全然違うコンテクストで,その時は貧困国からの参加者を助けたい,
って私がお願い(ロビー活動)して回ってた時なんですけど。
「masako, you want to help because you care.
Because you are a part of the cause.」と。
他のそうではない人は頭も心もそれに追いつかないのさ,と。
私は先進国出身だから別にpart of causeじゃないんじゃないかと思いましたけど。
先進国の私が貧困国の為に闘えるなら,
Tが英語を外語とする国の為に闘うこともできる筈じゃないかと思うけど。
でも結局のところ,彼は「a part of cause」ではなかったのかしら?
(しかしLってば良いこと言うなぁ。
こういう台詞がサラッと出てくるからこの人嫌いになれないのよね……)

「信頼と期待はあまりに似ている」(中島みゆき/夢だったんだね)
ってホントなんですね。
あまりに信頼したから,期待も大きくなってしまった。
それが間違いでした。
良い奴さ。そりゃ良い奴さ。だからといって能力があるとは限らないさ。
彼は彼の土俵で議論すれば最強だけど,
私たちの土俵に昇れば私たちの幕下以下なんだ。

そうとなれば解決策は・・・・・・スパルタ教育!!!
心でわからないなら頭に叩き込んでやろう,ホトトギス!!
受験生は英単語を発音できなくても解答欄に書けるのよ!!!
受験勉強してもらおうじゃないの。

傾向と対策を徹底的に洗って,問答集を作成し,
ああ言われればこう答える,を脳髄に染み付かせてやります。
覚悟しとけよ,小僧。
引退だ?眠いことほざいてんじゃねーよ。

Sunday, January 14, 2007

嘘つき a liar

---------------------
切ない嘘をついては
言い訳を呑み込んで
果たせぬあの頃の夢は
もう消えた

誰のせいでもない
自分が 小さすぎるから
それが 悔しくて
言葉にできない
(オフコース/言葉にできない より)
---------------------

嘘。

気持ちが落ち着いたなんて嘘。
弱虫だなんて嘘。
何にもしてくれないなんて嘘。
大切にしてくれないなんて嘘。
分かってくれる人が要らないなんて嘘。
友情が要らないなんて……嘘……かなぁ。

「決してお前に嘘はつかない」と言ってくれたT様ですが,
私の方は嘘だらけ。

巡り会わせが悪かったとでもいうのでしょうか。
まるで「いとしのエリー」ね(って私が男役かい。笑)
友情も同じか。

空港で「この間ね,お前に嘘は絶対つかないよ,って言ってくれたけど,
私はあなたに嘘つくよ。」と言った瞬間の緊迫した空気。
吐き気がしたのは冷めた天ぷらの油のせいだけじゃなかった筈。

仕方ないじゃないですか。
私は嘘つきですよ。
もう何年も言ってるでしょうに。

「『飲んじゃったわ』って言ったお酒ね,
本当は飲んでなかったよ。
洗面台に流したの。
真昼間の素面の時にね」

と種明かしをしたら夜のような重い沈黙が降りました。

仕方ないじゃないですか。
私は嘘つきですよ。
もう何年も言ってるでしょうに。

「なんで飲んだなんて嘘ついたの」と訊かれても答がありませんでした。
「さあ,なんでかなぁ」と言う私を悲しそうな瞳がジッと見ておりました。

『届かないものならば 見つめかえさないのに』・・・ってね(笑)

「こうして4時間かけて説明できないものを
電話の上で5秒で説明できたはずがないわ」

というのが結局口にした答えでした。

本当は簡単なこと。

Tが逃げたことに腹を立てたんだ。
露骨な人種差別をしながら,
慇懃無礼に面と向かって嘘づく主催者の
慰み物にされる私を見捨てたTに腹を立てたんだ。
負けるとわかって闘う私たちから
目を逸らして逃げたあいつに腹を立てたんだ。
一矢報いたい標的は主催者だった筈だけど,
Tに対する腹立ちが全然無かったかと言われれば,
それはわからないな。

そう言ってしまえば満足かしら。
本当のことを言えば上手くいくかしら。
大体こんなこと,英語で精確に言えるかしら,私。
充分抉るような言葉を探せるかしら。

嘘をつかないと言ったTの言葉に嘘はないかしら。
まだ逃げたことを認めない彼の言葉を私が信じられなければ,
嘘じゃないと百万回言われたとして何か意味があるかしら。

そうです。
私は嘘つきです。
隠しやしません。
だって本当のことですから。

まさかの友 a friend in need

ちょっと気分が落ち着きました。

第二ラウンドで話が煮詰まった時にTから出た私にとっての決定打は,
「結局のところディベートは西欧のものなのだから仕方がない」というもの。

......なんだそりゃ。

なら世界大会なんか開くな。
なら西欧大会とでも呼びやがれ。

じゃ,あれか。
非西欧国からの参加者たちは西欧諸国の参加者が
「俺たちってすげー」って優越感に酔うためだけに集められてるわけか。
私はそんなコミュニティの一員でいるなんてまっぴらごめんだ。

結局Tには4年間もかけてゆっくり説明してきたつもりだったのに,
なーーんにも伝わってなかったんだなぁ・・・と思いました。
(その前に6年かけて無駄だった人たちもいましたけど・・・)

メディアの偏向とそれによる論題の偏向の問題,
英語を母語としない選手への差別,
努力に見合わない冷遇と当らない光・・・

それがどのように構造的変化を待ち望んでいるか,
もし「非西欧国だから仕方ない」の一言で済まされるんなら
なぜあんなにも時間をかけて説明してきたんだろう・・・

たとえ仮にディベートが西欧的なものだったとして,
発言する権利は皆に与えられるべきだ,とか
差別と偏見を助長するような構造は変えたほうが良い,とか
そういった原則を否定する要素になるのだろうか。

私にはTの言ったことが信じられない。
まさか彼があんな風に言うなんて・・・と思った・・・

けれど・・・冷静に考えたら驚くことではないのかも。

まさかの友は真の友。
もしそう言うなら,世界中見渡しても友達なんていないんだ。
被差別者は被差別者同士で固まって戦っていくしかないんだ。
・・・そうなんだ・・・。

なんて醜い世界だろう。

あの夜,
「俺たちの友情が危機を迎える程辛かったなら何故電話の一本も寄越さなかった?
俺たちの友情が危機を迎えるほどの決定的な瞬間になんで俺にそれを言わないんだ。
俺にとってお前がどうでも良い存在だと思うならそれは間違いだ。
そりゃ確かに忙しかったさ。
けどお前との友情がかかってるんだと知ってたら夜中でも這ってでも来たさ。
俺が日本に行くのは何でだと思う。
日本人のためだって?
お前との個人的な友情がなかったら行きやしないさ。
俺が自分の評判をお前との友情より優先すると思うならお前は俺を知らないんだ。
日本の皆と君との友情は俺にとっては比較にならない。
お前との友情はそれだけ俺には重いんだ。なんでわからないんだ」
とまで叫んでいたT。
涙まで流してくれたT。

でもその友情は一緒に遊んで笑って飲むための友情だったんだ。
あの子達を大切にしてくれないなら友情なんて要らない。
あんなに理不尽な想いをさせられている子達を見て,
それでも奮起できないような弱虫の友人なんて要らない。

良いさ。
独りで闘いましょう。
これまでそうしてきたように。

バイバイ,儚かった夢。
わかってくれる人なんてもう要らない。

Friday, January 12, 2007

闘争なき進歩はない without struggle, there's no progress

"If there is no struggle there is no progress. Those who profess to favor freedom and yet depreciate agitation…want crops without plowing up the ground, they want rain without thunder and lightening. They want the ocean without the awful roar of its many waters…. Power concedes nothing without a demand. It never did and it never will."
(Frederick Douglass, 1857)

・・・わかっているつもりです。
わかっているつもりですが・・・

泣きたい日だって闘いたくない日だってあります。

この2週間で4キロ体重が減りました。
今朝は3回吐きました。

助けて欲しいと言う事は過ぎた要求でしょうか。
独りで戦わなければ意味がない,と言われて悲しくなるのは間違っているでしょうか。

Tとの第2戦は,私にとっては第1戦よりも辛いものになりました。
苦楽を共にしてきた仲間で読んでくれている人もいると思うので,
気持ちが落ち着き次第内容をアップします。

でも今は進歩しなくて良いから逃げてしまいたい。
闘えるようになる日まで,静かにジッとしていたい臆病者です。

アレクサンドラさんの言葉を繰り返し繰り返し聞いても,
今日は悲しみが深まるばかりです。
http://www.mag.keio.ac.jp/~masako/dbt/records/i/idea/Alexandra.WMV

Tが「メルボルン着いたよー。手紙ありがとう。すごく嬉しかったよ」ってメッセージをくれても,心は沈むばかりです。(でも堕ちなくてホント良かった)

明日は立ち直れますように。

Wednesday, January 10, 2007

消息2

その後,私が友人と夕飯に出ている間に色々話が進みました。
どうやら北京国航賓館にたどり着けた模様。
しかしながらやはりそこでも英語は通じない模様。
でもって明日のバスの時間が正確に伝わったのか不明な模様。

・・・・・・頑張れとしか言いようがない感じ。
でも「七十チャンネルもあるのに英語の番組が一つしかない!」と報告してくれているあたりが平和な感じ。この様子なら大丈夫でしょう・・・。

Izumi嬢,おそらく危なくはなさそうです。
一緒に心配してくれてありがとーーー。(^v^)o

消息 

Tの消息を心配している方のためのアップデートです。
たった今SMSが入りました。

中国国際航空の担当者をターンテーブル付近で発見することはできたものの,英語が全く通じず,一体どのホテルに自分が向かっているものか全然解らんとのことです。・・・・・・えーんえーんえーん・・・

ホテルに着いたら連絡する・・・とあるのですが,それじゃ遅いだろ,T!!
違うホテルに連れて行かれてから「違った」って教えてくれても何にもできないでしょ!!
えーんえーんえーん・・・

ああ・・・どうか北京国航賓館ですように・・・

ダイエット企画なの? Was it a diet program for me?

丁度今頃Tの飛行機が北京空港に降り立つはずです。
頼むから堕ちないで下さい。
堕ちたらオーストラリア政府と世界のディベート界が逸材を失うことに。
真面目に困ります。
とにかく無事に着陸して欲しいものです。

嗚呼今日中に出さないといけない資料が作り終わりません。
えーん・・・どうしよう・・・
でも集中力が限界です。

加えて,3月の大会ではLが非英語圏におけるディベートについて講演することになっていると判明。
なんだそりゃ。Lはそういうの全然詳しくないでショーーー!!
本人英語で生活しているくせにESLトロフィー貰ったというその話題はダメダメな人でショーーー!!!
やれやれ。
もっとマシな人選できなかったのでしょうか。

まあとりあえずあと3時間の内にエマージェンシーコールが来なければ,
IDC6はとりあえず問題なしに終了ということになりそうです。
(明日の朝乗れるかという問題も少しはあるけど・・・)
長かったような短かったような。
手のかかるコーチがいなかった(Tはとってもお行儀良い方)ので,
そういう意味では私の胃への負担は小さいイベントでした。
その割りに痩せましたけど。IDCは私のダイエット企画か,って感じです(笑)
ま,いいさ。とにかく無事にホテルまで着いて欲しいです。

Tuesday, January 09, 2007

知性と言語 Intellect & Language

あと12時間でTは機上の人である。
(ちなみにTというのはこれまでの日記,特に「羊の道」シリーズで既出の「ソネレック氏」と同一人物です)

彼が北京での乗り換えで独り一晩過ごすことに一抹の不安を覚えた日本人選手団。彼らによって入念な注意事項のリストが作成され,Tに送られた。既に印刷して携行したとの返事が来ている。加えて,今日旅行社に彼のホテルが予約した通りのところになるよう確認を依頼してきた(のでizumi嬢よ,安心召されよ)。もうこればかりは大丈夫だろうと信じるしかない。今回のフライトをアレンジした人間としては身も細る気分であるが,今となってはどうしようもない。

この友人はその後成田で乗換えとなるので,今後のための打ち合わせと大切な物の受け渡しを兼ねて私も成田まで出向くことになっている。ついでに言えば,あまりに尻切れトンボな喧嘩をしたため不完全燃焼なのである。二日後の午後には成田で再戦を果たす予定である。

中でも私がもう一度話したいと思っているのは,representする権利についてである。

彼は例の口論の中で,「俺は白人だから君らの代弁者に向かない」と言った。
これが私の心には重くのしかかっている。

そんな馬鹿な話があるだろうか。

白人は有色人種の権利を訴えることができない?
(アパルトヘイトを非難したメディアは何人のものだった?
キング牧師の支持者には白人はいなかったか?)

英語圏の人間は非英語圏の人間が対等に扱われるべきだと主張できない?
(「消えゆく言語たち」の著者は何語であの本を書いた?
マクブライド委員会の委員長は何人だった?)

そんな馬鹿なことある筈ないと,私たちに教えてくれたのは他ならぬTではなかったか。

この愛すべきアラビアのロレンスから教わったことを,
今度はそっくりそのまま私が彼に教えてあげなければならない。

そんなことを逃げる口実に使わないでくれ,と。

もう一つは,知性と言語の関係についてである。
これに関しては,私の蔵書の中から3冊,プレゼントするつもりでいる。
実は研究に必要な本なので,新しく買って進呈しようと思ったのだが,
間に合わなかったので手垢のついた古いものを彼に渡し,私が新しいのを使うことになる。
それでも,読んで貰いたい3冊を選んだ。

その内の一冊,エドワード・W・サイードの『知識人とは何か』から引用したい。

---------------------------------------------
どのような知識人個人も,言語のなかにうまれおちるし,生涯のほとんどをその言語のなかですごす。生まれおちた言語が知的活動のための主要な媒体となる。(中略)知識人が民族言語を使うのを余儀なくされるのは,なにも,それが便利で慣れ親しんだものだからという理由だけではなく,知識人たる彼もしくは彼女は,その民族言語に,まさに自分ならではの独特な声音や,特別な語調や,さらには展望そのものを刻印しようと望むからである。
---------------------------------------------

サイードという人は,英語とアラビア語の両方が堪能だったと言われるが,昨年のシンポジウムでは彼のアラビア語が実は強いエジプト訛りのもので驚かされたというような話もあった。彼はきっと,自分の知識人としてのプライドがアラビア語で話す度に傷つくのを感じただろう。しかし彼にはアラビア語で発信しない,英語だけで活動する,というような贅沢は許されなかった。彼がアラビア語圏の人間に深い共感と同情と責任を感じていたからだ。

知識人としても複数言語話者としてもサイードの足元にも及ばない私ではあるが,英語で発言する時の痛みを通して,彼のアラビア語での知的活動が困難であったことを想像する。もしも私がべらんめえ調の日本語しか話せなかったならば,日本語で学会発表や講演をすることの精神的ハードルは凄まじいものになるだろう。私は英語で話す時丁度そういう気持ちに苛まれる。忌々しいがそういうものだ。

だからこそ,最後の部分,『まさに自分ならではの独特な声音や,特別な語調や,さらには展望そのものを刻印しようと望むからである』には強烈な共感を持たざるをえない。英語で話す私は壊れたコピー機のようで,粗悪な複製をばら撒くだけだと思うからだ。英語で話す私は知的な生産をしていないように思える。その前に体裁を整えるのに必死なのだ。

Tはそうではないと言う。Tは,『お前が俺を説得したんじゃないか。お前の言葉で俺は大きく世界観を変えたじゃないか』と言う。

そうなのだろうか。英語でする私の言論は,人を動かす力を持ちうるのだろうか。
そしてTのような人を動かせさえすれば,私は満足するべきなのだろうか。

私はそうは思わない。

言論は時に闘いではないか。
T自身,そう言ったではないか。
「masako, これは戦争なんだぞ。
ESL/EFLの話をする時は礼儀正しさなどかなぐり捨てろ。
俺に対してだって噛み付くように話せよ。」と。

私がTの意見を変えられたのは,Tに聞く準備があったからだ。
聞く耳を持たない相手と火花の散る競り合いをする時,私は無力だと思う。
評議会(カウンセル)で何年も口に砂を入れられた後味は,理屈でなくそう教えてくれる。
言葉の真剣勝負をする時(カウンセルではワールドチャンピオン3人と3対1で戦わなければならないときもある),あれほど自分の言語で話せたら,と噛み締めるのは,私は英語において本当の知識人ではないからだと思う。

それでも今年は,私の吠えるような発言に幾度も拍手をしてくれる人たちがいた。
小さな国々はいつも味方してくれた。
代表する権利を持たない声なき人たちの少しでも慰めになったなら,
サイードの言う知識人としての本分を果たしていると胸を張って良いのだろうか。

私はそうも思わない。

時には勝たなければならない言葉の闘いがある。
弱い事が許されない時もある。
小さい国や弱い国が黙らされるのを見るのはもう沢山だ。

私はいつかこの戦いに勝ちたい。

そのために私がどうすべきか,Tには友人として助言する義務がある。
成田でTと闘うことで,私はその答を探したい。

Sunday, January 07, 2007

できないと言ったらできない I can't when I say I can't

世界大会から帰りました。
今年も…というか今年は特に,色々ありました。

ホント色々ありすぎて何がなにやらです。
帰国の飛行機2日2晩,ほぼ泣き続けました。
ようやく涙は出なくなったけど,心の整理がついたわけでもなくて…
どこから書こうかな…

最終日の夜は,もはや親友と言って差し支えないかもしれないコーチTと
怒鳴り合いの喧嘩までしました(怒鳴ってたのは殆どむこうだけど。笑。珍しいっしょ?)。
お互いの言葉が今思い出しても切ないです。
自分が弾丸のような言葉を発した瞬間の相手のハッと息を飲む音に,
お互い震えるほどショックを受けました。
お互いに相手を傷つける心の準備ができていなかったと嫌という程思い知らされました。

私との喧嘩の後でコーチが涙まで流していたと聞かされ,
やるせなくなった私は,彼に謝るために夜中に延々と独り歩いてパーティ会場へ行きました。
途中何度も道に迷って,人気のない夜の道を長い時間さまよいました。
(こういう自虐行動に出るところが本当に私の悪癖だと思います。気をつけないとね)

着いた時は夜中の1時くらいでした。
心の整理がつかなくて,謝る踏ん切りもつかないままうろついていた私に,
Lが「よ,EFLベスト・スピーカ様。おめでと」と声をかけてきました。
思わず複雑な気持ちを顔に出してしまった私に「Tと派手にやりあったってな」と。
どうして知ってるんだろうと思ったら「Tが落ち込んでたぞ」と言われて更に落ち込む私。
余談ですがLとTと私はほぼ同期同年齢。この三人の絆はちょっと奇妙なものです。
Lが「とにかくすぐ会っておっきくハグしてやれ。それで大丈夫だから。奴がお前のこと大切に思っていてお前も同じなら,それが伝わりさえすれば大丈夫だから」と私に言い聞かせ,
私の手を引いてTを探してくれました。LがTの後輩に「Tは何処だ」と訊いている間,
私がその後ろで虚ろな顔をしてただ手を引かれていると,肩を叩く人が。
目の前に静かな笑みさえ浮かべてジッとこちらを見つめて立っていたのは,他でもないTでした。
次の瞬間にはふたり,ガバッと抱き合っていて,お互いの悲しみを共有しました。
どちらから腕を開いたのかも覚えていないほど一瞬のことでした。
そのままギューッと加わるTの腕の力に,ああ本当にすまないと思ってくれてるんだな,と実感しました。後ろでLの「ほらな」という声が聞こえました。(うふふ。ホントにね。ああ,L,ありがとう。)
「ごめんな,ごめんな」と繰り返すTに,私も謝罪を繰り返しました。

その後,何を話したかな。
Lも含めて三人でテキーラ・ショットをして,Tが盛大にむせて(笑)
そうそう,Tが,「masakoの結婚式にはたとえ一週間前に知らされても駆けつける。
たとえ選挙前でも,結婚相手がどんなうすのろマヌケでも祝うために飛行機に乗る」と誓って(笑)
(その前に「masakoがいつになったら結婚する気になるか,一生ならないかという問題があるが」と言いやがりましたが。思わず「ほっとけよ!」と拗ねる私の頭をLが笑って撫でていました。ホント,一言多いんだよな,Tは。笑)

正直,今回の大会ではショックなことがいっぱいあって。
Tのことも信用して良いのかわからなくなったのも確か。
Lのことは今まで何回も疑ってきたし,それは今も変わらない。
けれど,きっと私はあの夜の三人のテキーラ・ショットを長く忘れないと思う。
いい友人に恵まれたと思います。

さて,今回Tと私がお互いに発してしまった弾丸ワードは以下。
コンテクスト抜きでここだけ取り出しても意味不明かもしれませんが。

私がTに言ってしまったのは,
「結局あなたはESLの庇護者というレッテルを貼られるのが怖かったのよ」というもの。
これは言った瞬間にTが息を飲む音がして,目つきもガラッと変わって,
ゆっくりと「俺がESL庇護者のレッテルを恐れたって?」と繰り返された時に実感しました。
ああ,傷つけるつもりで言ったけど,こんなに傷つける準備はなかったって。
でも,この言葉に傷ついてくれたから許せたんだとも思います。
本当に嫌な奴だったらこの言葉では傷つくはずもないもの。

Tが私に言ってしまったのは,
私の「私は英語で自分を表現することができない」という言葉に対して,
吐き出すように言った「ラビッシュ!」というもの。
この瞬間私の全身がザワッとなるのを感じました。
「誰に何と言われてもTだけは解ってくれてると思ってたのに結局Tも他の皆と同じだったのね」
と,本当にショックだった。(「masakoはもう言葉の壁なんてないだろ」と言われることがどんなに知識人としての私を傷つけることか,ということを繰り返しTには話してきたつもりだったので)
突然声を荒げて「できないわよ。何度言ったら解るの。できないと言ったらできないのよ」と
叫ぶ私を見て「しまった」という表情を見せるTを見てもこの時のショックばかりは取り消せませんでした。ホント,英語がマシになったらなったで腹が立つのは同じね(笑)

英語で話している時の私はいつも心と言葉の乖離に苛立っているのですが,それがこんなに親しい人間にも見えないなんて皮肉なことですね。ていうかブログが結局日本語なの見て気がつけよ!!ってね(笑)

本当は謝る踏ん切りもついていなかったし,今でも胸にもやもやとした不満はある私。
でも,あの夜私がナイト・クラブに着く直前の夜中の1時にTが私に送っていたSMS
(その時は大音量で音楽をかけたイヤホンをつけて夜道を彷徨っていたので気がつきませんでしたが)
を見ると,許さなかったら後悔するに違いないとも思う私。

そのSMSには,ただ一言「ごめん」とだけありました。

ま,他にも色々ありましたが時間がないのでまた今度書きます。
というかどうしてTとここまで大喧嘩をする羽目になったのかという経緯の方が
ずっと大切だよねー……やれやれ。

今度はできるだけ時系列で書きます。羊の道のときみたくね。
今回あった色々は忘れちゃいけない気がするから。

Friday, December 29, 2006

コブクロの桜 Kobukuro's Sakura

を昨夜から聴いています。

昨日(27日)から色々ありました。

いち。
レジストレーションでYCUとYNUの区別がついていないのを
まるで両大学が悪いかのように言われ続け腹を立てました。
証拠が幾らでも残っているのにどうして面と向かって堂々とウソをつけるのか。

に。
漸くYCUのミスではなく主催者のミスであると認めさせ,謝罪してもらい,
予定通り全員の参加を確保してもらいました。
が,しかし,その後YCUがシェラトンではない別のホテルに収容されたことが判明。
怒りの持って行き場がありません。
なぜYCUの子達がそんな目に合わされなければならないのか。

その後YCUの子達が,私が彼らのために交渉したお礼に,と
虎屋の菓子折りをくれました。
有難く貰ったけど,切なかった。
だって菓子折りの大きな箱は重たくて,
年末で出国前の忙しい時に彼らがそれを買いに行ったのかと,
こんな重いものを飛行機で持ってきたのかと思うと言葉がみつからなくて。
だって彼らは悪くないのに。
一体何故にただ普通に参加するために「付け届け」が必要だろうか。
ここまでして参加してホテルが違うということを彼ら自身はどう思っているのだろうか。
切なくて思わずお風呂場で泣いてしまった。

さん。
夜のパーティのチケットをロビーで配っていて,
会場が二箇所に分かれていることが判明。
二箇所のどちらかを選び,翌日はその逆の会場に行くというシステムだそうで。
つまりSocialなのに皆に会えない(というか半分にしかあえない)ということ。
しかも翌日の晩も同じ人たちと会えないということになるではないですか。
なんだそりゃ。

どういうSocialだ,と思いつつ,ご飯から帰ってきたときに
減りが早かった方に行こう,という話になりました。
で,ご飯から帰ってきてカウンターに行ったら,片方のチケットしか残っていないとのこと,
仕方ないのでそちらを貰って会場へ向かうことに。
しかし,あとになって実はもう片方の会場の分も残っていて,
他の人にはそちらも渡していたことが判明。
なんだそりゃ。

つまり沢山の人が行く大きい方のパーティと小さい人気のないパーティとがあり,
主催者側が大きいパーティに参加できる人とそうでない人を選んでいたわけです。
そして日本人は小さいほうに隔離されていたのです。

からくりが分かり,チケットを無視して大きい方のパーティ会場に行き,
一般客と同じように並んで入ることに。
目の前をチケットを持ったほかの参加者がさっさと過ぎていく中,
静かに寒空の下待ちました。

そこに審査委員長団が通りかかり,同じように過ぎていきました。
その中にいた我々のコーチが私たちに挨拶をするのを一瞬躊躇うのを見てしまいました。
審査委員長団の中での彼の境遇を想うとそれも責められないように思いました。
ちなみにもう一つの小さい方の会場はアジア人特にバングラディッシュ人が目立ちました。
千人参加する大会でたった40人ほどとのことでした。

まるで現代版アパルトヘイトな状況に私はすっかりグランピイに。
グランピイ…というか…凹みました。
なぜ人は人を愛せないのでしょうね。
なぜ誰かを差別したいと思うのだろうか。

ここまでが27日,第1日目のできごとです。
(その後某コーチが事情を知って凄く気にしてくれました。
ビール奢るよとか,明日の分のチケット自分のあげるよとか色々行ってくれたけど,
全部断りました。だって悲しいのは自分の境遇だけじゃない。
自分さえパーティにいければ解決するのならEquity Officerなんてやってない。
私は一年生が寒空の下待たされるのを見たことが悲しい。
彼らに「でもこっちのチケットはもうないってカウンターのお姉さん何回も行ってましたよね?」と
言われることの方がずっと心を刺します。
コーチは自分のところの大学のルームパーティにも誘ってくれたし,
その好意は受けることにしたけど,だから何だというのだろう。
人種差別という現実の前にどんな意味があると言うのだろう。)

28日はこれよりももっともっと暗くなりました。

今の私にはコブクロの桜を聴いているのが精一杯。
肩を抱いて安心させてくれる人もないこの国で明日から予選が始まります。
(ちょっと嘘。某コーチはハグしたり頬にキスしたりして慰めようとしてくれた。
でもその時はまだパーティ会場にいて,私は無理につくった顔で騒がしく談笑していたから,
いくら慰めようとしてくれても応じるわけにいかなかった。強がったままの私でした。
だって反吐が出るようなレイシストたちの前で落ち込むなんて意地が許さなかったから。)

寒い夜空の下の街路にはホームレスと物乞いが溢れていて,
話しかけられるのを無視するたびに心が傷みます。
昼間も空は暗く淀んでいて,まるで人の心まで灰色に染まっているようです。

頑張れ,ニッポン。
本当は日本に限らなくて。
頑張れ,みんな。
頑張れそして悲しみと共にあれ。

Tuesday, December 26, 2006

めりいくりすまあす

カナダに着きました。
こちらはまだクリスマスの夜です。
時差のせいで日本が今いつなのかすら危うい私ですが,
とりあえず携帯の充電,ビデオカメラのバッテリパックの充電・・・と,
既にお決まりになった作業に入りました。いつものことながら面倒です。

今回撮ったビデオを使うことは多分ないんだろうなぁ・・・
とは思うのですが,流石に世界大会の好機を逃すのは惜しいので持参しました。
今回は自費で旅行用の三脚を購入したため少し荷物が減りました。やれやれ。

出国直前はコーチはいるは,財布を落とすは,
キャッシュカードを止めた直後に財布がみつかるは,
みつかっても出国前に平日がなくてキャッシュカードの復活手続きができないは,
おかげで引き出しもできないは・・・もう死ぬかと思いましたが,
色々し損なった事はあるものの何とか到着し・・・ました。飛行機では大爆酔でした。
(いやあ,中国国際空港の中国色の濃さにビックリしました。しゅごい。)
あとはカナダ側から航空券代の一部を受け取って,
会計整理をして,残り(わずかでしょうが)を形ばかりのお礼としてコーチに渡します。

私たちと一日違いで到着していたコーチとは,本日無事再会し,
ビールを一杯奢ってもらいました。しかし心は傷みません。
我々にはそれ以上のお礼の準備があるからです(笑)

まだ本人には内緒だけど,大量のチューハイ缶を日本勢がひとりひとり少しずつ
持ってきてあるので,最初の着席型パーティで伝説の「チューハイピラミッド」をします☆
(2年前,ディナーの席でコーチを取り囲み,大勢でチューハイの缶を一つずつ
積み上げて巨大なピラミッドをテーブルに作り感謝を表したことが,
大会全体の注目を集め伝説となりました。コーチと日本勢の結束を強めただけでなく,
日本にコーチしに行くと厚い感謝を受ける,というパフォーマンスとして効果抜群でした)

今回はなんと15大学から32チーム,31名審査員,1名見学者で,
総勢96人が日本選手団としてこの世界大会に参加です。

96人ですよ!!!

凄いですよねo(^v^)o
大会が千人程度の規模なので,およそ10%を日本人が占める計算です。
いやはや時代は変わりました。

明日は毎年恒例の日本勢練習会をします。
頑張るぞー!!!!
日本の皆様,めりいくりすますでございます。

Tuesday, December 12, 2006

今こそ味方して Stand by me now

世界大会も近づき,らしくもなくミュージカホリックな生活に突入しました。
大会中用の音楽を今回も用意します。コンディションを整えるためのものです。

パートナーのKちゃんは暇さえあれば聴くという輪をかけたミュージカホリックぶりで,
休み時間や待ち時間は寸暇を惜しんで聞きたがるようです。
私の場合は行き帰りのバスの中や就寝時のベッドで必要になります。
音楽があった方が寝入りが良いので特に夜は必須です。

そういうわけで個人的に思い入れのある曲を集中的にプレーヤーに落としていきます。

選曲の基準ですが……
普段は少しでも英語をマシにしようとドラマとかを流しっぱにして寝ている私ですが,
国際大会中は二種類の気持ちが交叉します。
一つは,少しでもリズム感を英語に合わせておかないと不安だという気持ち。
もう一つは,日本らしいものへの強烈な恋しさ。

そういうわけなので,両方の欲求を満たすべく,
海外で聴くと強烈に心を掴むタイプの邦楽(必要以上に泥臭いヤツ)と,
流行全開のレンタルできる中で一番新しい洋楽,を持って行きます。

前者だと古いところは中島みゆき,松任谷由実,サザン,チャゲアス, ヒートウェーブあたり。
新しいところだとコブクロとか平原綾香とか鬼塚ちひろとか。BoAとかMisiaとかも入っている。
後者は,Black Eyed Peas, Maroon 5, Kanye West, Green Dayの他,
女性ヴォーカルものを色々取り混ぜて入れました。AiMEEとかAlicia Keysとか。

どちらにも入らないものとして,
Chi Ro, Ace of Base, Bon Jovi, Queen, U2, Eric Clapton, Madonna, Celine Dion, Britney Spears, Kevin Little などなど・・・・・・があります。Stand By Meも入ってますヨ。

何でも良い!!とにかく味方して!!!!!
999曲というプレーヤーに入れられるマックスまで入れて持っていくつもりです。
どれかは気分に合うはず。頼みます,ホント。

Kちゃんとは,とにかくメンタル・コンディションに気を配って行くことにしていて,
そのために出発前にしておきたいことが何点か決めてありました。

一つは先週末の大会で優勝することでした。
これは何とか達成。
優勝して行くのと負けて行くのでは精神的に全然違うからどうしても勝ちたかった。
試合内容的には褒められないものも幾つかありましたが,
とりあえず目標は達成できてホッとしました。
これで自分たちにできる事はやって出発したという割り切った気持ちでいられます。

もう一つは自分たちの準備がトレンドから大きく外れていないという確信を得てから向かうこと。
こちらは週末からのコーチとの最終調整でチェックできることになっています。
前回Australsの時,コーチとの練習が凄くプラスだったので,同じ効果を期待しています。
安心感が全然違うので。

あとは,読んだ情報の共有のためのミーティング。
これは毎週かなり時間を割いて,読んだ内容について話し合ってきました。
OGになった時の不安感を少しでも払拭するべく,ケースも多少準備しました。
これも先週末の大会で一つはヤマが当ってスムーズに議論する助けになりました。

そして,それぞれが安心できる音楽を持参すること。
これは現在大急ぎで突貫工事中。
1200曲あまりから999曲を選ばなければなりません。
頑張るぞ,と。

そういうわけで,できることは精一杯やっている筈……
だからあとは幸運に恵まれますように……

先週末の大会の感想を少し書くと…

R1: 商業捕鯨解禁
できればGovが良かったがOppに。
心にもない議論を本心からかのように出すのが大変でした。
OGがあまりに過激なセッティングにしたために救われました。

R2: ジャンクフードのCM制限
子供用番組中とかに限定されていて不思議な論題でした。
最近はケンタッキーの油の方が話題なんじゃないかなぁ・・・と思いつつ,
珍妙な議論をいかにも尤もらしいかのように出しました。
他のチームは発想が海外のものとズレていると感じました。
うーん…海外のドキュメンタリーとかもっと見たほうが良いと思います。

R3: フセインを死刑ではなく終身刑に
キター!!!こういうの大好きです。しかも肯定側!よっしゃー!
本心からの議論をガシガシ出せて幸せでした。
OGだったのですがセッティングが楽な論題でもありました。
ただ,COになってから反駁が入ったので,
POIで反論するのには限界があってストレスが溜まりました。

R4: カソリックのゲイ・プリースト許可
COでした。マイノリティ・ライツのディベートで反対を引いてしまったら,
勝つ方法は一つしかない,というコーチの台詞を思い出しながら,
教わったとおりに忠実に議論を準備しました。
サブの議論で作った,「カソリックの僧侶はsexuality自体を放棄しなければならない。彼らは結婚しないし,女性との性交も持たない。sexually activeでないことが僧侶になる条件だ。だから彼らは確かにhomo-sexualではないけれどもhetro-sexualでもない。ゲイの場合,homo-sexualだと公言しているという事はsexually activeだということ。だからダメなのであって,別にゲイだからダメなのではない。hetro-sexualだってダメなのだから」という話は結構気に入りました。クリスチャン相手に通用するのかどうかコーチに聞いてみようと思います。
しかし対戦相手には「僧侶の息子が可哀想」という謎の議論を出され色々と残念。MOのスピーチで,「カソリックの僧侶は結婚しませんし子供も持ちません」というアホらしさの塊のような反駁をしなければならなくなった上,GWに「カソリックの僧侶が結婚しないという科学的証拠を出せ」と言われてパートナー共々キレてしまいました。そんなもんに科学的証拠も何もあるかっつーーーの!!

SF: 国際養子縁組に反対
OGでした。こりゃやっぱマドンナの件だろう,ということで,
マラウィの2年在住要件の存続をプロポーズしました。
法廷で争われているのはそこですので。
しかしこのセッティングは不評だったようです。
なんでじゃい。納得いかんわ。
周りの皆が読んでなさ過ぎなんじゃい,と可愛くない選手の典型でした。

GF: 中絶費用の国家負担
OOでした。
正直この論題は中国にでもセッティングしない限り肯定側に不利だったと思います。
うちは否定側を引いてラッキーでした。
後ろのCOがライバルチームだったので,これでもかという程キャッチーワードを
自分たちのスピーチに寄木細工のように組み込んで,COのExtention妨害をしました。
ごめんね,CO……。こんな古典系の論題で広く満遍なくOOに舐められたら,
よほど独創的なものを見つけなければならないわけで,正直不当だったと思います(汗)
Sanctity of LifeもGender EquityもRole of StateもLife Ethicsも・・・全て言葉だけは
自分のスピーチで使うというあざといことをした私がStructureで不評だったようなので
それで勘弁してください。

Monday, December 04, 2006

タイトなジーンズーにねーじーこーむぅー Too Tight

最近スケジュールがきつすぎて何が何だかって感じですが,
折角ネット上にいるんだ。書いて置こうっと。

金曜日になって来日予定の講師が職場でクリスマスも働け宣言を出されるなど,
一時はどうなることかと思った年末の練習企画。
講師が根性で上司を説得し,来日許可ゲット。
偉いぞ,ソネレック氏。
っていうかもう2週間前ですよ。
ハラハラさせすぎですよ。本当に。

しかし,一旦上司のOKが出れば最早クリスマス休暇とり放題らしく,
17日にも来日するつもり,とのこと。
・・・ああ・・・そうですか・・・と半ば意識を手放しつつSMSを返したが・・・
「フライトが取れればね」というソネレック氏の一言。
・・・ええ・・・ホントにね・・・

今日,フライトスケジュールをくれることになっているソネレック氏。
第1希望は17日成田着で24日成田発と送ったらしい。
ここで小さな問題発生。
待て待て,それじゃ23日の晩の宿が必要でしょうが!

というわけで大慌てで23日の宿を探してみる。

・・・・・・ない・・・。
(ビミョーなところはあるけど)

そりゃそうか・・・
23日は土曜日かつ祝日。
24日のイヴが日曜日。
22日の金曜の夜から連続で異様にホテルが混んでいる週末だ。
ああ・・・どうしよう・・・

一泊だけ,しかもフライト前なのでゆっくりシャワー浴びてすっきりしたいはず。
あまり清潔感がないというのはどうか・・・
一泊くらいまともなところ取ってあげたいなぁ。今回遊ぶ暇ゼロだし。

と,悩んだ末,ちょっと良さそうなところを発見。

東京のホテルがあまりに空いていないので,
いっそのこと成田はどうかと思ったのです。
凄い凄い。流石に空いてます。

しかも,ちょっと良い感じの旅館も発見。
夕飯の写真がメチャメチャおいしそうだ・・・
値段も結構リーズナブル。

うーん・・・これ,取ってあげようかなぁ・・・
本人普通の空港ホテルの方が良いかしら?
けど唯一のジャパネスクイベントとして,
旅館の「部屋で食事」+「畳に敷布団で寝る」を体験させてあげたい気もする。

しかし,旅館の食事はきっとどんなに交渉しても19:30とかには着かないとだろう。
そうすると・・・,練習会場は17:30には撤退しなければならない・・・。
うーん・・・。夜の教室とった意味全然ないなぁ・・・。
皆もめいっぱい練習したいだろうしなぁ・・・

悩むところです。

ていうか早くフライトスケジュール寄越せ,こんちくしょーーーー。

Tuesday, November 21, 2006

正直と不誠実の間 In between honesty and ambidexterity

私の欠点であり長所であるところは正直さだと思ってきたのですが、
最近それはとんだ勘違いであるような気がします。

私って嘘つきかもー!!

今日は、NHKに対する強制報道問題と、日本のスポーツ選手の海外流出についてディベートしました。二つ目の方でスピーチしました。肯定側の第三スピーカでした。結果は4対3で負けと僅差だったし、私のスピーチのレトリックを気に入って下さった方もいらした(あれ、もしかして慰めてくれただけ?)ようなのですが、痛恨のミスを幾つかしたので凹み気味です。

ひとつは、スポーツ選手の力は環境の賜物なので個人の選択の権利だけを優先すべきではない、という話に持っていく筈が後半を言い損なってしまったこと。何のためのイントロだったのか不明なことに・・・。短期・長期の比較と、社会・個人の比較、という二重のマクロ・コンパリをしようとかなりテクニカルなスピーチを狙って失敗した格好。うーん・・・残念。

もうひとつは、コンパリ重視の総括スピーチは自分より前のスピーチと重複しなくて良い反面、進出議論に聞こえないように使う言葉には最新の注意が必要だということ。今日は、第一スピーチの二つ目の議論を伸ばしたつもりだったのに、言葉尻はかなり新しい印象を持たれてしまった危険があったようです。チームの一貫性にマイナス。全体的に浮いた印象を持たれたのかも。もっと第一スピーチで使われた言葉遣いを入れ込むべきでした。これは失敗するとチームメイトの方たちに対して失礼千万なことになりがちなので、次回は絶対気をつけたいと思います。

まあ技術的な失敗なので、そういうのを気にする会ではない、という説もありますが・・・世界大会前なので、むしろ技術面の失敗の方が凹む私です。もっと基本に忠実なスピーチをしよーっと。変にアクロバティックなスピーチを狙うのしばらくよそーっと。

まあそういう反省は置いておいて。表題の件ですが。

日本の選手が海外に移籍するべきでないという主張は、正直自分の意見に反しているように思います。でもスピーチしている時は半ば本当にその主張を信じている状態。これ、競技ディベートの中ではその方が良いわけなんですが、最近日常でそういう状態になることが増えている気がします。そういう自分になんだか少し違和感を感じます。なんで実生活でロールプレイングしてるんだろう・・・みたいな。普段の友人たちとの会話でも、最近自分がカメレオン体質なような気がして困ります。 これ、ある女友達と先日飲んだ時に思ったのですけど・・・。

嘘じゃないけど本音でもないことをサラーッと言える様になってしまっている気がする!!

でも大人って皆そんなもんなのかも・・・
友達の方だって明らかに「嘘じゃないけど本音でもない」言葉で
場をうまくつなごうとしてる時結構あるし。
Since when???

うーん・・・よくわかんないな。
もはやそれが正直なのか不誠実なのかも分からなくなってしまう。

・・・けどコミュニケーション・フェチ的にはそういうのやっぱり苦手です。
熱くないのよね。燃えないのよね。
なんというか、頭を使っていない怠惰なコミュニケーションだと思うのです。
続けると馬鹿になりそう(今更心配しても手遅れ?ひどい・・・)
自分の考えをひとつの意見の形に収斂させるためには膨大な情報処理が必要なわけで、
その白黒つけるためのエネルギーは凄いと思います。
最近それを惜しんでいる気がする。怠け者だ・・・。

で、熱くさせるコミュニケーションをして唸らせる人、というのが少数ですがいるわけです。たまたま私と問題意識が似てるとか、たまたま本音になれる波長が合うとか、偶然の要素も大きいようです。でも何はともあれそういう人とのやりとりは本当値千金。この怠け者モードを脱却するためのスイッチが押されるのが良く分かるんです。ああこの瞬間のために残りの人生息してるんだな、って思います。

うーん・・・そういう電気がビビビッと通るようなコミュニケーションに飢えてるかも。最近。
誰か何か抽象的なことについて意見を戦わさせてくれないかしら・・・(笑)
他力本願なこと言ってないで自分でよく考えるべきなんでしょうけど。

まあ、そういう日常のことはおいておいて、ディベートの会は頭使えるから好き。
なんだか技術に走ってしまった今日のスピーチ。(おそらく他の人にはそうは全く見えず、どちらかというと大味なスピーチに見えたかと・・・)まるでサービス・エースを狙いすぎてラインオーバーしたみたい・・・。次回はあんなに大技狙わずに身の丈にあったスピーチをして話題自体を楽しもうっと。

Sunday, November 19, 2006

何故女はろくでなしに惚れるのか Reasons why women fall in love with jerks

いやまったくなんででしょうね・・・ホント・・・

昨晩は友人の結婚の前祝に集まり、
未来の旦那様を初めて紹介していただきました。
その方はしごく全うな方で、さりげなく会話に溶け込む素敵な方でした。
二人で日本酒をさしつさされつする姿も、
嬉しそうな友人の表情も、ご馳走さま、って感じでした。
よかった。(*^v^*)
本番の結婚式が今から楽しみです。

それは良いのです。それは。
そっちじゃなくて。もうちょっと一般論としてですね・・・

なんで女はろくでなしに惚れるのか。
安い言い方をすれば、何故だめんずウォーカーになってしまう女性がいるのか。

DVとか極端なケースじゃなくてですね(首都圏の既婚女性の1/3は夫に暴力を振るわれたことがある、という記事を最近読んで目を疑いましたが・・・そんなアホな・・・ねえ?)、女性のライフプランにどれだけ理解があるか、とかまで広げるとトラブルも様々じゃないですか。けど自分の人生設計と合わないんだけど好きな人、っていうのが当てはまるケース、女性は特に多いんじゃないですかね・・・。

・・・ホントなんでですかねぇ。

なんでこんなことを考えたのかというと、友人と飲んでいて、
「異性としては魅力的なのだが、よくよく考えると相当酷いやつ」というのに
惚れてしまったらどうするか、みたいな話になったからなわけです。
(男女逆のケースにも当てはまる話なのですがそこは女友達との飲みだとですね。うふ)

結構話すも結論出ず。
もうそういう時は「時のすぎゆくままに」気づく日が来ると信じる・・・みたいな(笑)

何が腹が立つってそういう恋愛しちゃう気持ちが少しは分かるからですかね。
誰でもやっぱり「それでいいのか自分!?」と思うことってありますものね。
気づく日が来るも何も、最初から自覚ありって場合が大半ですものね。

ま、がんばれ乙女。
みんなで幸せになろー。

それは置いておいて、実家で目当てのものを見つけて大興奮な朝です。

何か・・・というとですね。とある箱です。
数年前の私のディベートのリサーチ用資料ケースなのですが、今見ても結構新鮮です。
大量の記事が話題別に分けてあるというだけのものなのですが、かなり便利。
最近バックグラウンドを忘れてしまってしっくりこない議論をまわすことが増えたので、
ちょっと復習しようと思ったのです。

副産物は、当時ピンと来なかった記事なんかも、知識が増えたせいでわかるようになったこと。
今で言うとイラクのクロノロジーをまとめた記事が、
ベネズエラやボリビアの経済の話を読む時の参考になって凄く面白いです。
油田の国有化というのは、欧米との摩擦を生むのを避けられないので、
今後南米の資源リッチはどうするのか岐路に立たされるだろうと。
そう考えた時、同じく油田を国有化してから色々問題を抱えたイラクのケースは興味深いです。

あと、91年の湾岸戦争の原因。クウェートがイラク領内の石油をイラン・イラク戦争のドサクサに無断採取したせいだったということを、恥ずかしながら知りませんでした。油田の国有化の話にしても、バース党の理念にしても、イランやクウェートとのやりとりにしても、フセインという人にカリスマがあったというのも分からなくもないな、という気がしました。

何故イラクはサダムに熱狂したのか

お。国は英語ではsheですからね。
サダムはjerkではないけどrogueと呼ばれましたしね、アメリカに。

この話もやっぱり、何故女はろくでなしに惚れるのか、かな(笑)

Saturday, November 11, 2006

今日は絶対スイートに I must have a sweet day today!

がんばりました……。
この夕方は結構集中して大量のデータアップ作業に励みました。

絶対帰りに巨大なプリンか巨大なチーズケーキを買います……
絶対むしゃむしゃ食べます……
お腹すいた……

もうホントありえない……
頭が甘いものを喰ってくれと叫んでいます。
糖分が足りない……

しかし。

これでかなり国際ニュースのトレンドの把握ができた筈……
これで今年のAdjudication Coreがトレンド丸無視だったら……

……

……本気でぶっころします。

Thursday, November 09, 2006

はっぴいねーす・ばんぐばんぐ・・・ Happiness...bang, bang...

一昨日友達の誕生日があり,はっぴい・ばあすでい・ふぉあ・ゆう,と携帯メールしたばかり。
今日ははっぴぃにあやかって日常の色々を書いてみようかな・・・

1.はっぴぃ・にゅうす・ふぉあ・ゆう

超夜型の上,風邪で具合が悪く寝込んでいたのですが,
オーストラリアの友人からSMS(Short Message Service)で起こされました。

競馬のメルボルン杯で一位・二位が日本の馬だったそうです。
デルタ・ブルーが一着,ポップ・ロックが二着だったようです。
あと,雅子皇太子妃殿下に関する本がオーストラリアで著名な賞を受賞したのだそうです。

・・・・・・なんでそんなこと朝の7:30に教えてくれんの・・・ (e . e)zzz...
・・・あ,そうか・・・。向こうは今サマータイムなんだ・・・
そしてそのことに相手が気がついていないんだ・・・
今は時差が1時間じゃなくて2時間になってるんだよぉおおーーー。
君にはもう10時近くても私には朝なんだよぉおおーーー。ネムネム・・・
(国際SMS対応電話の便利さに頬ずりしちゃう最近ですが,
こういう落とし穴もあったみたいです・・・それでも国際SMSの便利さは魅力)

悪気は全然ないのです。無邪気なのです・・・
おそらく私が喜ぶニュースだと思って教えてくれたのです・・・(T-T)
ううううう・・・ありがとううぅぅぅぅ。(本当にその気持ちが有難いとは思っています)

けどそんなことより来日のフライト早く決めてようぅぅぅぅ・・・
馬より飛行機が気になるのようぅうう・・・

2.はっぴい・さぷらいず・ふぉあ・ゆう

最近地元の駅が変です。

いえ,実家の最寄り駅の方は漸く駅ビル工事が終わり,
すんばらしく美しく便利になったのです。全体がアトリウムみたいなの。
屋上庭園はあるは,お洒落なレストランやカフェが沢山あるは,
ファンケルショップの青汁牛乳にはまるは・・・
なにより駅ビルの本屋には英語の雑誌も完備。
しかも店内に座ってくつろぐスペースもあるんですよ(o^v^o)
恋に落ちそうな駅ビルになりました。
そう,そっちの駅は良いのです。

そうじゃなくて下宿先の最寄の駅,学校と反対側のロータリー。
絶対変!!!

先月だけで3回ナンパされました。
自慢じゃありませんが,雑誌に鼻先をつっこんで歩いておりましたので,
容姿なんて見えたと思えません・・・(ていうか歩行者として危険)
そして自分の外見にそこまで自惚れる要因も特になく・・・
(次の項目に書くとおりどちらかというと自信をなくしてる今日この頃)
特別お洒落をしている日だったわけでもなく・・・
大体からしてナンパに向いている場所とは到底思えません・・・

なので,本当に自慢じゃありませんが
「綺麗だからつい声をかけちゃいました」と言われても説得力ゼロ!!
絶対ナンパ目的のナンパじゃないと思う(変な文だ)
あれ一体何だろう?どうしたんだろう?
拉致誘拐?人身売買?何かのセールス??(ていうか最初の二つは犯罪だ)
しかし同一グループの行動と考えるにはちょっと相手の職業・外見に脈絡がない・・・
(最初が土建っぽいお兄さん,次がスーツのお兄さん,
最後は何故か外人さん・・・こんな田舎でレアだ・・・)

うーん・・・結局一体S駅東口に何が起きてるのかよく分かりませんが・・・
若いお嬢様方が東口を歩かれる場合はお気をつけ下さいまし。
どの駅なのかはこれを読んでる友人たちには通じるはず・・・
いや,ホントに気をつけてくださいませ。絶対変だよ,あそこらへん今。

3.はっぴい・いんぷれっしょん・おぶ・ゆう

最近週一である習い事をするようになりました。
習い事と言っても三十分だけなので,ちょっとした気分転換程度。
ええ,気分転換に飢えているんです・・・
デスクワークばかり続くとやっぱりね・・・

そこの先生に友人を紹介しようとして,「けど彼女の職場の都合で・・・」と
説明を加えようとしたら,私の顔をまじまじと見て先生曰く,
「え,masakoちゃんって何歳?」
え??なんで??と思いつつ正直に言ってみたところ・・・
「うっそ!!!!十代かと思った!!
なんで働いてる友人いるのとか思っちゃった!」

・・・・・・え?

これ,明らかに喜ぶところじゃないですよね・・・?
「若く見られちゃった,キャ☆」と喜べるのは,流石に3歳下とかでしょう。
高校生くらいに見られた・・・というのは流石にちょっと・・・
化粧っけがない?幼い?発育が悪い?
それとも逆に太りすぎ(女子高生って固太りしてますよね・・・)?
はたまた年頃らしい華がない・・・?(これが一番きついか)
うーん・・・色々とショックです。ひどひ。

その次の時は「お酒飲ませちゃ悪い年齢に見える」と言われ,
そのまた次の時帰りがけにすれ違いでお教室に入った方には,
「あの子かわいく見えるけど貴女より年上よ」という先生の言葉に
「ええーーーー??ティーンじゃなくて???」と叫ばれたと聞かされ・・・

・・・・・・・。
私ってそんなお子様に見えるん?????
ふけて見えるよりは良いと言う人もいるかもしれませんが,
やっぱりちょっと年頃の娘的には高校生と一緒にされるのは傷つくんですが・・・

あれ,でも待てよ?
平日に美容院に行ったりすると「今日お仕事お休みなんですか?」って聞かれるのに・・・
てことは働く年齢には見えるってことでしょう・・・??
おっかしいなぁ・・・どういうことなんだろう・・・

・・・で,思い当たりました・・・
言動だ,と。
きっと言動が幼いんだ・・・。
美容院では私あんまり喋らないもん・・・大人しくしてるもん・・・
先生とは沢山話すもんね・・・

そっかぁ・・・言動が幼いのかぁ・・・

く・・・。これは自覚あり。残念。心から残念。
これからは大人の女を目指して淑やかになりたいと思います。
(けど最近甘えたい願望が強くてついそれが言動に滲み出る私・・・前途多難・・・)

4.はっぴい・るーてぃん・ふぉあ・ゆう

2でも書いたとおり,暇さえあれば雑誌を読む私。(しかし歩行中は暇と言えるのか・・・)
家でゆっくり読む時間がない今,本屋で買ったらその行き帰りなどは貴重なプレパタイム。
なんと言っても世界大会まで間がありませんので・・・ああ胃が痛い・・・間に合うのだろうか・・・

まあでもルーティンは固定されているのでそれは気が楽。
私が目を通している雑誌は以下です。

『COURRiER JAPON』(月二回/日本語)
『SAPIO』(月二回/日本語)
『ニューズウィーク 日本版』(週刊/日本語)
『The Economist』(週刊/英語)
『TIME』(週刊/英語)
『Newsweek』(週刊/英語)

そんでもって発行から二週間経過したらザクザク切り裂きファイリングする。

ええ??masakoがSAPIO読者なの?!と驚かれたあなた・・・
本当ですよ・・・自分が一番ビックリしてますよ・・・
けど本当っぽいのから胡散臭いのまでとりまぜて
あそこまで北朝鮮問題にページ数割いてる雑誌他にありませんよ・・・。
所詮ディベータはディベートのためには魂売れるんです,ええ。
まあそれに読むものは意識してバランス取った方が良いと思いますしね。
一誌だけ読むなら偏向が気になりますが他誌と併行ですので・・・。
しかし何もあんな風に煽る書き方しなくっても良いのにねぇ・・・・・・

しかし記憶できる割合が低いのが難・・・。
今朝読んだ筈のコンゴの大統領選候補者二名の名前さえ出てくるか怪しい私・・・。
確か二人ともファーストネームがジョから始まってた・・・ジョシュアとかだったかな・・・
そんでもってラストネームはカで始まる人と濁点のつく音で始まる人だったような・・・
・・・・・・・・・(-n-)mmmm....
ああ,カビラとベンバだ・・・

うーん・・・本気で大丈夫か・・・,自分!
頑張れあと一月半!!

Tuesday, October 31, 2006

わくわくの代償 What can you sacrifice for the excitement?

今日はセコム鳴りませんでした(笑)よかったー。
毎月鳴ったらご近所に顔向けできません。

今日の夜の会は、ワクワクとドキドキとハラハラがない交ぜになった気持ちで迎えました。まず、私が誘って来て下さった方には楽しんで頂けなかったら申し訳ないと思いました。逆に、前から参加していらっしゃる方には私の声をかけるセンスを認めてもらえず「空気読めよ」的感想を持たれたら申し訳ないとも思いました。責任重大。しかも論題をひとつ担当したので、もうドキドキしっぱなしでした。

まあそうは言っても、来て下さいってお願いした方達は、かなり自信を持って素敵な方を探してきたので結構自信がありました。けれど論題はねー。国際大会用の練習に特化している私のセンスがズレているのは間違いないから・・・

結果としては、会場も凄く和やかな雰囲気で、飲み会も楽しくて、胸をなでおろしました。
よかったぁあああああ。
あとは呼んで来て下さった皆さんの感想を聞いて・・・といった感じでしょうか。
できれば楽しく過ごしてくださった、また来て下さる、ということだと良いなぁ、と思います。
せめて嫌な思いをされた方がいなかったならいいなぁ・・・
大切なお友達ばかり呼んだので、これがきっかけでどうとかあったら嫌です。
楽しかったって言ってくれますように!!

今日の論題は、1.学区制廃止、2.宝くじ選挙導入 でした。
二つ目の宝くじの方が私の出した案です。

今アリゾナ州では、投票率低下の対策として、
投票した人から抽選で一人に百万ドル当たるという制度を導入しよう、
という案が話題になっています。11月に住民投票で決まるそうです。
http://travel2.nytimes.com/2006/07/17/us/17voter.html


で、論題はこの宝くじ選挙をするのが良いか悪いか、という話でした。

実際のアリゾナでの議論は、投票者に金銭を渡してはならない、とする
米憲法に反しているのではないか、という議論がメインのひとつです。
この条項は、おそらく政党が金品を渡して票を買うのがいけない、という話で、
誰に入れたか関係なくお金をもらえるケースは想定されていないのではないかと思います。
まあ、だからこそ憲法解釈の議論が熱くなるわけなのでしょう・・・

今日の試合で大きく話題になったのは、アメリカの憲法に関するところではなくて、
もっと原則として、金と引き換えに投じさせる票に意味があるのか、とか、
最初は政治に興味なくても、宝くじにつられて投票所に行ってる内に興味がわくんじゃないかとか、
民意を反映させる、とはどういう意味なのか、に踏み込んだ内容でした。
民主主義の根幹に関わる、良い議論だったと思います。

投票を義務とするか権利とするかについては、長い論争の歴史がありますが、
このインセンティブを与えるというのはどちらにも入りそうにありません。
The Third Way??(笑)
それでもまあ大雑把に言って議論の中身は義務投票化と大して変わりません。
それなのに何故かこの論題のほうが義務投票の論題より楽しい。
なんででしょうね。非常識だからですかね。不真面目な感じがするからですかね。

まったくアメリカにはこういう楽しい発想する人がいるんだなぁ、と感心してしまいます。
私たちは半ばジョークとしてこの論題を議論したわけですが、
現地では大真面目に法学者なんかも巻き込んだ議論をしているようです。
非常識、と言えばそれまでですが、そういう柔軟性、私は好きです。
なんていうか・・・おおらかですよね(笑)

実は、義務投票では発生して、宝くじ選挙では発生しないデメリットというのもあります。
「どちらの候補者も最低ラインを割っていて、どちらにも投票したくない。俺はこの選挙自体の価値を認めない」という強いメッセージを、投票しないことで発する権利が、
義務投票では損なわれるというものです。
否定側は、投票しないという意思表明を受け入れるのも、
民主主義における民意の反映のひとつだ、という論陣を張ることができます。

ただこの話が出てくると、「じゃあ白紙投票しろ」というプランの設定そのものに帰る議論で
対処しようとする肯定側が多いので、一気につまらなくなります。
だってもし白紙投票ばかり増えるのなら、そもそも肯定側が主張していた、
より多くの国民の意見を反映する、っていうメリットも成り立たないんです。
でもその矛盾に気づかず、「白紙投票でオッケー」と叫ぶ肯定側が案外多いんですよね・・・。

宝くじ選挙はそういうくだらない議論をしなくて済むというのも、
私が割りとこの論題を気に入った理由でした。
本当は私自身がこの論題でディベートしたかったんだ!(笑)

皆さんが楽しんでくれたなら良いんですけどぉ・・・
どうだったのかなぁ・・・ドキドキするなぁ・・・

ま、そんなことは、今更言っても仕方ないさぁー。
次回何か皆がハッスルしてワクワクできるような論題を探すべく、
明日も私は新聞を読むだけさぁー。

おやすみなさーい。

Wednesday, October 25, 2006

こんなところに影響が Who expected such an influence?

北朝鮮の地下核実験の意外な余波!

韓国で開かれる予定だったディベートの国際大会が
リスケジュールを必要とするかもしれないという騒ぎに・・・

その理由が面白い・・・
スポンサーが北朝鮮でメディアが持ちきりになって,
大会を報道してくれないのではないかと難色を示している・・・んだって。

ホントか。だって何ヶ月も先のことなのに??
まあ,言っても仕方ないことですけど。

関係ないことですけど,運動不足解消にストレッチ始めました。
筋が伸びる感触が無茶無茶気持ちいいです。はまりそう・・・

Friday, October 20, 2006

全然わからん!インフレ・ターゲティング Learning about inflation-targetting seems impossible

昨晩ざざーっとモデルを読んでみました。

うーーーーんんん.....
これって私が経済音痴だからわからないの?
それとも議論の欠陥なの??・
・・前者なのかも・・・。
実際私は非常識なほど経済がわからないので・・・

しかし,一点だけは確信しました。どのアーギュメントもrelevanceが低い。

常々ポリシーとパーラの違いは大してない,と主張している私。
今でもそう思ってはいますが,細かな点では多少の違いを感じます。
ポリシーはrelevanceの評価が変(パーラはセオリーの評価が変)。

いや,けど私が読んだのはあくまでモデルですからね・・・変で当たり前かも。
後で現役生が実際に使ってるケース見せてもらおうっと・・・

とりあえずKESSAモデルとKAEDEモデルを読んだ感想。
後で質問ができるようにメモしてみます。
経済に明るい方いらっしゃいましたら是非ご教示下さいませ。

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1. KESSAモデル

1-1 Claimがあり得んほど抽象的

経済が苦手な私には正直意味が全然分からないような抽象度です。
例えばAffirmative CaseのInherencyは以下のようになっています。

a) Inherency: Instable value of money
1. 日本ではインフレ目標が導入されていない。
2. そして,日本の物価は不安定です。
3. それはすなわち貨幣価値が不安定ということです。
4. 貨幣価値が定まらないと,経済活動全体が困ることになります。
5. 経済活動が鈍化すると,デフレになります。
6. A/L 日本はまだデフレ状態である。

特に4と5!
私には,「経済活動全体が困ることになる」というのはどういうことなのか,皆目見当がつきません・・・。「経済活動が鈍化する」も同じく。そんな一口に経済活動って言われても・・・
しかも4と5の「経済が困る」と「経済活動が鈍化する」は引用文献を見ると全然別のものを指しているみたい・・・。前者は先物取引がよりリスキーになるという話で,後者は不景気のことみたい。これは同一のものとして扱ってしまって良いのでしょうか・・・。何ヶ月も先の値段を設定しにくい,というのは不景気を起こす要因になるのかしら・・・。うーーーん・・・私程度の経済理解度では,ここのリンクはもう少し説明してもらわないと何が何だか分かりません・・・でももしかしてこれは常識??

1-2 理論が理解できない

例えばb)1のevidence。

「デフレが続くと何が悪いのでしょうか?まず企業や家計の実質的な負担が増加してしまいます。借金やローンの実質的な返済額がデフレによって増加し,また人件費などのコストが高止まることで家計や企業は苦境に陥ります。」

ぜーーんぜんわっからーーーん!!!!
デフレって物価が安くなることじゃないの???
なんで物価が安くなって家計の負担が増えるんだ??
安く買えれば消費者には嬉しいのでは?百均万歳なのでは??
価格破壊すれば生産者は泣くけど消費者はハッピーでは??
なんで借金の返済額が増えるんだ??
デフレだと金利が安いのだと思っていましたが・・・
低(ゼロ)金利時代は預けても良いことなくて,逆に借金するには良い時期かと思っていましたが・・・

しかもなんでデフレ時代は人件費が高止まるの???
デフレで価格破壊が続くと企業は競争力を保つために人件費は削るのだと思っていましたが・・・
だからパートや契約社員が増えてるんじゃないの・・・???
どっちかっていうと逆に失業問題が深刻なのでは??
賃金上昇率って普通物価と連動してるから,デフレ時代は最低賃金が下がりはしなくても据え置きになったりするんじゃないの?
公務員の給与とかもそうだったのでは・・・?
そうすると人件費は抑えられるのでは?
しかし物価が下がっていれば給与が据え置きでも生活はさほど悪化しないのでは???

全部私の思ってたのと逆のことが書いてある!!!

やたらと「実質的な」という言葉がつけられているところが味噌なのかもしれないのですが・・・・・・

だめだぁーーーー!!!
私にはわからなーーーーい!!!
これって常識だから省略されている説明を,私はされないとわからないという状態なのでしょうか??

更にはUnderview。

eviには,

「先行きの物価上昇見通しが3%、インフレ目標が2%なら、中央銀行は短期金利を引き上げ,金利は上がっていくだろうとの見通しが立つ。企業は早めに借金をして工場を建てた方が金利負担が少なくてすむ」

・・・とありますが・・・・・・,そうなの????

放っておいたら3%なところを2%に抑えたい場合のことなんだよね??
金利を引き上げちゃったらよりインフレが進むんじゃないの??
皆が引き上げを予想して投資を急いだら物価が上がるのでは??

だめだ・・・本気でわからん・・・
うーん・・・二週間後の審査が一気に不安になってきました。

1-3 リーズニングがない

これは私のせいじゃない。モデルが悪い。でもモデルだから仕方ない?

b)3はD/Rで,物価を安定させることが日銀の使命だ,とあります。
で,evidenceの中身はそのまんま。リーズン皆無。のおおお。

1-4 メカニズムがわからない

ここは明らかに私の経済音痴ぶりが問題。

「目標インフレ率を2%に設定して,日銀は国債購入でインフレ率を調整する」と言われても,国債購入でどうやって目標インフレ率に調整できるのか。私にはそのメカニズムが分からんのです。

なんとなく国債を買いまくれば,国債の評価が上がりそうな気はする・・・けど国債の評価とインフレ率はどういう関係なのだろう・・・KAEDEモデルの方のDAに,金利が上がると国債価格が下がる,とあるので,もし仮に逆も真なら,国債価格が上がると金利は下がる???金利が下がると物価も・・・下がるのかなぁ・・・???つまりインフレ率を下げたい時は日銀が国債を買い,上げたい時は国債を売る・・・ということなのかしら・・・?しかしなんだって国債価格が上がると金利が下がるんだ???

やっぱりメカニズムが分からない・・・
Planの直接的な影響すらイメージできない!!
なんと致命的な・・・
誰か私に経済知識をインスタント注入してくれないかしら・・・
今からマクロ経済の授業採るわけにもいかんし・・・

Solvencyの説明も同様に分からないことが多すぎる私。
金融当局が目標インフレ率を公表するとアナウンスメント効果で市場がそれに誘導される,というくだり。・・・なんで???なんで市場は目標インフレ率に勝手に近づいて来るんだ???市場なのだからその方が得だと計算しているのでしょうが,なんで目標値に近づけることが投資家の利益に適うのでしょう・・・??

ダメだ,真面目に全然わからん。

1-5 このevi使っちゃだめじゃない??

c)1のevi。

ソースを見ると「現時点におけるインフレーション・ターゲッティングは時宜にかなった政策提言ではない」という記事から引っ張ってきている。・・・ダメじゃない??これ記事自体はNegativeの趣旨のものでしょう?こんな一部だけ不自然に切り抜いてきてサイテーションしちゃって良いの??まあ,ディストーションまではいかないのでしょうが・・・evidenceとして使うのはどうかな・・・

2.KAEDEモデル

2-1 やはりClaimが抽象的でリンクに難

こちらのモデルでもInherencyを例にとると,

Contention 1: 明日が見えない
a) 今そこにあるデフレ
1. 今、日本はデフレから脱却しつつある。
2. よってゼロ金利も解除された。
3. しかし、ゼロ金利政策の成功はアメリカ経済が鍵を握る。
4. そのアメリカ経済は今秋徐々に悪化する。
5. 結果として日本はデフレに戻ってしまう可能性が高い。
6. デフレを未然に防ぐために、インフレターゲッティングが必要である

となっていて,こちらは3と4のリンクが私にはかなり不明。

3で述べられている「米国ファクター」というのは,4で述べられている「米国の景気」のことなのかしら??それとも米国の投資家が円や日本のインフレ率をどう評価するか?そんなわけで「米国ファクター」と「アメリカ経済」が同じなのかがそもそも分からない。同じだったとしても「アメリカ経済が鍵を握る」と言われてもどう握ってんだか全然わからんちん。えーーん・・・

しかも全体的にこのinherencyは,インフレターゲティングが必要だ,というよりも,
ゼロ金利の延長が必要だ,という内容に思える・・・うーん・・・

2-2 やはり理論が理解できない。

例えばContention1 a)6。

「目標範囲の下限を1%にして、CPIの指標の持つバイアスに対応し、かつ経済の下方へのショックへの糊のり代しろを持つことが必要だ。」

・・・意味不明です,私には(涙)

「CPIの指標の持つバイアス」って何・・・????
「経済の下方へのショックへの糊代」って何・・・????

更にはContention1 b) 3のevi。

「インフレという役者はマントを着て人知れず舞台に上がってきて、ある日パッとマントを脱ぐ、するとおどろおどろしいインフレの正体が明らかになり、誰も止められない、というのは過去の例が示している。」って・・・・・・あの・・・・・・そんな文学的な表現をされてもですね・・・理屈がわかんねーんですが・・・

2-3 矛盾して見える

私にはContention1のa)とb)が両立するように見えないのですが・・・

Contention 1: 明日が見えない
a) 今そこにあるデフレ
b) インフレのある未来

とあるのですが,a)でデフレする危険が高い!と叫んで直後のb)でインフレする危険が高い!と・・・

どっち???

両方一辺には起きないわけですよね??時間差,という意味なのでしょうが,それもちょっとどう辻褄が合うのか私にはかなり不明です。いつ,どういう形で逆転するわけ??

しかもContentionのタイトルが「明日が見えない」なのに,b)のClaimは「2015年ごろ化石燃料不足のためインフレになる」と明言。・・・見えてんじゃん・・・

まあ,凄くデフレするかもしれないし,凄くインフレするかもしれない。どうなるのかわかんない!って言いたいのかもしれませんが,evidenceはそういう内容では全然なくて理由を挙げて予測しているわけで・・・。やっぱり両方とも主張するのは無理があるのではないかと。

Contention2 b) の「リハビリ費用」というのも私にはさっぱりわからじ。

「1. ディスインフレは仕事を奪う。
Q) したがって、経済がインフレ率を引き下げるには、高い失業率と少ない生産量の期間に耐えなければならない。(Omission) インフレ率と失業率のデータを検討して、インフレ率を引き下げるコストを推計した研究は数多くある。これらの研究による発見は、しばしば犠牲率と呼ばれる統計にまとめられる。犠牲率とは、インフレ率1%ポイント引き下げる過程で、年間の生産量が何パーセント・ポイント失われるかを示す数値である。典型的な犠牲率の推定値は5である。すなわち、インフレ率が1%ポイント低下するごとに、年間生産量が移行の際に5%犠牲にならなければいけない。(UQ」

・・・これってインフレを調整すると生産量ががた落ちするっていうDAのeviじゃないんでしょうか・・・??そしてタイトルは何故「リハビリ費用」??

2-4 そしてSolvencyはアナウンスメント効果一本??

日銀が過度のインフレはしない,と言うだけで市場が安心する,というだけのSolvencyのようです・・・。・・・まじで・・・??そんだけなの・・・??あの・・・実際にインフレ率が調整されるメカニズムとかは・・・??

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うーーーーーんん・・・・・・

分かったことは・・・
(1) インフレ・ターゲティング論題難しーーーー!!!  
  このままジャッジしちゃ不味い!
(2) それにしたってもっと素直なargument作れないの??
  なんか妙に捻りすぎていて基本的なところの説明がスコーンと抜けてる印象

うーーーんん・・・でもモデルだからなぁ・・・とりあえず実際に使われてるケースのほう見てみようとは思いますが,やっぱり焦りますね。

とにかくあと一週間で少しは分かるようにならんと・・・

Tuesday, October 17, 2006

インフレ・ターゲティング inflation targeting

漸く今後一ヶ月のスケジュールを確認。
で,うわーー,Umeko CupがJDATとかぶってるーーー。
Tsudaの皆様ごめんなさいいいいい。

去年はUmekoへジャッジに行った私。
ブログにもしっかり書いてありますが,二日連続行ったのです。
あの遠いキャンパスへ。
今年も都合のつく限り参加しようと思っていたのですが・・・
JDAに先にお返事しちゃってたんですよね・・・
うーん・・・申し訳ない。

JDAの秋の日本語大会は,JDA設立20周年記念イベントを兼ねているそうです。
なので,審査員として招待されなくても伺おうと思っていたのです。
20周年記念イベント自体が面白そうな企画だし,
何よりJDAにはとってもお世話になってきたので(日米交歓ツアーを筆頭に),
こういう時くらい枯れ木も山の賑わいで駆けつけるべきだと思ったのでした。
だから審査員としてのご招待を頂戴した時に即答してしまったんですね・・・

一瞬,土曜日にUmekoに行って,記念イベントがある日曜日にJDAに行けば,
両方に顔向けできるかも・・・とも思ったのですが・・・一瞬のことでした。
だって,どうやらJDATは日曜は決勝戦一試合しかしないみたい。
並み居る先生方の眼前で決勝戦「だけ」審査するなんて真似,
何様だって感じじゃないですか???恐ろしい・・・。
いくら心臓に毛の生えている私でも無理です。ムリ,絶対ムリ!
というわけで土日連続してJDAに伺うほかないわけです。

ゴメン,津田塾!!
ああ,明日謝りのメール打たなきゃ・・・

ディベートと言えば見境なく,日本語だろうと英語だろうと,
NDTスタイルだろうとパーラだろうと・・・何でも手を出す私の場合,
このてのことは避けがたいのもまた事実です。
だって毎週三つくらい大会あるものね・・・。
どれか一つでも行けるならラッキーと思わな・・・

さて,それはそうとJDAT。
今回のお題はinflation targeting。
またなんとマニアックな・・・
経済に明るくないことを自覚している私としては,
最低限勉強してから行くべきなのではないかと漸く思い当たったりして。
あんまり良いことではありませんが,専門用語を説明なく使ってしまう選手もいますし,
常識レベルのロジックを私が解さなかった場合は明らかに審査員として問題です。
こと経済に関してはその常識レベルの理解すら怪しい私ですから予習が必要でしょう。
やれやれ,今晩から慌ててモデルを読もうと思い立ちました。

しかしモデルが何故か三つしかみつからない・・・
最近はこんなに少ないものなのでしょうか。
それともキャンプに参加しないと貰えないものが多いのでしょうか。
それともアナログで出回っているのでしょうか・・・
現役の誰かに聞いてみなくちゃ・・・

ちなみに前回JDAで審査した時(丁度一年前)は,決勝戦が暴風雨状態でした。
Alternative Justificationに走る肯定側。
それを否定しながらもCounter Planを複数出してしまう否定側。
更にはTopicalityも出てしまったり。(どんだけコントラしたら気が済むのだ)
俗に言う『セオリー』の嵐で,ちょっと大味な試合でした。
審査する側としては決勝に似合わず簡単だったので拍子抜けしました。
まあ確かに議論が深まった試合ではなかったので,
評判がイマイチだったのも仕方ないかと思いますが,
それでも私としてはああいうワイルドな試合もたまには良いな,とか思いました。
いつも穏やかな日ばかりでは退屈です。
選手にも審査員にもチャレンジングな議論というのはたまには必要だと思います。
その意味でも,今回はどんな試合が見られるのか楽しみです。(^v^)
ああいう試合を見ると,JDAの大会は懐の深い大会だな,と思います。
冒険心に溢れた議論を大舞台で試せる,というのはなかなかないことです。

こんなことを書くと生意気でしょうが,
私は主催者の趣旨やDebate観,運営方針によって大会を選好みすることがあります。
お金を出してでも審査させていただきたい,と思う大会もあれば,
幾ら待遇が良かったり,社会的な名誉を伴っても参加したくないと思う大会もあります。
折角ご招待頂いても,日程に関係なくお断りする大会が本当に少数ですがあります。

というのは私はDebateが大好きなので。

Debateを大切に思っていない主催者の方が,
Debate仲間を粗略に扱うような大会には出席する気にはなれないのです。
融通の利かないこの性格は損だとは思いますが,こればかりは変えられません。
偉そうにふんぞり返って肩書きを振りかざし,
Debateについて謙虚に学ぼうとしないスポンサーがついているイベントは,
参加意欲が著しく減退してしまいます。
論題選考のセンスが悪い大会もしかり。
あーー,Debateについて勉強してないなーっていうのが見えてしまうと,
もう翌年参加する気力が一気に落ち込みます。
そういう大会をちやほやする気にはなりませんし,
参加することでおべっかを使うような格好になるのも我慢できません。
ホント,我ながら損な性格だと思います。

その点,JDAの大会には,先述の冒険心の他に数点,
予定さえ合えば是が非でも参加させていただこうと思う理由があります。
去年書いたとおり,この大会が完全なOpen戦であることはその一つです。
主催者であるJDAが,本当にディベートを愛する人たちで運営されているのもその一つです。
参加している選手や審査員の方々が,ルーキーからベテランまで,
皆さん真摯にディベートを学ぼうとし続けてらっしゃるのもその一つです。
こう言っては何ですが,地味で社会的な栄誉と縁がないところもその一つだったりします(笑)。

ですから,趣旨や運営方針に問題を感じる大会が被っている分には気にしないのですが・・・
今回の場合,対するUmeko Cupの方も,初心者を育てるということに特化した,
いい味出した大会なだけに,片方選ばなければならない状態になって残念です。
毎年演出に凝っていたり審査員への配慮が細やかだったりする大会ですし,
近年はリキの入った論題が見られることもあったりするようになって,
是非伺いたい大会の一つだったのですが・・・
まあ20周年記念ということで勘弁!来年はTsudaに伺えるよう祈ります。

何はともあれJDA,今年も年齢層からディベート経歴から色々な意味で多様な選手が,
平等に議論を戦わせる場に立ち会えることを,
冒険心に溢れたヴィヴィッドな議論に出会えることを,とても楽しみにしています。

そのためにも早く金融政策について学ばなくっちゃ!!

Monday, October 16, 2006

陳謝 Apology

このブログに頂戴したコメントは,モノによってはモデレートしないと表示されないことがある,ということが今更判明。何ヶ月も前にコメント頂いていたhibiki-c様,amaturedebater様,koyoshi様,設定の不備に気がつかなくて申し訳ありませんでした!!設定を「モデレートできる」に変更したのでもう大丈夫!!のはずです。よろしくおねがいします。

先日,タイの大学出身のインドで働いているミャンマー人の友人からSkypeが入り,必要書類のチェックがきてないぞ,と叱られました。どうやらメールアカウントのドサクサでチェックできていなかった模様。とりあえず謝って書類を読み始めたのですが,・・・うーん・・・1月のと変わってないじゃん・・・これをどうやってチェックしろと?同じことを言えと?微妙な状態になってしまいました。困ったなぁ。

SMSできるようになった電話にはオーストラリアの友人からSMSが。「交渉難航。まだ宿とるな」。何だか昔の電報かポケベルのようだ・・・けどやっぱり急ぎの時SMSは便利ですね。これ,実は年末に来日する件なのです・・・もう二月しかないのにバタバタとしています。詳細の問い合わせを頂いても,先方からの情報待ちをしている今は何もお伝えできないので申し訳なく思っております。ごめんなさい!あとちょっと待ってね!

ところで,実はこのブログ以外に,日頃見聞きした情報でこれはと思ったものを携帯からメールでアップしているブログもある私。一・二文の短いものばかりで,ディベート用の備忘録というかネタ帳というかになっております。久しぶりにPCで開いてプリントアウトしてみたら結構笑えるものが多いようでした。希望者がいらっしゃるようでしたら公開しようかな,と思いました。

なんだか今日はとりとめのない投稿になっちゃいましたけど,まあいっか。

Tuesday, October 10, 2006

[Music] 精霊流し SHORO-NAGASHI

しばらくオカタイ話題が続きましたので・・・って今日もちょっと重めなんですけど・・・
一体どうしちゃったの,私(笑)

先日安楽死のディベートをして思い出した曲…は、いずれもさだまさしの歌。おじいちゃん・おばあちゃんについてさだまさし以上の詩を書く人を私は知りません。恋愛の歌は全然駄目だと思う(ごめんなさい)けど、老いや死別を描かせたら右に出る者がいないって感じ。でも基本的に詩が良いのであって、音楽性はイマイチ・・・。でも詩はやっぱり凄いと思います。うーん,でも詩もちょっと直接的過ぎるのがねぇ・・・なんか恥ずかしいですよね・・・

若い私(20代のオンナノコですヨ!)が、クサくて恥ずかしい感じのする彼の歌を、初めて「凄い」と思ったのは、「精霊流し」(このパソコン「しょうろう」が変換できないよ・・・。「せいれい」って入れないと駄目なんだ・・・。嘆かわしいな・・・)。歌詞の、「私の小さな弟が 何にも知らずに はしゃぎ廻って」っていうところに、凄さを感じました。精霊流しだけでなく葬儀の時も、子供たちは普段会えない従兄弟や親戚の他の子供たちと会ってはしゃいだりしますよね。自分の両親や他の大人が,静かで深い悲しみとそれでいて妙に実務的にならざるを得ないやるせなさを味わっていることに気づかない,残酷な無邪気さ。小さな子供には、その場に合わせて神妙な顔で座っているような世間ずれしたところもない。あれ、凄く独特な気持ちを生みませんか?腹が立つというのとも,悲しいというのとも違う・・・なんていうか・・・時間が流れてるんだなって。誰かが老いて去っていく悲しみと、その誰かが愛した子供たちが元気に育っていく希望と。一緒くたになって何ともいえない孤独というか、せつなさというか、喪失感というか、無常というか・・・それでいて愛しいというか嬉しいというか・・・。うん。あの気持ちを言葉にできたこの歌は凄いと思いました。

あとね、「おもひで泥棒」っていう歌も子供にする寝物語みたいで良いです。ファンタジー系。おばあちゃんがボケていく姿を、すごく美しい嘘で子供に説明するの。家族がボケるのって凄く寂しいと思うんですよね。相手が生きているだけに喪失感もひとしお。で、それを「おばあちゃんは、思い出とひきかえに幸せの回数券を貰う約束を神様としてるんだよー。その回数券は自分には使えなくて子供や孫のためなんだ。おばあちゃんは君が大好きだからちょこっと思い出を君のために忘れてるんだよ」って説明する。これはねー・・・、痴呆をそういう風に説明するのって凄い優しさだなって思いました。またおじいちゃん・おばあちゃんって本当にそういうことしそうじゃないですか?もし本当に自分の思い出と引き換えに子供や孫を幸せにできる取引が可能だったら、子供や孫のためにせっせせっせと幸せ貯金しそうな気がしませんか?ほら、孫を受け取り人にした生命保険とか入るおじいちゃん・おばあちゃんっているじゃないですか。少ない年金収入から毎月せっせと保険料払って。そういうこと本当にしそうでしょう?家族の痴呆って、本当はもっとずっと苛立たしくて醜くて見苦しくて尊厳に欠けて、やるせないものだと思います。大人にとっては。本当辛いですよね。精神的な疲労もどんどんたまる。そこを子供には敢えてこういう綺麗な嘘(ホワイト・ライっていうの?)で塗り固めてみせる。子供にはおばあちゃんを好きでいて欲しいから。そういうのって辛いけど正しい気がします。そして嘘なんだけど、ひとかけらの真実がこもってる。うん、こういう詩を書ける人は他に知らないですねー。

そして「戦友会」。これも凄い歌だと思いました。「戦争を知らない子供たち」から見たら「可哀想」で「哀れ」な時代の生き残りでも,それでもそれの青春があった,と歌う部分では自分の祖父母の古い写真とかがふぁーーーーって目に映りました。「あいつの分も,あいつの分もと,生きる気持ちはわかるまい」っていう歌詞も,ちょっと他界した祖父の姿を思い出しました。祖父の場合は弟をフィリピンで亡くしたということで,私には大叔父にあたる方のお墓の前でながーーーく頭を垂れていた姿を思い出します。あの日は行きも帰りもいつになく口数が少ない祖父でした。祖父は孫を得たことを大変に喜び,可愛がってくれましたが,同時に自分が戦地に出ず生き残りながら,年若い弟には結婚もさせないまま戦死させてしまったと,長兄として随分自責していたようでした。あの日の祖父の目は,私を見るときでさえ憂いと後ろめたさを秘めていました。あの世代の人は,棺桶までそういう気持ちを持って逝くんだな,とそういえばあの時思ったなと思い出しました。ただ,歌の,守るために戦ったんだと言わせてやれ,っていう節は,やっぱり私には分からない・・・もとい,分かってはいけないという気持ちが残りました。まあ,私の祖父の場合は最後まで戦場に出ずに終戦を迎えたということでしたので,生き残ってしまったという罪悪感が先にたったかもしれませんけれども。私はまだ幼くて,4人の祖父母の誰からも満足に話を聞きだす前に送ってしまいました。今なら聞きたいことが山ほどある。綺麗ごとじゃなくて本音で,どう感じていたのかありのままを,大人になってから聞きたかったと何度も思いました。この「戦友会」っていう歌は,やっぱり私たちの世代ではなくて,両親の世代の歌ですね。私たちよりはずっと,戦前生まれの人たちの話を聞いてる。でも小さな子供だった私が思ったことをちゃんと思い出させたりもするんだから,やっぱり凄いな,って思いました。

精霊流しの子供のように,葬儀の意味もあやふやだった頃両方の祖母を亡くしました。人を亡くす意味がおぼろげに分かった頃,祖父を亡くしました。漸く亡くした後の後悔まで分かるようになった時には見送る相手がいなくなりました。孝行したい時に親はなし,とはよく言ったもので,せめて両親には長生きして貰って,その間にせっせと両親について学びたいと思ったりします。ただいま鋭意観察中(笑)

それと,さだまさしの歌は確かに凄いのもあるけど,やっぱりあまりに辛気臭すぎるから,若者らしい音楽もせっせと聴きたいと思います(笑)

Monday, October 09, 2006

北朝鮮の核実験 Nuke Experiment in NK

うわーーーー。
きな臭い投稿をしていた折も折,実験しちゃったみたいですね…

安全保障専攻の某オーストラリア人コーチのために,日本のメディアや対応の様子などを書いて送りました。通常こちらにはそういうメールの内容はアップしていないんですが,話題が話題ですし,タイミングがタイミングですし,折角ですから今回はアップしてみますね。一部昨日の投稿と被っていますがあしからず。

ホント,「東京湾に大量破壊兵器がやってきたら」なんていう机上の空論する前に,領土外にある確かな脅威にどう対応するつもりなのかを説明して欲しいです...ちなみに具体的なアクションについて一番言及してるのは石破元防衛庁長官みたいですね。賛成するかは別として,こういう風に具体的に言ってくれると助かりますね。・・・うわ,石破さんって慶應の法学部出身だったんだ・・・知らんかった・・・微妙な気持ち・・・

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1. Nuke Experiment in NK

Was reported by Choson Chunang (North Korean TV channel. Its name meansKorea Central) in this morning. Japanese Meteological Agency confirmedshake of magnitude 4.9 at AM10:35 with characteristic wave pattern whosehypocenter was in North Korea. Assuming that North Korea used 20t, theshake was too small for a successful experiment, military analysts say.They say that it is likely that North Korea will try other types of nukein future, based on what they learned from this experience.

2. Radiation

Immediate concern is possibility of leaked radiation. Because of thewesterly, Japanese are nervous about its affects to Japanese islands.The affect of radiation will reach Japanese islands 6 hours later atearliest. Because Tokyo is in East Japan, it will reach Tokyo a littlelater than that. According to the professionals, the amount of radiation is small enough and we do not need to worry about harm to people even in the worst case but US Army in Japan, SDF, RiskManagement Centres of Nuclear Power Plants and Meteological Agency areconducting special surveillances. According to the Meteological Agency,Tokyo is likely to have rain the day after tomorrow. Remembering the experience of "Black Rain" in Nagasaki, it is one of factors to worry.

3. Reaction

PM Abe had been visiting China and South Korea for top meetings and isnow on the way back to Tokyo from Seoul. At this moment, KanbochokanMr. Shiozaki and Minister of Foreign Affairs, Mr. Aso are havingmeetings with American ambassador. They are likely to pressure China tostop feeding oil to North Korea. PM Abe held a press conference withPresident Roh in Seoul and said that he would consider harsher sanctionon NK.

Here are thepossibilities of reactions by Japan other than demanding UN SecurityCouncil to pass another motion.

(1) Halting the movement of people between NK and Japan

Exchange of officials is already banned. But not the private citizens.As you know, we have a lot of Korean residents in Japan and a half ofthem are North Koreans. Because of the historical background, Japanesegovernment did not tell them not to visit their extended family in theircountry however, it is likely to become more restrictive in order tostop the cash flaw through them.

(2) Blockade

Bank Transfer in general became very ristrictive here since last year. (Even though we of debaters are sending money to Australia for Australslast year, we had to show papers to prove that we are transferring for agood reason.) But because they can bypass this restriction with sendintthe money through the third country, Japan needs to consider blockadingthe cash flaw not "from Japan" but "into North Korea", Ex-DefenceMinister Ishiba said just a few hours ago. Mr. Ishiba is one of theopinion leaders for hawkish political groups and it might affect thedebate in the cabinet.

(3) Amending the Law on a Situation in the Areas Surrounding Japan"

The Law on a Situation in the Areas Surrounding Japan"(1999) enabledSDF to "demand" a indiscriminative screening of each ship only when theUN Security Council pass the motion based on Article 7. But what SDF cando with this law is just to ask ships to let them conduct the screeningand it cannot oblige them. So, again, telegenic Mr. Ishiba stated thatwe need to amend this law as well.

(4) Passing another special temporal law to permit SDF to go abroad

Just as the Diet did for dispatching SDF to Iraq, it might pass anotherlaw to allow SDF to provide logistic support for the US outside ofJapanese soil.

(5) Passing a general law

LDP already started drafting a bill to allow SDF to go abroad withoutspecial and temporal laws for the specific purposes. They haven'tdisclosed the content of this bill yet.

(6) Constitutional Amendment (Article 9)

Obviously, what PM Abe want is this one. But this will take for a whileand till then, LDP is likely to push the other methods above.

4. Amending Article 9

This is an enormously complex debate and the most dead heated debate inJapan in the last 60 years. But to summarise...

(1) Preface of Japanese Constitution

The following is the full text of it.
It is widely known that this preface is paired with Article 9.

----------------------------
We, the Japanese people, acting through our duly elected representativesin the National Diet, determined that we shall secure for ourselves and our posterity the fruits of peacefulcooperation with all nations and the blessings of liberty throughoutthis land, and resolved that never again shall we be visited with thehorrors of war through the action of government, do proclaim that sovereign power resides with the people and do firmlyestablish this Constitution. Government is a sacred trust of the people,the authority for which is derived from the people, the powers of whichare exercised by the representatives of the people, and the benefits ofwhich are enjoyed by the people. This is a universal principle ofmankind upon which this Constitution is founded. We reject and revokeall constitutions, laws ordinances, and rescripts in conflict herewith. We, the Japanese people, desire peace for all time and are deeplyconscious of the high ideals controlling human relationship and we havedetermined to preserve our security and existence, trusting in thejustice and faith of the peace-loving peoples of the world. We desire to occupy an honored place in an international societystriving for the preservation of peace, and the banishment of tyrannyand slavery, oppression and intolerance for all time from the earth. Werecognize that all peoples of the world have the right to live in peace,free from fear and want. We believe that no nation is responsible toitself alone, but that laws of political morality are universal; andthat obedience to such laws is incumbent upon all nations who wouldsustain their own sovereignty and justify their sovereign relationshipwith other nations. We, the Japanese people, pledge our national honorto accomplish these high ideals and purposes with all our resources.
------------------------------------

(2) Article 9

And the following is the full text of Article 9.

------------------------
CHAPTER II: RENUNCIATION OF WAR
Article 9:
Aspiring sincerely to an international peace based on justice and order,the Japanese people forever renounce war as a sovereign right of thenation and the threat or use of force as means of settling internationaldisputes.
2) In order to accomplish the aim of the preceding paragraph, land, sea,and air forces, as well as other war potential, will never be maintained.The right of belligerency of the state will not be recognized.
--------------------------

(3) Interpretation

There are more than a hundred ways to interpret the Preface and theArticle 9. But Japanese government classifies "warfare" into threelevels and the following is its official stance which is known as"Defence Only Defence Policy".

i) Right to Individual DefenceJapan has it and can excersize it.
ii) Right to Collective DefenceJapan has it but CANNOT excersize it
iii) Right to OffenceJapan DOES NOT have it and CANNOT excersize it

Therefore, unless Japanese soil gets attacked by foreign military,Japanese SDF is not allowed to shoot a bullet. Many of the countermeasuresI listed above are likely to violate this principle.

At this moment, although American force has to defend Japan based onUS-Japan Security Treaty in case Japan was attacked by someone, JapaneseSDF cannot defend US if US was attacked because it becomes collectivedefence. This principle was made based on the experience of WW2 whereJapan invaded China claiming collective defence with Manchuria.

In terms of PKO, there are 5 conditions before dispatching SDFfor PKO.

(i) Peace agreement is signed by every parties in the conflict
(ii) Interested country/countries demand PKO
(iii) PKO is keeping absolute neutrality
(iiii) SDF would be in the condition that it can withdraw anytime
(iiii) SDF would be only with very light arms (defensive only)

Plus, Japanese government distinguishes PKO and PKF and SDF cannotparticipate in PKF. SDF has been participating in PKO since 1992.

In the case of current problem of North Korea, it is outside of Japanesesoil and does not meet the 5 conditions above, SDF cannot excersize itspower under the current legal framework. That is probably why LDP is considering numerous bills to change these principles.
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Sunday, October 08, 2006

個別的自衛権 Right to Individual Defence

前回の『美しい国へ』の感想文にhiloki君からコメントを頂戴しました。
Hiloki君,コメントありがとう!! (^v^)/

それで,これは大切な話題だと思ったので,段階を踏んで確認してみたいと思います。
何かおかしいと思うところがあったら是非言ってください。

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1.国家とは何か

国家は国土と国民からなります。
土地を全く持たない国家も,無人の国家もありえません。

2.主権(国の自治権)とは何か

主権(sovereignty)とは,国土とそこに住む国民とを守る/治める権利です。
何を以って守る/治めるのか。法治国家では法律ということになります。

3.国内法はどこで有効か

そのままですが,国土内です。国土外には適用できません。
日本人がフランスで犯罪をおかしたとして,日本は日本の法律で裁くことを要求できません。フランス国内で起きた犯罪は,フランス国家/警察が対応する権利を持ちます。治外法権がない,わけです。逆に言えば,フランスはフランスの国土で起きた事件についてフランスの法で対処する権利を持っています。

4.外交特権とは何か

元首と外交使節(現地の国家が認めれば軍隊も。在日米軍とか)に,例外的に認められる治外法権のこと。領土外であっても,現地の法律に従わなくて良い(=自治権を侵害して良い)権利です。ですから,在外日本大使館の中は日本の法律に従い,外交官の携行物も入管審査で中身を改められることがありません。

外交特権は,国交を結ぶ際に,普通は互恵的に取り決められます。

さて,『美しい国へ』で述べられている「テロリスト」とは,北朝鮮の外交官を指しているのでしょうか?答えはNoです。日本と北朝鮮は国交正常化を行っておらず,お互いの国に大使館を置いていませんし,外交官の外交特権も発生しません。ですからこの「テロリスト」は日本領土における治外法権を持ちません。

5.個別的自衛権とは何か。

主権を武力を以って守ることです。つまり,領土や国民,それを治める法律が他国に侵害された場合,侵害する者を武力を以って領土から排除することです。

現在の政府見解は,憲法九条は,
①個別的自衛権 の保有/行使を認めており,
②集団的自衛権 は保有するが行使を認めておらず,
③攻撃する権利 は保有/行使共に認めていない,   というものです。

つまり,九条の禁じる「交戦権」は,「集団的自衛権」と「攻撃する権利」,ということになります。(ちなみに私はこの政府見解はリーズナブルだと思っています)

『美しい国へ』で述べられている「日本を攻撃するために,東京湾に,大量破壊兵器を積んだテロリストの工作船がやってきて」という状況では,このテロリストは,

①日本の領海を侵犯している 上,
②日本の法律に違反しています。

ですから個別的自衛権を行使できるケースです。

ですから,「こちらから武力を行使して,相手を排除することは出来ない」というのはウソです。

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私はこのことを中学3年の公民で学びました。

忘れもしない私の初めてのディベートは,
1993年4月,「選択社会科 C(公民)」の授業ででした。
論題は自衛隊のPKO派遣の是非でした。

湾岸戦争が終結し,その結末に社会が憤り,自衛隊の海外派遣がすぐに立法化され,
次の年には自衛隊はカンボジア入りしました。

あのディベートはその熱冷めやらぬ頃のことでした。

Saturday, October 07, 2006

[Book] 美しい国へ Beautiful Country

[本] 安倍晋三. 2006. 『美しい国へ』. 文芸春秋.

2ヶ月ほど前に読んだのですが今頃アップします。
なぜなら、テレビでふかわりょうが、「読んで(安倍さんを)大好きになっちゃった」と叫んでいて驚いたから。

えええ??この本で好きになったの????
うーん・・・ちょっとそこは異議ありって感じ。

確かに、尤もだと思う部分もありましたけれども、「これはないだろ!!」と叫びたくなるような部分も・・・

たとえば133ページ。以下引用。
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”交戦権がない”ことの意味

 もうひとつ、憲法第九条第二項には、「交戦権はこれを認めない」という条文がある。これをどう解釈するか、半世紀にわたって、ほとんど神学論争にちかい議論がくりかえされた。
 どこの国でももっている自然の権利である自衛権を行使することによって、交戦になることは、十分にありうることだ。この神学論争は、いまどうなっているか。明らかに甚大な被害が出るであろう状況がわかっていても、こちらに被害が生じてからしか、反撃ができないというのが、憲法解釈の答えなのである。
 たとえば日本を攻撃するために、東京湾に、大量破壊兵器を積んだテロリストの工作船がやってきても、向こうから何らかの攻撃がないかぎり、こちらから武力を行使して、相手を排除することは出来ないのだ。わが国の安全保障と憲法との乖離を解釈でしのぐのは、もはや限界にあることがおわかりだろう。
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えええええええええ??????
この行には本当に驚きました。特に「たとえば」以降の部分です。

だってさ、東京湾は日本の領海じゃん!交戦権全く関係ないし!!!

銃刀法違反だって警察が取り締まれるのに、大量破壊兵器を指くわえて見てなきゃいけないわけないじゃん!!!!万が一銃に関する法律はあるけど大量破壊兵器に関してはないってんなら(んなアホなことあるのだろうか)、つくれよ、法律!!マリファナは取り締まる法律があるけどヘロインはないんだ、みたいな状態だってんならそれ自体変な話だけど、じゃあ法改正しろよ、と思います。そんなの純粋な国内問題じゃん。

たとえば、ピストルを所持して日本に入国しようとする人が成田空港に降り立ったらどうなるか。そりゃ入国許可されませんよね。大体、怪しいと思ったら強制的に鞄を開けさせられて、検査されて、ピストルが出てきたら逮捕ですよね。「銃刀法違反」!ピストルを持ってると知っていてもピストルを撃つまで警察は手出しをできないなんてそんなあほなことない。抵抗したり、逃走しようとしたりしたら「公務執行妨害」!更に事態が悪化すれば警官の方も発砲するかもしれません。実際普通の犯罪捜査中に警官が発砲してるケースなんて沢山あるでしょう?普通の警官では手に負えない相手なら機動隊だのSATだのが出動するわけでしょう?それでも駄目なら自衛隊出すわけだ。

それとどう違うんだ???

「日本を攻撃するために、東京湾に、大量破壊兵器を積んだテロリストの工作船がやってきたら」、領土内なんだから警察や自衛隊(この場合海上自衛隊?)の武力で取り押さえるのは、交戦行為でもなんでもないじゃん!!実際領海侵犯してきた不審船を銃撃したことあるじゃん!でもその不審船の出身地と思われる国と戦争に突入したなんて言う人どこにもいないじゃん!だって領土内だもん!!万景峰号だって拒否できたでしょう?

普通の犯罪者相手に警察が発砲して「交戦行為だ!」なんて言われたことあるかしら。それが大量破壊兵器を持ったテロリスト相手だったら発砲しちゃいけない、憲法にそう書いてある、だなんて、大嘘もいいところだ。

幾ら、空港や港湾施設は法律上特殊だとは言っても、武器や麻薬の所持取り締まりはちゃんと出来ているはず。私は例えば以下のサイトの説明の方が正しいと思う。
http://sociosys.mri.co.jp/stuff/2004/0618_2.html

違うの?????

ロシア領内に入り込んで密漁している漁船があったら、ロシア側が銃撃することもあるわけでしょう?それは犯罪の取り締まりであって、日本との交戦行為じゃないじゃん??

違うの????

正直、この行を読んだ時には寒気がしました。
だってこんな頓珍漢で浅はかな嘘を信じて、この国は憲法改正を検討しているわけ?????

憲法改正の議論は大変複雑で難しい問題だと思います。
両方の意見にそれなりに説得力があると思う。
私個人はそれでもやっぱり九条を変えるのは反対だし、
愛国心教育なんてやめて欲しい。
けど、反対の立場にいる人の気持ちが全くわからないとは言いません。

けどさ、幾らなんでもこんな国の一大事に関して、こんな初歩的なところで、
こんな出鱈目な発言を一国の首相がしているってどういうことなんだろう・・・
こんな嘘を大真面目に言って、「だから憲法改正しなければ」って言ってるの??
いくらなんでもあんまりじゃないだろうか・・・

政治家として、不勉強じゃ済まないレベルでしょう???
中学生レベルの法制度理解がありませんってことだもん。
安全保障以外のことだってこのレベルなんだとしたら由々しきことだ。
それともまさか確信犯なの?
嘘だってわかってるけど、国民を騙すには充分ってことなの?

ホント、どういうことなんだろう・・・
それとも私がよほど馬鹿で、実は領土(海)内に大量破壊兵器を持ち込まれても
警察は何も出来ないのでしょうか?何か私が見落としてるのでしょうか・・・

ふう。

今政権全体の評価はよくわかりません。
安倍さん以外の人の閣僚がどうなのかもわかりません。

けど、こんな、こんな無知とか嘘とかでは済まないような説明で、
憲法改正に政治家生命かけちゃうような首相には投票できません。

憲法改正が必要なら仕方ないさ。改正しよう。
けどこんな、こんな酷い低レベルな議論でそんな大事なことを決めるだなんて・・・
本当の議論はもっとずっと深くて複雑で難しいものなのに・・・
まっとうな議論して欲しい。それでお給料貰ってるんでしょう??
きちんと議論して欲しい。

ディベータの端くれとしては、この本には正直憤りを感じます。
こんな嘘で国民をまるめこもうだなんて・・・汚い。
この本読んで「大好きになっちゃった」という有権者にも激しい憤りを感じます。
こんな嘘にあっさり騙されるなんて・・・情けない。

あ、しまった。今日は随分怒り心頭な投稿になちゃった・・・

ま、いっか。今日は冷凍庫に新発売のハーゲンダッツがあるんだ。(^v^)
夜中だけど食べて幸せ取り戻しちゃおっと。

Thursday, October 05, 2006

文明開化 Civilization

メールの不具合に引き続き,電話まで壊れました。
なんだなんだ何か変な電磁波でも出てるのか私から。

で,じゃじゃん,機種変更しましたー。ちゃちゃーん!

今度のは3G/GSM両方対応なので,
SMSもi-modeも何処の国にいてもできる!
海外共用ACアダプタがあるので,何処の国でも充電できる!

これで,
外国の友達に日本から高い電話かけなくてもSMSで済むようになる!
海外での大会中に外国から来てる友人と連絡取り合うときも,
他の国の子と同じようにSMSし合えば良くなる!
緊急の電話が日本からかかってきても取り損なうから意味ないとか,
それを心配してかける方が躊躇うといったこともなくなる!
だっていつも通りi-modeのメールをすればいいだけだから!
そして海外旅行に目覚まし時計を持参する必要もなくなる!!
やっほーーーい。びば,ぼぉおだれす。

しかも色々割り引いてもらってポイントも使ったので使った現金はゼロでした。
ポイントも半分くらい残せた。良かった良かった。

しかし,ここで一気に無用となったGSM機。
そう,私はNokiaのGSM携帯も持っていたのです。ハードだけ。
上記のメリットのi-mode以外の全てを満たしてくれた愛機です。
(実はストップウォッチ機能があるという別のメリットがNokiaの方にはあった)

FOMAユーザの方は,バッテリー外すとFOMAカードが見えますよね?
そのカードをGSM機に差し込むだけで,海外でも普段通り電話が使えるんです。
番号も普段の日本の番号のまま。
日本とでも現地同士でも,かけるのも受けるのも超簡単。
ホテルの電話使うより安いし,ローミングよりは絶対安い。
初回で既に初期投資(GSM機購入)の元を取ったと思いました。

メカ音痴な母も気軽に旅行中の私に電話できるようになって大好評。
マレイシア滞在中に津波が起きた時は,友人たちのご家族から,
安否確認の電話なども受けられ便利でした。
(公衆電話は不通になったり長蛇の列だったりしたので。
その点携帯の電波は問題なしですから)

マレイシアのKLで一万円強で購入したもので,正真正銘Nokia製。
旅行中しか使わないので,大して使っていないわけで,
バッテリーも殆ど劣化してなくてまだ全然使えるのに。
もうお役ゴメンだなんて・・・
うーん・・・Yahooオークションかなんかで売っぱらっちゃおうかな・・・

・・・と思ってヤフオクをチェックしたら・・・
うおおおお。

・・・なんと・・・

最初買った時の値段と大して変わらない値段で売れちゃうかも・・・?
恐るべし日本のマーケットの閉塞性・・・
うーん・・・本気でヤフオクに出品しちゃおうかなぁ・・・

何にしても,これからはもう一台を持っていかなくても済む上,
i-modeも使えるようになるわけで,ちょっと嬉しいです。

Tuesday, October 03, 2006

だああああ Driving me crazy

ここしばらく,というか何ヶ月も,やたらとメールの調子が悪くてですね,
一体何なのだろうと思っていたのです。

そしたらとうとうInformation Technology Centreが,メールサーバへのアクセスを制限しているということが判明。・・・つながんない筈ですよ・・・

どうやら,

(1)サーバに接続すること自体が20回に1回くらいしかできない
(2)送受信が何十分も,酷いと半日以上遅れる
(3)SpamじゃないメールをやたらSpamフォルダーに移してしまう
(4)SpamがSpamと認識されず普通にフィルターを通過して届いてくる

ようです。

正直とってもout of control。手に負えません(涙)どないせいっちゅーのじゃ。
メーラーの送受信ボタンを押すと,「サーバへの接続に失敗しました」というメッセージが延々と出続けるという,頭をかきむしりたくなるような苛々する状況です。

・・・なので・・・メールの返信等が遅れましたらどうぞお許しくださいませ。

Tuesday, September 26, 2006

命は誰のものか To be or not to be

楽しい集まりがひけて終電で帰りました。
鼻歌交じりのご機嫌で家路につき、玄関のドアを開けたら、

ビイイイイイイイイイ

夜のしじまにけたたましい音が!!!
ひいいいいい、とムンクの叫びな顔になりました。
私が帰ってくると思わなかった家族が防犯システムをオンにして寝ていたのでした。
「帰ってくるなら帰ってくると言え」と、ばっちり叱られました。えーーん。ごめんなちゃいいいい。
叱られるときは幾つになっても子供です。

さて、今日のディベートは、「積極的安楽死を合法化すべきか」でした。
私は否定側第一スピーチを担当しました。3-1で負けました(涙)
まあ、そもそもリベラルな人が多いディベート界では、
この論題で否定側が勝つのは稀です。国際大会なら尚更。
なので、まあ仕方ないかな、という気はします。
それを除いても私の出来は悪かったのですけど(涙)

肯定側の論点は、やはり患者自身の死に方を選ぶ権利、QOLについてなどでした。命は本人のもので死も含めて自己決定権がある、というものです。

私自身は、根っからPro-Choiceなので、堕胎についても安楽死についても肯定側です。だから肯定側の意見につい頷きたくなってしまいます。否定側の意見を組み立てるのは結構大変でした。

まあ、そんなこと言っても始まらないわけで。自分以外の人の考え方もシミュレートしてみれるところがアカデミック・ディベートの美点なわけで。そうやって他人の立場や意見を思い遣ったり尊重したりする術を学んでいくわけで。否定側になった以上は否定側の立場を掘り下げて考えなければなりません。

私たち否定側は、肯定側のQOLに対して、SOL(Sanctity of Life)を掲げ、「どんな状態でも、たとえ息をしているだけでも生きていることには意味がある。それが誰のものであっても、たとえ自分自身のものであっても、命を奪う権利は誰にもない。」というPro-Lifeの立場を打ち出しました。

この部分は、どうやらあまり観客ウケしなかったようです。もっとプラクティカルな話に焦点を絞ってもらいたかったみたい。国際大会では、こういう大上段に構えた倫理に関する議論がウケるので、ついついそちらに合わせた議論をしてしまいがちな私。日本の観客の方はディベート経験者でもそうでなくても一貫してプラクティカルな分析を好む傾向があることをすっかり忘れていました。失敗。

スピーチのリプロダクションもいつもどおりやってしまいたいところなのですが、とっても眠いので明日にすることにします。とにかく今日の教訓は、倫理と実利のバランスを取ろう!ってことでしょうか。また後日スピーチをアップします(^v^)

Tuesday, September 19, 2006

[Comic] 夕凪の街 桜の国 Town of Evening Calm, Country of Cherry Blossoms

[漫画] こうの史代.2004.『夕凪の街 桜の国』.双葉社.

ようやく読みました。

手塚治虫文化賞新生賞と文化庁の賞のダブル受賞をしたと話題になった作品。 プラチナ本とやらにも選ばれたとか。気になってはいたのです。

題材がヒロシマとあって,やっぱり重い内容ではあるのですが,身近に感じる描き方でもあります。特に『桜の国』は,随所に日常感いっぱいのユーモアも散りばめられ,現実の問題としての被爆二世や三世の気持ちと社会を近く感じさせます。変にグロテスクさのみを押し出していたり,お涙頂戴的だったり,政治主張がどぎつかったりしていないので,多くの人に読みやすいだろうと思いました。好感の持てる作品でした。

たった100ページで800円と,漫画の相場から考えると高い価格設定ですが,その価値はあるように思いました。

英語版・フランス語版・台湾版も出版されているとのことで,友人に薦めてみようかな,と思いました。海外の新聞で,『蛇にピアス』とか,『下妻物語』とかしか紹介されていないのを常々残念に思っていました。こういう作品も英訳されていると知って,少し嬉しく思いました。

Wikipediaの解説はこちら


[Comic] Kouno, Fumiyo. 2006. Town of Evening Calm, Country of Cherry Blossoms. Last Gasp.

Read the publisher's review is here.

Amazon's site is here.

Monday, September 18, 2006

邂逅 Encounter

邂逅という曲にまつわる,さだまさしのエッセイを読んだことがある。うろ覚え
だが,確かこんな内容の歌だったと思う。

歌の主人公は,若い頃父親と反目しあって,以来父親との交流がなかった。父親
はそのまま他界してしまった。ある日,父親の遺したカメラにフィルムが残って
いるのに気づく。現像に出すと,写っていたのは母親だった。それを見て,主人
公はそれまで自分が知らなかった父親の一面に触れる。父親が他界してしまった
後になって,父親と初めて本当に出会った気持ちになる。

確かエッセイの内容は,こういう特殊な関係に関わらず,知り合って随分経って
から,本当の意味で邂逅することは少なからずある,というものだったと思う。

***

先週末はずっと家に閉じこもって書き物をしていた。作業中は例によってリスニ
ング用にビデオを流していた。久しぶりに,二十年近く前の父の米国出張土産を
流した。古いVHSのビデオテープだ。ディズニーの『ロビン・フッド』,『マイ・
フェア・レイディ』,これまたディズニーの『メアリー・ポピンズ』といった,
小さい時分に何十回となく観た映画だ。

米国で買ったものなので字幕がない。英語がわからなかった頃にどうやって楽し
んだのかというと,言葉はわからないままだったのだ。大体の筋は,以前に観た
ことのあった母の解説で大雑把に理解していた。ディズニー・アニメーションの
類は元から,言葉が解らなくても大雑把なストーリーは解る画である。子供が映
画を楽しむには画と音楽で充分だった。

しかし,久しぶりに観てみるとクリアに台詞が聞こえてくる。数年前はセリフの
意味が大体察しがつく程度だったのが,いつのまにかシャドウィングできるよう
になっている。一文一文の意味が漸く解って,驚いた部分もかなりあった。特に
冗談やパロディ,引用の類は初めて理解したものが多かった。語彙が不足してい
たために中学生・高校生の時は解らなかったような表現もいつのまにかわかるよ
うになっていた。解るようになると,映画の印象は随分と変わった。

例えば『ロビン・フッド』では,"outlaw for in-law"というオヤジギャグ以外の
何物でもないような台詞が二回も出てくる(リチャード王の唯一の出番の唯一の
台詞がこれ。王様の威厳ゼロ)。「俺みたいなならず者と結婚してくれなんてお
姫様に言えっこないさ」と溜め息をつくロビンに「料理もできないしな」と茶々
を入れるリトル・ジョン。"I'm serious!"と茶々に怒るロビン,といった細かい
掛け合いの数々も漸くわかるようになった。Friar Tuckがどうして「陽気な仲間」
に入るのかも漸く判明(なるほど,こいつぁー陽気だ。加えて言うなら,邦訳は
「陽気な」とするのが一般的だが,元は多分もっと「くだけた」とか「ストイッ
クさに欠けた」,更には「俗っぽい」とか「坊主の癖に色事に詳しい」的な意味
もあったのだろう。邦訳からじゃわかんないよな・・・)。他には例えば,鶏の謡
う"Every town... but not in Nottingham" というシニカルさ全開の歌。「税金
は悪だ」というメッセージがどぎつく感じる。自由経済賛美(弱肉強食・富裕層
優遇)の精神を子供に刷り込もうというディズニーのあざとさに見えてしまう。
政治的に過ぎないだろうか。他の歌の歌詞には十字軍を賛美しているものもあっ
てドキッとさせられる(現代では認められないデリカシーゼロな歌詞だ)。なん
か,子供向けのアニメの癖に妙に際どいなぁ・・・

同じように,『メアリー・ポピンズ』ではパパが「アフリカとの貿易(貿易じゃ
ないだろ,植民化だろ)万歳,紅茶のプランテーション万歳,大英帝国万歳」と
いう植民制度賛美の歌を歌っている(これまた現代では認められないデリカシー
のなさだ)。銀行のお偉いさんは「おかげでアメリカ人でさえ飲めないような紅
茶に成り果てた」と,アメリカ人の味覚音痴ぶりを冗談に使っているが,これも
ちょっとNHK的にはアウトな感じ(今だったらステレオティピカルだと批判され
そう。まあ,制作がアメリカ自身の自虐ギャグだから許されるだろうけど)。そ
の癖foxhuntingの狐を助けるシーンがあったり,パパが「しかし伝統だから」と
言い訳したりするシーンがあったりして妙に現代に通じる。

『マイ・フェア・レイディ』のヒギンズ教授は,「フランス人ってのは,発音に
は気を配るくせに,行いはからきしだね」という冗談を入れた歌で登場。あまり
に露骨な人種差別っぷりだ(まあ,このキャラクターの場合,人種に関わらずジェ
ンダーにも社会階層にも何にでも割と無礼だし,本人も台詞でそう言ってるけど
・・・「俺は別に花売り娘だからぞんざいに扱ってるわけじゃない。貴婦人に対し
ても花売り娘に対するのと同じようにぞんざいで無礼だ」と。。。自慢になって
ないし。言い訳になってないし。コントラしてるし。)。

素朴に楽しい映画として観れた子供時代とは違って,今観ると昔の「ファミリー
映画」は結構怖い。絵面(えづら)が可愛いだけに台詞の際どさにビックリして
しまう。サウス・パークよりこっちの方が問題じゃないか?欧米の子供たちは,
こういうの観て育つのかぁ。税金に対する観念にしても,イスラム教に対する漠
然とした「正義は我にあり」的態度にしても,フランス人の悪口は言い放題なメ
ディアにしても,理屈じゃなくて小さい時から刷り込まれてるのかもなぁ・・・
と思ってしまったり(red statesはこうしてできるのかぁ・・・みたいな)。ちょっ
と怖い。

英語が少し解るようになってこれだから,もっとちゃんと解るようになったら,
こうした古典映画をどういう風に思うようになるんだろう。私が本当の意味でこ
うした映画と邂逅できる日はまだ先なのかもしれない。

***

この「映画とプチ再邂逅」をして,言葉の壁を挟んだ人間づきあいも同じだな
・・・としみじみ思った。

海外の友人たちの言っていることのどれだけを自分は精確に理解しているんだろ
う。親しくしているつもりの相手のことも,実はぜーんぜん解ってないのかもし
れない。

彼らは私をどれだけ理解しているだろう。何せ私のことを保守的で物静かな大和
撫子だと思っていた彼らである。私の外見からさぞや思い込みを膨らませている
のだろう(私は外見だけなら気弱に見える)。

英語が今よりももっと不自由だった数年前は,私は沢山嘘をついた。別につきた
くてついたのではない。つかざるを得なかったのだ,言葉の問題で。

例えば,忘れもしない2002年夏。自販機に飲み物を買いに行った私はたまたまコー
チと鉢合わせした。鼻歌で『マイ・フェア・レイディ』の"Wouldn't it be lovely"
を歌っていた私に,コーチは「お前がヘプバーンのファンとは知らなかったな」
と言った。「うーん,そうでもないよ。どっちかって言うとジュリー・アンドリュー
スの方が好き」と返した私に,「ああ,舞台の時はアンドリュースだったの知っ
てるのか」とコーチは更に返した。「・・・yes」と私は妙な間を空けて応えた。コー
チは,私が知ったかぶりをしたと受け取ったようだった。実のところは,確かに
私はジュリーアンドリュースが舞台の『マイ・フェア・レイディ』のイライザ役
を務めていたことを知っていたのだ。けれど私が彼女とヘプバーンを比べたのは,
そのせいじゃなかった。『サウンド・オブ・ミュージック』と『マイ・フェア・
レイディ』が同じ年のオスカーを巡って競ったのが頭にあったからだった。ヘプ
バーンは負けたショックでしばらくスランプになった。このことをコーチに言わ
ず,彼の勘違いを訂正しなかったのは,別に嘘をつきたかったからではない(厳
密には嘘ではないし)。単に「ああ,これは英語で説明するのには私じゃ時間が
かかりすぎる。こんなつまらないことを説明するために相手を苛々させたくない
し,私自身そこまで元気が残ってない」と判断したからだ。英語が下手なのが理
由だったのだ。

全く同じ年,同じ夏,ひょっとすると同じ日だったかもしれない。同じコーチと
帰り道が一緒になって,食事の話になった。"I'm going to become a
vegitalian because killing is bad"と言う彼に,私は"But aren't plants
also lives?"と返した。すると「ああ,お前○○の××を読んだのか」とコーチ。
訊き返しても私には○○も××も聞き取れなかった。面倒くさくなった私は,ま
たもや妙な間を空けた後で,結局「・・・yes」と応えた。これもまた,知ったかぶ
りをしたと解釈されたようだった。しかし,本当のところは,植物も命であると
いう考えを私にインプットしたのは,一休さんであり,小学校の頃から叩き込ま
れる日本のアニミズム的な価値観(一寸の虫にも五分の魂とか夕日が背中を押し
てくるとか)であり,神は万物に宿るという神道的な刷り込みだった。これもま
た,当時の私には説明する面倒臭さの割りに重要度は低いことだった。私は説明
しなかった。受け売りなのは確かだから「no」じゃ不味かろう,じゃあ「yes」
で良いや,と今考えるとありえない割り切りぶりを見せたのだ。英語が下手だっ
たから。

同じ夏,今度は別のコーチが,ソクラテスの問答の話を始めた。最初に「ソクラ
テスを知っているか」と彼が尋ねたとき,私は「no」と即答した。ご存知だろう
が,英語のSocratesは,発音とアクセントがかなり違う。ソクラテスを知らなかっ
たのではなくて,コーチの言う「ソックラ・ティイイイイイズ」がソクラテスだ
と当時の私は気づかなかったのだ。話が進むうちに,「ああ,なんだ,ソクラテ
スのことだ」と私は内心思ったが,「やっぱり知ってる」とは言いにくい雰囲気
だった。そもそも,英語力に自信のない私には,話を蒸し返すのも,訂正のため
に説明するのも面倒臭いことこの上なかった。私はその後1時間,コーチの長い
話が終るまで,ソクラテスを知らないフリをし通した。

こうしたことを重ねていると,私自身と友人たちの抱く私に対するイメージは乖
離していく一方だろう。私は嘘をつき続け,彼らはその嘘を通してしか私を見れ
ない。どこまでいっても,彼らが私に本当の意味で邂逅する日は来ないのではな
いか。そんな風に思った。

今の私は,当時に比べれば英語でもずっとお喋りになっていて,当時のように誤
解を解かずに説明するのを諦めるようなことは,まずありえない。それでも,日
本語の時と同じだけの伝達力を保っているか,と言われれば否だ。例えば,上の
例なら,一休さんのことや小学校で学ぶ詩文の話など言ってもどうせ通じっこな
い。だから適当に端折ってしまうだろう。結局,私自身を彼らが知る日は来ない
のではないだろうか。

言葉の壁を挟んでもなお,この十年弱に沢山の友人ができた。私は彼らを愛して
いるし,彼らを近く感じてもいる。

でも,本当のところは,彼らは私を知らないし,私は彼らを知らないのではない
だろうか。

まるで思春期に入りたての子供のような,小さくてとりとめのない疑いがいつも
つきまとう。完全に分かり合うことがないなんてこと,日本人とだって同じだろ
うに。結局のところ,知り合って何年経っても,まるで今日初めて出会ったかの
ように,邂逅を繰り返していくしかないのだろう。そんな諦めにも似た気持ちが
私を奇妙に冷たくする。

それでも,今日も,邂逅記念日。
甘く,苦く,そして冷たく。邂逅記念日。

だって私はコミュニケーション・フェチだから!!

Tuesday, September 12, 2006

[Book] λに歯がない λ has no teeth

[本] 森博嗣.2006.『λに歯がない』.講談社.

読みましたー!ようやく。
感想としては,εよりずっと好み!楽しめました。

あ,以下ネタバレだらけです。お気をつけをば。

中盤で赤柳さんと話している女性,最後のシーンで梶間さんと話している女性は,両方とも各務さんだと思いました。口調とかSP同伴なとことか。でもって最後のシーンの男性は保呂草さん。問題は赤柳さんが誰なのかですよねー・・・。うーん・・・誰なんだろう。あと海月君。でも山吹君と同じ島出身でしょう・・・??うーん・・・誰だろう・・・。ヒントは犀川先生と思考回路が似ていること。・・・林さんにもう一人子供がいるとか・・・?でも犀川先生の頭は紅子さんの方が似ている気がするから・・・。うーん・・・いっそ全然関係ない方がすっきりするかな。

ご多分に漏れず,萌絵ちゃんと犀川助教授の仲が少し進展したことも嬉しさ5割り増しでした(笑) 膝の上に萌絵ちゃんが座って抱きついてもようやく動揺しなくなった犀川先生。頑張れ,その調子!なんだかいつのまにか萌絵ちゃんちにお泊りすること増えてるし。よしよし。

・・・あれ,けどさあ,萌絵ちゃんちって諏訪野さんいますよね??あれ???それって実家生の家にお泊りしてるって感じ・・・?あ,それはいやかもー・・・。紅子さんと林さんの時も思ったけど,プライバシーなさすぎる感じが・・・。うーん・・・。まあ,いっか。なんかこの二人は心配なさそうだから,喜多先生の心配でもしてようっと。

Saturday, September 09, 2006

そしてもっとショックだ Something a lot more shocking

森博嗣占い(http://u-maker.com/75491.html)で鵜飼さんになってしまった私。

そのショックを払拭すべくSM(犀川×萌絵)シリーズ占い(http://u-maker.com/154486r.html)にも挑戦してみました。そして結果は・・・

・・・・・・なんと・・・・・・林警部・・・・・・。

なんで,なんでなんでなんでなんでなんで!!!!
超ショックですよ。

森博嗣さんの作品を読んだことがない方のために簡単に解説すると,林警部というのはぶっちゃけ「たらし」なわけです。別れた妻との間には息子が,内縁の妻との間には娘がいて,そのどちらとも関係を続けたままあっちふらふらこっちふらふらしている男なわけですよ。しかもいざという時の態度がひたすら情けない。二人の女に挟まれたり,息子の彼女に鉢合わせたりした時どうするか,というと,ずばり逃げるんです。その状態をずっと続けているわけ。卑怯者の臆病者じゃないですかぁ。

私は断じてそんなに浮気性じゃないし,卑怯でもない!!

ちぇー・・・。まだ鵜飼さんのほうが傷が浅かったぜ・・・。

Friday, September 08, 2006

小さい驚きみつけた Small Surprises Shocked Me Much

夕方以降は虫の鳴き声も大きくなり,小さいどころか大きな秋をみつけている今日この頃です。そんな夏の終わりの個人的に驚いたニュースを3つほど。

1. Rob Corddry,TDS降板
Rob CorddryがThe Daily Showを離れる??んでもってFoxに移動?なんでなんでなんで?ボストン育ちの生粋リベラルじゃなかったですっけ??何でFoxなの?うーーん・・・。まあ,確かにそろそろ賞味期限切れな感じがしなくもないTDS(最近質が落ちたと思う)。離れるなら今って気持ちもわからなくもないかな・・・。ちなみに私は,「北朝鮮に先制攻撃すべし」って(米国)民主党が言った時TDSがそれに同調したのを見てTDSに幻滅しました。・・・ホントただの民主党の手先って感じに見えてしまいました・・・。久々にお気に入りな番組だったのでショックでした。今でも見てはいますが,以前ほど楽しめません。何か別のものを開拓しなければ・・・

2.東ティモールは北朝鮮以下
ディベータに人気の『COURRiER Japon』によれば,東ティモールの平均所得は北朝鮮のそれより低い。うーん・・・大変だ・・・。でも独立前に所属していたインドネシアもあまりリッチではないので仕方ないかしら・・・。けれど東ティモールは北朝鮮と違って天然資源を持っている筈では?オーストラリアも譲歩して東ティモールのものと認められたのだと思っていましたが,だからといって一朝一夕で利益が上がるわけじゃない,ということでしょうか・・・。国内で東西の争いがあると報道されていますが,それと資源運用と何か関係あるのでしょうか・・・。うーん・・・今度もう少し勉強してみようと思います。

3.ピルには処方箋が必要
先日,日本におけるフェミニズムについてコーチ達や夢チームと議論。その際,私は避妊用のピルが日本でも売薬になった・・・とばかり思っていたのですが,産婦人科に勤める友人に尋ね,まだ処方箋が必要だと判明。ビックリです。他の国では経口堕胎剤まで売薬となる今日に,なんで普通のピルに処方箋が必要なんだろう・・・??低容量なら副作用はなさそうだというのが一般的だと思っていましたが・・・。生理不順とかも含めて,避妊に限らず必要としている人は多いだろうに・・・。しかもモーニング・アフター・ピルなんかもっての他で処方箋すら書いて貰えないんだそうです。へーーーー。へーーーーー。「なんで?」って聞いたら「そんなもん多用されて余計コンドーム使わなくなられたら困る」とのことでした。・・・・・・。「そんなのもう妊娠しちゃって困ってる人に言っても意味ないじゃん!!コンドームしたけど失敗したのかもしれないじゃん!ていうか堕胎手術の方がましだと言うのか??」と驚いてしまいました。更に,「モーニング・アフター・ピルは『正しい』堕胎の仕方じゃない」とか,「学会で認められていない」とか,「どうしてもって言うんなら制裁的な意味も含めて4・5万出せば処方してくれる病院もあるかも」とか,いかにも「不慮の妊娠をするヤツは社会のゴミ」とでも言いそうな軽蔑を込めて言われて,もう頭痛ガンガンです。「制裁」ってどういうこと,「制裁」って・・・。いつから医療は司法の場になったんだ・・・。しかも裁く根拠は法律じゃなくて医学会の考える善悪なんだ・・・。日本の医療はどこまでも医者が患者より偉いんだなぁ・・・と思いました。ちなみにこの友人は女性です。女医さんがこうなら男性のお医者さんはもっと女に厳しいのでしょうか・・・。幸いこうしたことが自分自身の問題となった事は一度もないわけですが,それでも背筋に悪寒が走りました。Pro-Choiceなんていう言葉自体が存在しないのでしょうか,この国には。

Sunday, September 03, 2006

かおりの楽しみ decencies for incense

















お友達に食器と小物入れを貰いました。あんまり可愛いからここに写真を出してしまいます。イヒヒ。

小物入れはお香入れにしました。最近別のお友達がタイに行ったお土産にお香をくれました。元々持っていたものも合わせるとちょっとしたコレクションになったので,しまい場所に悩んでいたのでした。 うーん,なんて丁度良いサイズ! Kちゃん,ありがとーーー!!!

アロマオイルとかの方がメジャなのかもしれませんが,私はこういうお香が好きです。あの煙がゆらめくところを見るのも好きだし,使い続けるとお部屋に微かに香りがつくのも好きです。抹香臭い?いいじゃないですかー。

ちなみにこの小物入れの置き場所は棚の着物の段にしました。着物を着る度に毎回焚き染めるというようなことはしていません。でも香りが移ったら一石二鳥かな(笑)と思って着物の近くで使うことが多いからです。

お香の種類は主に棒状のタイプ。オーソドックスに白檀が一番好きですが,気分によって色々炊いてみます。今家にあるのは,ピーチ,ジャスミン,蘭と竹です。

お香立ては4つあって,右から二番目の「蓮の葉」が一番片づけが簡単です。でもスティックの一番下の部分が詰まって取れなくなってしまうことがあるのが難点。

黄色いゾウさんにも同じ欠点が。しかも周りに粉が落ちます。見かけはとっても可愛いんですけど。

一番右の青いお皿状のは,片付けが簡単で棒が詰まってしまうこともなく一番スマートです。でもかなり長く燃え残ってしまいます。短いスティックを使う時はちょっと勿体無いかな。

そんなわけで,一番お気に入りは実は,一番左の茶色い四角のものです。みかけは冴えませんけどシンプルでさり気ないのがかえって好みです。燃え残りも殆ど出ません。粉は落ちますけど,まあ一拭きで済むわけですしね。

こうして可愛い入れ物に入れると,こんな小さな趣味も幸せな楽しみ度が大幅アップですね。Kちゃん,ホントありがとーo(^v^)o

Thursday, August 31, 2006

少しでもましな将来 slightly but surely better off future

嶽南亭主人さんのブログに,

「ディベートって「未来を選択する訓練」なのだと、私は思います。(中略)ディベートに実際に取り組むこと、あるいはディベートを見ることにより、「議論を通じて将来を考え、議論を通じて将来のシナリオを選択していく」こと。(中略)よりよい議論の実践を通じて、「少しでもマシな将来」を、あるいは将来は今よりもよくなるという確信を、今投票権を有していない世代、さらにはいままだ生まれてもいない将来の世代に残していくことが、いま現に投票権を持っている我々のつとめなのだと思います。」

とあって感動。今日一日この言葉でハッピーでいられます。

私が本当に尊敬するディベータが言う事は皆同じです。
私が本当に尊敬するディベータはディベートに切ないほど夢を見ている。

議論すること。人の意見をよく聞いて,自分の気持ちもきちんと表現して,心通わせて吟味して未来を決めていく。そんな言葉の力を信じてる。言葉の力で,少しでも優しくなれんじゃないか,少しでも世の中良くできるんじゃないかって夢見てる。その同じ夢を見れるだけで,私の毎日は捨てたもんじゃないって思えます☆

以下,masakoの心に残る名言集から3つほどピックアップ。

アレクサンドラさん「Debating is about educating ourself. Debating is about fighting our own ignorance」
リチャードさん「Who on earth wants to live as an ignorant? We debate to be less ignorant」
ソネレック氏「Debating is not a hobby. It's a life style」

私は,優しくなるためにディベートするんだと思う。

世のなかに飢えている人がいることを知らなければ,彼らを助けようなんて思わない。知っていても,他の人の知性の助けがなければ,どうすれば良いのか考えを深められない。自分の意見が正しいのかチェックすることができない。ディベートすることで,私は世の中のことを知りたくなった。ディベートすることで,私はいつも「じゃあ,どうする?」という方向に考える焦点を置けるようになった。ディベートすることで,沢山の人と意見を交わす機会を持てた。そのおかげで,今まで思いやるとっかかりもひっかかりもなかったような立場の人を大切に思えるようになった。

Debating is to know more, to think more and to love more

バカで無知な私だって,もう少しで良いからマシな人間になりたい。
明日もディベート頑張るぞ☆っと。

Tuesday, August 29, 2006

愛は地球を救う? Love saves the world?

今日は、ひょんなことから普段忌み嫌っているラヴ論題でスピーチしました。忘れると勿体無いので、やはりメモっておくことにします。

論題は「バレンタインを廃止すべし」で、私は否定側の第二スピーチを担当しました。スピーチ時間は5分、準備時間は15分と、普段より少し短めでした。以下が私の覚えている限りの自分のスピーチの内容です。やはり論題が論題なので、多少ユーモアを交えて面白おかしく話せるように心がけました。

(野球の松井選手(ゴジラ)によれば、上達と成功の秘訣は経験を記憶することだとか・・・。記憶力の悪い私は駄目です。その法則だと・・・。せめて書き残すことで覚えておけなくても思い出す手がかりは残して置こうっと・・・)

ちなみにこのラウンドの前に、裁判員制度の廃止の試合を見学しました。ものすごくレベルの高い試合で大変勉強になりました。ああ、いつもこういう試合だったらどんなに大会の審査も楽しいだろう・・・

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肯定側は先ほど、バレンタインは画一的な愛の象徴だと述べられました。
しかし私たち否定側は、それでも愛は地球を救う、と信じます。
愛情表現の方法・機会・手段は多ければ多いほど良いと思います。

まず何故バレンタインが大切な愛情表現の機会なのかをご説明し、その後コストとベネフィットについて考察します。そして最後に私自身の議論である経済効果についてお話したいと思います。

1.まず愛情表現の機会としてのバレンタインについてです。
バレンタインが愛情表現の一種であることは確かです。
普段ことさらに口にはしない感謝の気持ちを上司に伝える。
今まで言えなかったけど実は好きだと告白する。いろいろです。
たとえ義理チョコであっても、今後まったく縁を切ってしまうつもりの相手には渡さないわけです。
たとえばお父さんが娘にチョコを貰えばやっぱりうれしいでしょう。
バレンタインはそうした愛情表現の大切な機会になっているのです。

これに対して肯定側は最近はそういうご時勢ではない、いつでもどこでもだれにでも愛情を表現できるようになったんだと言っていました。しかし、
1)愛情表現の機会は多ければ多いほど良いではありませんか
2)皆がみんな、いつでもどこでも誰にでも愛情表現できるわけではありません。肯定側の分析は単純すぎると思います。そういう人ばっかりではありません。日本では特に、愛情表現をしにくい文化があることは先ほど私のパートナーが説明してくれました。
3)もし本当にみなさんがいつでもどこでもだれにでも愛情表現できる状況にあるなら、少子化が1.25という出生率まで深刻になっているはずがありません。

これに対して肯定側は、女性にかかる経済的コストが大きいという話をしていました。しかし
1)女性が男性のためにお金を使うことは良いことです。なぜならまず①経済効果があるからです。これについては後ほど詳しくご説明します。そして②女性たちは楽しんでいます。そうでなければデパートに大挙して押し寄せてキャーキャー騒いでいるはずがありません。あれはレジャーなんです。彼らのお金を彼らの楽しみのためにつかうことにやましいことはなにもありません。
2)これはフェアな負担です。なぜならホワイトデーにお返しを期待できるからです。

次に2点目として肯定側は、勝ち組・負け組(ここで肯定側第一スピーカ「その点について」とPOIをオファー)に分かれてしまうことで劣等感が生まれてしまうという話をしました。その話に移る前にどうぞ。

肯定側第一スピーカのPOI: ホワイトデーのお返しはもらえるとは限らないんじゃないですか

それは、この人にはどのくらいのお返しを貰えそうかな、ということを良く検討してどの位の金額のチョコレートを買うか決めればいいんです。

さて、二点目として勝ち組・負け組に分かれることによる劣等感が生まれると肯定側は言いました。
しかし、
1)恋愛において勝ち組・負け組が分かれるのはバレンタインデーに限ったことではありません。どうせ25年以上一度も彼女ができたことのない男性もいれば、一度に5人の女性と付き合う男性もいるんです。それが現実です。現実を無視しないでください。
2)皆が愛を貰えなければ、皆がチョコを貰えなければ、みんな平等だというのは偽善的です。全員一等賞のかけっこと同じです。
3)それよりも、どんな人に自分はモテて、どんな人にはモテないのか、マーケットを熟知することが重要です。バレンタインデーはまたとないそれを知る機会です。恋愛を促進しています。
4)また、チョコが欲しいから、と自分を磨くのなら、それも恋愛を促進することにつながっています。

現代は、お見合いビジネスを国がやらなければならないほど、出会いがない、きっかけがないことが問題になっているのです。バレンタインが少しでも愛情表現の機会を増やすなら、それは巣晴らしことです。

さあ、3.経済問題についてです。

年齢にかかわらず平均して、一人の女性がバレンタインに使う金額は7000円といわれています。
6000万人、人口の半分が女性として、これは4200億円相当になります。
更に、ホワイトでーには3倍返しの法則があります。こちらは1兆2千億円になります。
合計1兆7000億円の産業です。

いくらパチンコが3兆円産業だとは言っても、それは年間で3兆円です。
バレンタイン産業は、わずか1日や2日でほぼ2兆円を達成してしまうのです。
こんな素晴らしい市場を捨ててよいのでしょうか。
この2兆円の産業は日本の景気回復にどんなに消費拡大の形で貢献してきたことでしょう。

しかも人々はこの消費を楽しんでいます。
誰も彼らに強制していません。
チョコを買いたくなければ買わなければ良いんです。
楽しめて経済に貢献できる。
(ここに「まさに愛は地球を救うのです」と入れる筈がうっかり忘れる)
だからバレンタインはあるべきです。
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この試合は4-0で否定側の勝ちでした。ヤッター。とはいえ、パートナーの方が大変大人な方で、初心者にもかかわらず上手に合わせて下さったので、それに助けられたと思います。 初めてとは思えないほど落ち着いた方でした。

スピーチの評判自体は、割と良かったようです。エンターテイメント性と理詰めな部分のバランスがほど良かったというコメントを頂戴しました。内容的な密度は5分のスピーチとしてはいっぱいいっぱいだったのでは、と言われました。確かに詰め込み過ぎたかな、とはちょっと思いました。というか、またもや、反論と立論のバランスが悪い。反論までで4分使って立論は1分強しか使えませんでした。せめて2分は裂くべきだった・・・。まあ、でもラヴ・モーション嫌いのmasakoとしてはまあ良かったのかな・・・。はあ、やれやれ。まあ大きく失敗せずに済んで何よりでした。