Wednesday, October 22, 2008

Feminology (7. The Demanding One) フェミノロジー(第七話: ねだる女)

披露宴については後日書かせていただければと思います。
足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
今の心境は……「おわったーーーー!!!」
マラソン完走とかパンチドランカーになったジョーとか…まあそんなところ。
事後処理に追われてまだ慌ただしくしていますが、ああ、このクールダウンが終われば日常が帰ってくる…筈…。連絡が取りにくくて困っていらっしゃる方には大変申し訳ないことです。もう少しですので。

はふう。そして今は授業の合間のエアポケット。
頂戴したコメントに丁寧に返信している時間は今すぐはないけど、とりあえずちょこっとだけ。

一週間ほど前、NHKの国会生中継を流しながら採点をしていたところ、
麻生首相が「個人投資家を増やすべき」と語っていました。

「日本ではまだ個人投資家がまだ十分育っていない、どうも株のイメージがよろしくない。
特に田舎では『あの人は株やってる』なんて言うと危ない山っ気の強い奴と思われる。
これではいかんのでイメージを改善していきたい」

というようなことを話していました。
なんだか前にも聞いたことのある論調。
どうせ株で儲けた場合の所得税を優遇しようって話に落ち着くのだろうなーとか思って聞いていたのですが…

同時に思うのは、私が「フェミノロジー」で書いてるのとどう違うのよ、ということ。

「日本ではまだ女性の知性を喜ぶ男性が十分育っていない、どうも高学歴女性のイメージがよろしくない。特に企業では『あの人の妻は夫より高学歴もしくは高収入』なんて言うと小賢しい女の尻に敷かれてる情けない奴と思われる。これではいかんのでイメージを改善していきたい」

とか書いたとしたら、「個人の嗜好に国が介入するのか」「ファシスト」「モテナイやつの僻み」とか言われる。

どう違うんだっつーの!!
税額優遇の方がよっぽど凄いでしょーが!
(試しに「高学歴女性の配偶者に補助金を出せ」とか言ったらかなり面白そうだ。
でも「なんで稼いでる女の配偶者に更に補助金が必要なんだ」とか言う人が出るのであろう。
だから株にまとまった投資ができるような人の税金減らすのとどう違うんだっつーの)

ことほど左様に国が政策で国民の意識を変えようとするのなんて日常茶飯事です。
社会が得する方向に誘導する制度なんてタバコ税以外にもたーーーくさんあります。
何いまさら驚いてんのよね。

小泉さんも「女性たちに産みたいと思える社会を作ろう」って堂々と言ってたじゃん。
「子供産みたいのも産みたくないのも各女性の勝手じゃないですか。国が人間の好みにどうこう言うのはどうなんですか」とか「欲しくないから産んでないんだ。放っとけよ」とか「欲しい欲しくない以前に『できない』んだから的外れ」とか言わんのか。挙句に今じゃ少子化対策に高官付けてるんですから。(ちなみに私は的外れでない少子化対策ならバンバンやって欲しいと思っています。しかし惜しむらくは多くの対策に的外れだという印象を受けること…いや、でもやらないよりはマシか。がんばれ少子化対策)

ホント、「ええ、そのとおり。思考の問題です。」と言うと
「違和感があります」という人々に…目洗って新聞読むことをお勧めしたい私です。

Friday, October 10, 2008

Feminology (6. The Gay One) フェミノロジー(第六話:レズな女)

1.Shouldなのか

ちょっと時宜を逸しましたが、CO2君の以下の問題提起について。

>> ていうか大学側も放置しないで欲しいな。
>> 適切な指導を加えるべきだと思います。
>
> 僕はちょっとこの辺に
> 違和感を感じますね。
>
> 勘違いで(後で)痛い目
> 見るのも自己責任じゃないっすかね?
>
> でもこれはやはり違和感がある。
> 上からの押し付け的な。

そう?

じゃあ、こういう風に考えてみたらどうかなぁ?

大学はサークルの公認申請にあたりサークルの規則を提出させますね?
私も君も学生時代これに面倒な想いをさせられました。

その規則にね、
「留学生は入会不可」とか
「部落出身者入会不可」とか書いてあったらどう思います?
大学はそのサークルに大学公認の立場を与えるかしら。

アメリカの大学のソロリティの規約に「有色人種は入会不可」って書いてあったら?

それでたとえばね、
ゴルフはとってもお金かかるとする。オーケストラでも良いや。
そういう理由で、「貧困家庭出身者入会不可」だったら?
色々理屈は捏ねられるかもよ?
「入っても満足に活動できないから苛められる」とか
「富裕家庭の学生と軋轢が生じる」とか(A大女子と他大女子に軋轢が生じるみたいに)
「大会/コンクールで足を引っ張る」とか
(上記全て、私自身がそう思っているということでは全く全くありません。念のため)

それって正当な理由になると思う?

じゃあ、
「奨学金受給者は入会不可」だったら?
どう思う?事情は変わる?

それか、規約には特に問題ないけど、実体がカルト集団や差別集団(ネオナチやKKKみたいな)だったら?どうする、実態が「嫌韓流友の会」だったら。

私は上の全部、そんな団体公認許可しちゃ駄目だと思う。
実際、大学当局はカルトや差別団体は公認許可どころか活動自体許可しないと思います。

もしここまでCO2君が同意できるのだったら、
何故「女学生は入会不可」は指導(公認取り消し)しちゃ駄目なの???

それとも前段階の他の被差別者集団の例も同意できないの?

こうした指導には重要な役割があります。

それは、

「それらの排除が差別行動であること」
「差別行動を大学/社会が容認しないこと」

を知らしめることです。

逆に、適切な指導が行われないと、
差別行動は蔓延し、それが差別行動であること自体に誰も気がつかなくなります。
「空気の差別」(後述)が定着してしまうわけです。

丁度ね、何処かの国の何処かの州で、バスの席にとあるおばさんが座ろうとして大パニックになったのと同じ。おばさんが「なんで座れないの?」と言い出すまで、黒人がそこに座れないことは皆にとって「必然的」だったし、「あたりまえのこと」だったし、そう決めるのは「コミュニティの自由裁決」ですらあった。誰かが「それが当たり前なのっておかしくない?」と権利と公正のあり方を再発見しないといけません。

> 強制しようとしてできるたぐいのものでも、強制すべきたぐいのものでもないので、賛成しかねます。

悪いけれど、大たっきーの書いていることは、『再発見』して見せても、
必然性だとかコミュニティの自由裁決を主張し続ける超保守派の差別している自覚がない白人と同じだと思う。人の話聞いてないでしょ、ああいう人たちって。

私はガシガシ指導していくべきだと思いますよ?
私はガシガシそういう無自覚差別者の白人に「そういうのは自由って言いません」って喝を入れるべきだと思う。
ファシズム?ヘッ!じゃあKKKが活動する自由とか擁護してれば?って感じぃ(笑)

2.勝間本

実は恥ずかしながら一冊も読んだことなかったんです、勝間さんの本。
本屋さんで平積みされているのはよく見かけていたんですが。

で、本日早速「日本を変えよう」を買い求めて帰りの電車で読んでみました。
あっという間にペロッと読めました。

大部分には諸手を挙げて同意って感じでした。
この連載絡みでいくと、第3章の「空気の差別」から以下の部分とか。

------------引用---------------------------
「まず必要なのは、正しい現状認識です。
 男性は女性を差別している面がある。女性は差別されている面がある。女性差別があるのでこれを撤廃しようということが本当のメッセージなのであって、「男女共同参画」などはどう考えてもきれいすぎる言葉です。
 私たちは「男女平等」という教育を受けてきたにもかかわらず、現実はちっとも男女平等ではないのです。女性は、女性であるというだけで、制度面で自分が「二流市民」として取り扱われていることを、はっきりと認識すべきです。」

「そして男性は、無意識のうちに女性を差別している。空気のような差別です。これまで受けた教育と社会の仕組みとシステムのなかで、無意識に行動していることが、結果として女性差別になっているのです。」

「日本においてこれほど大きな女性差別があるのに、それと気づかないとすれば、ふだんの現実を見る目、認知がゆがんでいるわけです。少なくとも、女性は差別をされているのだという意識をもつだけでも随分変わると思います」
----------引用終了---------------------------

上の引用はデータや具体例を割愛してしまったので、キチンと中身を読みたい方は書店へどうぞ。

さて、最後の、「差別されているのだという意識をもつだけでも随分変わると思います」
これは正に私が国際ディベート大会におけるEFLについて訴えてきたことでした。

「負けて仕方ないと思うな。20年必死に努力して全く成果が得られないなら何かがおかしいんだ。
もしかしてそもそも自分達が勝てないようにゲームが設計されているのではないか、と疑う目を持て。どうせ日本人なんて駄目なんだ、勝てっこないんだ、という負け犬根性から脱却しろ。」

というのが私の一番の主張でした。

で、たとえば、「そもそも極東が論題に取り上げられたことが一度もないとはどういうことだ、
それで公平なゲームだといえるのか」「なんでEFLのチームには屑ジャッジばっかり回ってくるんだ。同じ参加費払ってるんだ。たまには良いジャッジを寄こせ」といった、「隠れた差別」「見過ごされている差別」、誰もそれまで差別だと認識していなかった差別を『発見』することが私の仕事でした。我ながら一定の成果は得て、後輩の皆さんにはかなりマシな環境を差し上げられたと自負しています。

全く同じことが他のマイノリティについても言える。
日本における女性も同じだと思います。
こちらに関してはたーっくさん先駆者がいらっしゃいますが。

フーコーの、被差別者が「自分は差別されるのが当然だ」と考えるようになった時、『治療』は完成する、という表現は秀逸だと思います。

そういう意味では、「空気のような差別」が存在しているということは、女性に関してやEFLに関しては既に治療完了済みなんですよね。そこからそもそも治療されるような病気にかかっているのか問い直すのは大変な作業です。けどしないと、差別をなくすための第一歩も踏めやしませんよね。

> なるほど、
> 僕は↑が半々(というより7:3)
> くらいなのかもしれません。

そういうわけでCO2君、
7:3じゃなくて3:7が実際だと思うヨ☆

ただね、同勝間本の労働力としての女性についての以下の部分だけは違和感を覚えました。
「私はべつにフェミニストではないし、ジェンダー論者でもないのです。単純に「もったいないじゃないか」論者です」(p.131)

なんだってこんな断りが必要なんですかね?
いいじゃん、フェミニストだってジェンダー論者だって。
(ていうか「ジェンダー論者」ってどういう意味なんだろう)

それにね、女性の差別撤廃を話すのに何で善悪が理由じゃいけないんだろう。損得の話にしなければいけないの???

日本のディベータはえてして善悪の議論を避けたがるんですが、これ、ディベータだけの特性じゃないみたいですね。

けど、同じ勝間さんが、経済的に恵まれない家庭の子供が教育の機会を得られないのはおかしい!って言う時、そこには損得なんてないんじゃないかな?万万が一、それが社会的・経済的に損だったとしても、そうした子供に就学の機会を与えることは「正しい」「善いこと」だからするべきなんじゃないかな?

同じように、女性の労働環境を改善して、女性を労働者として活用する、女性の就業の機会を広げることは、べつに損得に関らず、やると善いことなんじゃないかな?どうして損得の話にもっていかないといけないんだろう。不自然じゃないかな?

3.レズな女

第五話のコメント欄に書いた、「過去の恋愛で得する男、過去の恋愛で損する女」について。

> 男性は周囲に過去の恋愛を次の恋愛する上でマイナスにとられないでしょ。
> それどころか何人落としたかを勲章のようにひけらかす男性もいる。
>
> 女性の側は「前あいつと付き合ってた女」というラベルが悪い意味で言われ続けることが
> 多いでしょう?(最悪の場合、飲み会でその子と次に付き合う男性が「○○と『兄弟』」とか
> 言われる。あれホント最低。)

これ以外にも、振られた男の負け惜しみ/腹癒せというのが女性をコミュニティから追い出す原因になることも結構あります。こちらはもはや女性の方は恋愛さえしていないのにダメージだけ受けるケースです。

私はディベート界で振った男性に「あいつは良いジャッジじゃない」と影で触れ回られたことがあります。

中でもうならされたのは、「masakoはレズだ」というもの。

別にレズが悪いってわけじゃありません。
が、私は生まれてこのかたずっとheterosexualなんですよね。
ちなみにこの台詞を吐いたのは私が申し出をお断りした男性の「弟子」でした。
もはや振った相手ですらない。

友情ってたまに不思議だなぁと思うのですが、
友情の勢いあまって友人を振った人についてまで色々言いたくなる人がいるようです。
実際日本のディベート界でも、ある女性がかなり歳上の男性と付き合って分かれたとき、
彼女がかなり一方的に影で悪く言われていて、正直私は気になりました。
この件に関してはCO2君も無関係じゃないですよね?

まあとにかくですね、私が実際レズだった場合は、
「ああそうさ、そうさ、お前の兄貴分はレズを口説いた間抜けさんよ」
とか言ってやりたいところですが(流石に不穏当すぎるか…)
私の場合はレズじゃなかったわけです。
ていうかね、言い寄ってきた人の「弟子」に私のsexual orientationがわかるかっつーの!
何を根拠にそういう情報流してるわけ?

さて、heterosexualな人がhomosexualだと触れ回られた場合、
「意中の人にまで誤解され、チャンスが遠のく恐れがある」わけですから、
言った張本人としては二つの目的を達成できるわけです。
1. 兄貴が振られたのは兄貴に女性に対しての魅力がなかったせいじゃない、とアピールする
2. 誰かが問題の女性をモノにしてしまうことで、「誰か」>兄貴という構図が生まれる可能性を下げる

無責任な発言で労せずして目的達成確率がそこそこあるわけですからなんともズルイ話です。

でね、こういう負け惜しみ(?)言う男の人結構いるのね!
(あ、なんですか、私を「だめんずうぉーかー」的な目で見ないで下さい。
重ねて言いますがうちの相方は今のところ良い人ですよ、真面目に。
それ以外の方々もちゃんとまともで良い人もいましたよ、今考えると。
でも「妙なのに惚れられた」経験って誰にでも多少あるでしょう??)

そういうわけで、女性の場合、恋愛経験が外聞的にはダメージになる確率が異様に高い上、
ただ惚れられただけでも油断はできない、リスク満載なわけです。

まったくフェアじゃないよね!

(え?振った女性に「あいつホモだからさー」と言われた?ああ、そうですか。そりゃぁ失礼しました。お互い様ですかね。私はそういう例は聞いたことなかったです)

加えてですね、どうも私の受けた印象だとその弟子は私への『悪口』として言ったようなんですね。
それでね、誰かの『悪口』として『レズ』という言葉を使うのはどうなのか、と思います。
同性愛自体は悪いことじゃないわけですから、そういう使い方は誤解を招きませんかね。

そして……負け惜しみって人格でますよね。
やっぱどうせ負け惜しむなら皆の共感を呼ぶか、愛嬌があるか、くらいが良いですよね……

Thursday, October 09, 2008

Feminology (5. The One from Mars) フェミノロジー(第五話:異星人な女)

なんだか第四話がプチ炎上したので一度整理したいと思います。

関係ないですけど、朝6:00の時点で37.01度あって、夕方になった今凄い辛いです。あううーーー。
最近わかったんですけど私低温期と高温期で0.8-1.2度違うんですけど、これってなんで?
普通0.3-0.5度の違いなんでしょう?こんなに暑くて冷房つけたくなるのって私だけ?

1. アンテナ

「話がすれちがっている」というメッセージを3名の方から受け取りました。
…ええ、まったくですね…
お一人は「すれ違ってるのを楽しませていただいてます」とのコメントを下さいました…
が、……それって楽しいでしょうか……まあ楽しんでいただけるのなら幸いです。

masashiさんのアンテナって表現は良いなぁと思います。
私はやっぱり、なんとか言葉で埋められないものかと思いがちなんですが、
こうして話をしていると正直諦念が生まれますねー…
淡い希望は捨てるべきかも。

CO2君や大たっきー君、もしかすると匿名希望さんとも、
この話題に関しては分かり合える日は一生来ないのかも、と残念ながら思います。
そしてそれが生理的なものと来歴に拠るのであれば、
妙にいつか線路が交わる日が来ると信じたりしない方が話が早いのかもしれません。

金星人男性が火星人女性に魅力を感じないし、その逆もしかりなのと同じようなもので、
たまたま同じ地球上に生まれついてはいますが、実は異種族なのかも。
きっとどこまでいっても恋愛観の共有はないのではないかと、ちと思います。

けど話の通じる人もいるんですよねーーー、男性でも。極稀にですが。ああいう人は、きっと自分の恋愛相手が本音で接してくれてるんだろうな、と思います。ジェンダーに関して鬱屈した想いを抱いているパートナーが、正直に気持ちを打ち明けるのは大変なことなので、そうした方はよほどそのパートナーに安心感と安らぎを与えられる存在なのでしょう。そう考えると尚更そういう希少価値のある男性が格好良く見えますね……彼らが火星人男性なのかも!ってドキドキしちゃう(笑)

女性だってジェンダーに疎い人もいるだろって言われると、まあその通りですね。
(私自身もジェンダーのある特定分野について疎いんですよね……いつか勉強しようっと。)
でも、やっぱり社会環境的に女性の方が普段からそういうことに頭使ってることが多いんじゃないかな。
個人的な観測に基づくと、前述の希少価値の男性に遭遇する確率と、「何この女」と思わされる女性に遭遇する確率が大体同じくらいです。話の通じる男性に会う確率と話の通じない女性に会う確率が同じくらい。女性だって多様なので、意見は違う場合も多いわけですが、やっぱり圧倒的に話が通じてる感覚の上で議論できることが多いですね。どう思います?

結論。すれ違いを解消しようとするなら、解消できるという期待は禁物。

2.本当は議論したい相手

…は女性なんですよね。何度も書いていますけど。
飲みに行った時や、先日のように男性陣から離れて一緒に歩いた時などには
相当沢山話してくれるわけです。出るわ出るわ、ですよ。
しかしこういう公開された場所で意見を言ってくれる人は非常に少ない。

たとえばカネゴンがコメントしてくれて私は飛び上がるほど嬉しいわけですが、
(そしてCキャンパス系サークルがウザイ理由がメッチャつぼでした。笑いました)
『あの』桐朋v.桐女の『伝説の』決勝戦の黄金ディベータたるカネゴンが、
「皆さん議論がハイレベルなので、
自分の体験談だけコメントします・・・」とはいかに!!!????

ちょっと、ご冗談もほどほどにしようよ。
実際はアーギュメントの切り裂きジャックで、
私なんかよりよっぽどシャープな分析するくせに……

いや、議論の材料を提供してくれるだけでも十分ありがたいんですよ、
ありがたいんだけど…意見も明示してくれたらもっと嬉しいなぁ……と。
意見を書くことで蒙る損失が大きすぎることは良くわかるので、あまり強くお願いできないわけなんですけど…私自身、一年前ならここまで思い切りよく書けなかったと思いますしね…

つくづく、女性が自分の知性を躊躇うことなく発揮できる社会になれば良いのに…と思います。

私は人と議論することで学ぶのが大好きなので、知的な人とお喋りすると幸せです。そしてその知識人半数にあたる女性達が議論してくれないと、議論相手の数が半減、楽しみも半減。しかもこの手の話題の場合は、男性が議論相手としてほぼカウント外。9割が噛み合わない話を延々と言い募る男性とのやりとりなので、楽しみというよりただの苦行です。もっと女性と議論したいなぁ……

3. サークルが件の政策を採っている原因の現状分析

私の推測と、大たっきーや匿名希望さんの推測のどちらが理論上優れているのかはわかりませんね。

もうわかんなくて良いんじゃないですかね。
masashiさんの言うとおり、現状分析が問題なのじゃないし。

だってね、大英帝国がオーストラリアのアボリジニーの子供達を親から引き離した時だって、
彼らなりの大義と理屈と合理性に必然性があったわけなんですよ。
大真面目にどうしてそういう対策が必要なのか、極めて理性的に説明していたわけです。
だからって彼らがやったことが「エグイ」ことに変わりはないでしょ?

プランテーションだって奴隷制だって劣悪な労働条件だって南米の政権転覆だって、
当時の加害者には理屈も合理性も必然性もあったわけ。

各宗主国の自由?
sovereign rights?
自由競争?

FU*K OFF.

何故そうなっているのか、理由を説明してくれても何の意味もないと思う。

問題は、「エグイ」状態が存在しているのかどうか、の一点だと思う。
で、存在しているなら何かアクションを起こすべきですよ。

というわけでタイブレーカはreasonじゃなくてexample/actual voicesで出しましょうか。
(本当はこうしたexampleを出したくないんですよね。当事者に多大なご迷惑をかけるので。
そう思ってできる限り自分をネタにしてるんですが、それはそれで私が受ける損害が非常に大きいし、個人的過ぎて偏向しすぎるしね…)

> 「エリート気取りの男が、オツムのかわいい女の子を手玉に取って遊んでいる」的な
> 偏見を持ちすぎなのではないかと。

まさか。手玉にとって遊んでいるなんて思っていませんよ。
どちらかというと逆じゃない?狩の獲物だよね。
(馬鹿なフリするのを厭わなければ結構楽な狩だろうと思いますよ。この手の方相手の場合。)

でもエリート男性がエリート女性を排斥したりdegradeしているところは散見します。

(1) 先日の奥様
男性陣から離れた時にこっそり話して下さったことは前回書いた通りなので繰り返しません。
実際、3年生以降のA大女性のテニスできる機会は著しく限定されるし快適な環境ではない、というようなことを仰ってる女性がいらっしゃるわけです。

(2) A大女性ディベータ達
 
(ここの1パラグラフは1日限定表示でした)

……耳を疑いました。でね、実際そうなのかも。A大女性はそのラベル故に敬遠されがちで、A大男性くらいしか対象が見つからないけど、A大男性のほうは中卒の女性からA大女性まで全部が対象なのかも。確か『負け犬の遠吠え』に書いてあったんじゃないかと思いますが、実際高学歴の女性は逆に学歴がハンデになって『低方婚』なんて言葉もあるらしいじゃないですか?

(ここの一文も1日限定表示でした)

(余談ですが、共学大学での女性同士でペアを組むチームはホント少なかったですねー…女子大だとピースコの対象としてばかり扱われていたし。こういう点はNDTや世界大会と変わらないですね)

(3) 女性達の飲み会
女ばかりで飲みに行った時、罵倒の対象となる男性達というのが実際いるんですよ。
理由は「釣堀男」だから。そういうわけで存在を認めたがろうと認めたがらなかろうと、
女性が定義している「釣堀男」は多く実在すると思います。

(以下の1パラグラフは1日限定表示でした)

そういうわけで、大たっきーがどんなに認めたくなくても、
嫌な想いしている女性が多くいると思います。
格差を生み出す構造はあるし、女性の知性を力で押さえつけようとする人もいっぱいいるし、釣堀男は実在すると思います。

実際居心地悪い思いしている女性達がいるんです。
「女に需要がない」とか「女自身が勝手にやってること」とか言わないで貰いたいです。
masashiさんの言うとおり、生理的な理由で同じ嫌な想いを経験したことの一度もない大たっきーにはわからないのかもしれないけど。

4. それでも認めない男

CO2君や大たっきー、匿名希望さんたちが認めたくないのは判ります。
ブランドを持つ側の異性愛者、男性ときては自分が責められているようなもんですもんね。
(それか、釣堀男を本当に目にしたことがないのか、目にしても気が付かないほどアンテナが鈍いのか)

全く同じように、英語を母語として話すディベータは、英語を外語として話すディベータが不利な状況に置かれていることを認めたがりません。多くの人が「英語の問題じゃなくて頭の問題だ」と懇切丁寧に言い募ります。よくそんなことヌケヌケと書けるなぁ、あれだけ頭の良い人がこんなこと書いたらracistにしか聞こえないだろうに恥ずかしいと思わないのかなぁ…と思いますが、もうそこはディベータですから屁理屈こねるのも巧いんですわ。(勿論私はこの「頭の問題」という言い様に憤って反論するわけですが、あまりに拡声器の大きさが違うので時に反論するのに疲れて諦めてしまうこともあります。その点も一緒ですね。ちなみに私は日本語でしかディベートしない選手で、世界大会ファイナリストよりも上手だと思う人が少なくとも2名います。今回ノーベル賞受賞の日本人は6年ぶりで4名でしたっけ?頭の問題ねぇ…統計的に考えて日本人の選手がブレークしておかしくない割合どんだけあんだよ、日本人の頭が他の国より悪いってか?常識で考えろよ、と思いますよねー。まあそういうわけで、私としては明らかに彼らの言い様は信頼性を欠くわけですが、彼らは頑強に認めないんですよねー…)

これまた同じように、同性愛者への差別が存在することを認めない人たちもいますよねー。あるディベートの論題を選んでいた時に、同性婚合法化の是非を問う論題が「そういう論題を選ぶと同性愛を助長していることになるようで宜しくない」という理由で却下されるのを見たことがあります。sexual minoritiesの問題にアンテナ感度の低い私ですが流石にフリーズしちゃいました。これまた、「差別なんて存在していない、むしろそういう議論をさせることで不自然に介入して同性愛を助長することになる」って真剣に思ってらっしゃるわけですよ。感度の低い私でさえ鳥肌を立てるような怖い議論ですが、市民権を得ていたりする。「仰っていること自体が同性愛者に対するかなり強烈な差別発言ですよ」と私が何度繰り返しお話しても、何かと理由をつけて認めては下さらないでしょうね。

被差別者の声に耳を傾ける人ってのはいつでも希少価値ですよね。
けど認めた方が世の中良くなるんですよ。
差別者集団に所属する人が、無責任な理屈捏ねる前によく考えてくれたら、世の中もうちっとマシなところになるんじゃないか、とつくづく思うんですよ。

5. それでも負けられない男

あと、議論していて、絶対女には負けない、とムキになっちゃう人いるんですよね。
もうこれは私中学校の時も散々経験してきたんですが、そんなに女に頭で負けるの嫌なもんなんですかね?
小学生かって思うくらい顔真っ赤にして「何とかやりこめてやる」と鼻息を荒くする男性がいます。
必死すぎて手段を選ばないので凄い揚げ足取りや、単に喋らせないために女性が何か言いかけた段階で自分の意見を大声で話し始めることで物理的に妨害する人までいます。(実は先日もこの手に会ったばかり…)
話すのイヤになりますよね……

そういう人に会いすぎると、全うな議論しようとしている人までどこかそういう風に見えて良くないですね。
けれどジェンダーの話でムキになって差別の存在を否定しようとする男性に会うと、正直そう見えざるを得ないんです。前にも書きましたけど「俺は理性的に分析してるだけ」ってポーズとってても、「そうかぁー?」というのが実感です。

6. うちの相方

誤解を招いたようですが、うちの相方にはなんら問題ありません。
某サークルに所属していたことを「マズイ」と思っている様子ですから(多分)大丈夫です。

> もし仮にこういう気色悪い機構の中でチヤホヤされることを当然と思ってる男なら
> 離婚ものですよ。

前半は「もし仮に」です。
かつ反語的表現で、推定は「実際はそうではない」です。
なので現在離婚を検討していたりはしません。
ご心配まったく無用です。
(あの、これって説明しないと解らないような書き方だったでしょうか?)

それは、本人の言うとおり、某サークルには名前を貸した程度だったのか、
親しい友人が所属していたので数回訪れた程度だったのかもしれませんし、
もしかしたら社会人になってから「マズイ」と気が付く機会に恵まれたのかもしれません。
どちらにしても現在の相方は「今のところ」かなり優良な人物です。
たまに「は?」と思うようなことを言いますが、ゆっくり話すと考えられるし解るみたいです。
詳しくは書きませんが何回かそういうことがありました。そういう点で「頭が良い人だ」と思います。
なので、機会ある毎にゆっくり確認していきさえすれば大丈夫かと思います。
(仮に某サークルの主要メンバーだったという傍証が得られた場合はもう一度ゆっくり復習します)
そもそも話が通じない人のほうが圧倒的に多いので、通じるだけで希少価値です。

私的に大丈夫じゃないのは「マズイ」と思えない方々のほうです。

CO2君も大たっきー君も、自分の彼女に馬鹿なフリをされるような、本音を教えてもらえないような男性にならないようにね。

Tuesday, October 07, 2008

Feminology (4. The Sadistic One) フェミノロジー(第四話:ドSな女)

プリンターの設定に成功した!!と思いきや、相方のPCに同じドライバーをインストールしたら失敗。そして何故か私のまで動かなくなりました……なんで……忙しいときに限ってぇぇぇ…(涙)何よ、一体何が悪いのよううううう……

1. 寡黙な君

私はよく喋ります。弾丸トークになってしまうこともあります。
ぶっちゃけうるさいです。騒がしいです。
とはいえ、そんな私も家では静かです。(当たり前?)
本を読むのが無上の喜びだったりするし、考え事だってたまにはします。

しかし普段お喋りモードの私ばかり見ている友人・知人は大抵、
私が興奮気味な早口でまくし立てていると「怒っている」と判断するようです。
……が、実際はそういう時は決して怒ってはいない。少なくとも激しく怒ってはいません。

本当に怒った場合も黙るんですよね…(笑)
しかも表情や態度は大して変わらなく、どちらかというと弱弱しく見える。
傍に人がいるのにmasakoがおとなしい時…実はこちらが危険サインです。
(前に、バンクーバで大激怒した際に英語でのコミュニケーションの一切を拒否して黙り込んだ、ということを書いたと思いますが、まあそういう感じです。表情には大して出ないようですけど。)

さて、うちの相方はどうしたわけか最初からそれが判っていたようです。
かなり初期から、私のだんまりを怒りのサインと受け取っていて、
理由を推測して弁解してくれます。これは怒る気なくなります。ふにゃーっとね。
そして大抵推測された理由が正しかったりする。
これはかなりの特殊技能です。

けれど一々言い当てられるのもちょっと面白くない天邪鬼な私。
「ちょっと○○○さん、私が3秒おとなしかったら怒ってると思ってるでしょう。
私だってたまには考え事とかするんですよ」とか言ってみました。

返答は……「だって怒ってるじゃん」

く…、その通りです。っち。

2. ドSな君

さて、先日電車のつり革広告で某雑誌の特集がSMだと知った私。
(いわゆる性格の「あいつMだよなー」っていうタイプので、性癖じゃなかったみたいですけどね。)
「へー」とか思って、相方に「○○○さん(←相方)Sだよねー」と言ってみたところ、

『君のドSぶりには全然適わないけどね』

とドS宣告されました。

えええええええ????どういうこと?ウソ?私???
いつ私がSな行動・発言をしたと……?

ちなみに私自身は自分をかなりMだと理解しているわけなんですが、友人には「両方併せ持っている」と言われることが多いようです。それで勝手に自分は「ちょっとM寄りのニュートラル」かと思っていたのですが…黙る私は怒っている、という原則にすぐ気がつく相方に言われると妙に説得力が……うーん、どっちが正しいのか…

友人・知人の皆様、masakoはSなのでしょうか???

3. フェミニストな君

うちの相方はA大学(仮称)の出身です。学生時代はバイトとテニスばかりしていたらしい。
先日、「学生時代の写真に写っているサークル仲間の女の人たちが皆すっごく美人だったんだよー」とたわいもなく母に話したところ、母は知人の娘さん(私より年下)が入っていたというA大学のテニスサークルについて話していきました。

何でも、彼女はA大生ではなかったのだけれどA大のインカレサークルに入っていたのだとか。
このサークル、1年生の入会時、女性にはテニスの腕と共に容姿の(!)審査があるのだとか。
女の子はテニスがすごーく上手か、容姿がすごーく優れていないと入れないらしい。
この時点で私の勘に触るわけです。(そんなら男性のテニスの腕と容姿も審査しなさいよ…ってそもそも男性の他大生なんてハナからいないみたい)

しかしそれだけでは済まない。

入会時に男女ペアを組まされて、一年後に内部戦があるのですって。
それで、レギュラーになれないと、女性だけ退会が義務付けられているのですって!!!
つまり容姿を買われて入った女性達は一年でテニスの腕を買われて入った女性達に追いつき追い越さないと辞めさせるわけ。それでも「一年間A大学の男を落とすチャンスをあげたんだから感謝しろ」って感じらしい。つまり1年間の臨時ハーレム要員なわけです。そして古女房同様ハーレム要員は常にフレッシュなのが良い、と。しかもペアの男性が退会させられないとなると「女のせいで負けただけ」と言わんばかりよね!アホか!男が下手で負けた場合どうすんのよ!

まあ、当然私の場合「そんなサークル入るなよ」と思うわけですが、世の女性達はそうは考えないものらしく、沢山の入会希望者がいらっしゃるらしいんですね。その知人の娘さんは大変美人なので入会審査に合格し、1年後に内部戦で負けて退会したそうです。いやはや。

思わず、「スポーツくらい楽しくやれば良いのに……」と私が呟くと、
すかさず母に「あなた、それは大きなお世話というものでしょう」と突っ込まれました。

そう?そうかなぁ。

当然話はここでもまだ終わりません。

帰宅した相方に洗濯物を仕舞いながら何気なくその話をしてみて軽くジャブ。
「母がねー、○○○さんもそういうところで綺麗な女の人たーーーくさんにチヤホヤされてたんじゃないのー?って言うのー。うふふ、そうなの?」(我ながらやらしいパンチだ)

2秒ほどの沈黙の後、相方曰く、「いや、うちは男女ともA大生だけだったよ」

ふーーーーーーん。

とりあえず第一ラウンドはここまで。
しかしこれには思わぬ第二ラウンドがついていたのです……

約2週間後。つい先日、相方の友人ご夫妻と夕食をさせて頂きました。
ご夫妻はやはりA大学出身で、二人とも相方とは面識があるとのことでした。
旦那様は高校のテニス仲間、奥様はA大サークル仲間だったんですね。
さて、この席で追加情報が与えられます。

A大学は1-2年生と3-4年生でキャンパスが変わります。
このシステム自体はうちの大学の主キャンパスと同じであちこちで見られるものです。
仮にBキャンパスとCキャンパスと呼びましょう。
Bキャンパスには数多あるテニスサークルですが、Cキャンパスに行くと3つに激減するのだそう。
それで、その3つのうち一つは(A大の)女性は入部できないんですって。
何それ、男性会員しかいないの?と思ったらインカレサークルなのだ、と。
つまり他の大学の女性会員(1~4年生)大勢が少数のA大男性会員(3&4年生)に群がる構図なのだそう。
それで、BキャンパスでテニスをしていたA大の女性には2つのサークルしかオプションがないらしく、その残りの2つも遠からずな状態らしい。

なんっっだそりゃ!!!!!!!!

(帰り道に男性陣から離れて私と並んで歩いた時「凄い階級社会で女性は弾かれるようにできてるのよー、ホント階級社会なのよ…」と密やかに呟く奥様。うぬうううううう。なんてこった……。そりゃBキャンパスの2年弱しか在籍しなかったサークルへの帰属意識よりも卒業時の帰属のほうが当然社会でものを言うであろう…。とんだOB構造ね。ていうかご自分の旦那様の前で大声で言った方が良いですよ、それ、真面目に、とまたもや大きなお世話な感想を抱く私。)

思わず食事の席で目を瞠り驚きと怒りを表現する私。
そこに続く打撃が。
なんと!うちの相方が問題のCキャンパス系サークルに所属していた、と。

その情報に音を立てんばかりに「サーーッ」と私の顔色が変わるのを見た相方、(その後2秒弱の間に頭に浮かんだ言葉は「こないだはA大生だけのサークルだったって…Cキャンパスに移ってからのことは巧く隠したわね?」)眼差しをゆっくりゆっくりそろりそろりと漸く相方に向けた私に向かって、すかさず曰く。

「そうだったかなぁ。覚えていないなぁ。行ったとしても数回じゃないかな」
(目線は友人の奥方にじっと「それ以上喋らないで」と訴えていたりする)

……よく判ってるじゃない。
ここで、「うん、実は2年間楽しい思いさせてもらいました」とでも言った日には、
次の日の朝私は家から忽然と姿を消しているかもしれません。真面目に。

「記憶にございません」というどこぞの政治家のような答弁に、それでも疑心残る私。
家に帰って「そっかあ、○○○さん、Cキャンパスでは色んな大学の女の子の容姿審査とかしちゃってたんだぁー」と呟いてみました。焦る相方。「いやいやいや、覚えてないし。そんなのあったとは思えないし。あったとしても僕は審査をするほど幹部じゃなかったし」

……うーん、十分怪しい。怪しいし、そもそも幹部でなければ良いというものではない。ないが、若気の至りだったとして、かつ現在「マズイ」と理解しているなら、責め続けても可哀想か…。ということで、追及はそこまでになりました。忘れないけど……。しっかり覚えておいて傍証を探すけど。もし動かぬ証拠が見つかったらキチンと、そういうシステムもそれに平然としている人も嫌いです、と伝えるけど。

あれ、もしかしてこういうところ?こういうところがドSと言われるのかしら?

けどさぁ、ことこれに関してはドSと言われようとしっかり伝えないと世の中変わんないですよねー。
まあどうせ世の中変わらないかもしれないが、せめて自分の相方くらいはイイ男になって貰って世の中変わる一助くらいにはなって貰わないとね……

しっかし…………やっぱ信じられない!!!!