Tuesday, June 20, 2006

[CD] 嬉しくて微かで軽いキス Delight Slight Light KISS

[CD] 松任谷由実.1988. 『Delight Slight Light KISS』. 東芝EMI.

はい。音楽を聴いている、つまりは今日もExcel作業です。飽きたーー。ボタン1つで答だけ分かったら良いのになぁ・・・私の仕事は考えるだけ。嗚呼素敵・・・って無駄な妄想してる暇はないちゅうねん。

ユーミンは中学生の頃から好きです。荒井由実時代限定で好きだったんですよね、ずっと。でも最近松任谷になってからのユーミンも良いなぁ・・・と思い始めました。歳相応になったんでしょうか。 このアルバムは両方の雰囲気が混在してる感じがします。

このアルバムに入ってる中で有名なのはやっぱり「リフレインが叫んでいる」でしょうか。こういう曲は荒井由実時代にはなかったですよね。聴くタイミングによっては結構シンクロしちゃうので曲者(笑)やー、優しくするべき相手に優しくできなかったり、明日もあると思って油断してたら突然会えなくなったり。そういうことってありますよね。それが恋人のこともあるし、友人のこともあるし、家族のこともある。離別のこともあるし死別のこともある。どちらにしてもそういう時の涙はせつないですね。愛別離苦とはよく言ったもんだ。「今優しくなれなかったらきっと後悔する」とか「今許せなかったら許す前に会えなくなる」っていう気持ちも胸をキリキリさせる時ありますね。自分の気持ちに上手にウソをつけない自分が情けなくて腹立たしくなる。そういう時に出る涙もありますね。うん、やっぱりこれは良い曲かな。

時期的にはちょっと荒井由実時代風な、4曲目の「誕生日おめでとう」がタイムリーかな。といっても自分の誕生日じゃないですけど(別に色気のある相手のでもありません。ていうか人間じゃない)。何年前だったかな、この時期にカラオケでこのユーミンの「誕生日おめでとう」を歌いました。あの頃既に、きっとこの曲のような気持ちになる日が来るだろうと予感がありました。やっぱりなって思います。今となってはもうこの曲よりも更に執着心が薄い気がします。よく考えたら当たり前ですね。あの頃が夢を見過ぎだったのだなぁーと改めて思います。夢を保つのは凄くエネルギーの要ることで、集団なら尚更ですね。人の夢って書いて「儚い」なんですねー・・・。

このアルバムで一番好きな曲は最後。10曲目の「September Blue Moon」です。メロディも歌詞もとっても可愛いの☆

[CD] Matsutoya, Yumi. 1988. Delight Slight Light KISS. ToshibaEMI.

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