Friday, April 27, 2007

雷蔵 Raizo

すっかり間があいてしまいました。
前回書いたのはいつだったっけ・・・・・

やれやれ、何だか最近嵐のような日々です。

IDC8、やることになりました。
5月の3日~5日です。
(一日3000円です。参加を検討される方は是非ご連絡ください)
ていうかホント今回はもう無理かと思いました。
何がって自分が。擦り切れそう。神経とか日程とか色々。

まあでもスレッシュが来てくれるのは楽しみです。ちなみに彼も同期です。
アジア大会は1999年のチュラAsianが初めてだったんですよね、二人とも。
当時のビデオに映っているのを発見してしまいました。ひひひ。ノスタルジー。
その後のマレイシアの興隆の種を蒔いたのは他ならぬこの人だったな、と思います。
彼が始めてのアジア大会で、ビッドの呼びかけに「はい」ってその場で手を挙げたんでした。
あれは今考えても凄い度胸だったと思います。思い切りの良い人で行動力も半端じゃなかった。
その後何かと話題のコーチたちを雇い入れ、チームメイト達を増やしていき・・・・・・
本当にアジア大会開いちゃうわ、自分の大学を押しも押されぬアジア有数のチームにしちゃうわ。
今でこそ有名なあの某大学(マルチメディア大ヴォイスの初代なんですよー)ですが、
全ては彼とガラージュの二人から始まったんですよね。
そういうこと本人は吹聴しないけど、だからこそ同期としては尊敬してしまいます。
私にとってはちょっとした地上の星です。

2001年の豪亜大会で「日本のチームが勝てないのは何故だと思うか」と聞くと、
他の人が皆「ちょっと運が足りなかっただけさ」とか「わからない」とか誤魔化していた時に、
スレッシュは「英語だろう・・・。いや、ちゃんと見てみないと一概には言えないな。でも英語なんじゃないかと僕は思うな」と言ってくれました。この率直さと誠実さに胸を打たれ、以来ファンになりました。当時の日本人選手団の様子は今とは全然違いました。あの時にあれだけ誠実な言葉をくれたのは彼が最初でした。2002年のアジア大会で彼がベストスピーカに選ばれた時は嬉しかった。

その後もやっぱり私は変わらずこの選手のファンでした。2002年8月のIDC1で一人講師が突然来れなくなった時には一時はまだ若かったスレッシュに代わりを頼もうと思ったほどでした。その後ようやくその夢が実現して来日してもらえたのは2004年でした。嬉しかった。

政治に出てこない(そういうポリシーみたい)ので知る人ぞ知る影の英雄って感じで、
結局アジア大会のベストスピーカとして有名なのでしょう。
UTMaraをあそこまで育てたこともこの人は本当にひけらかさない。
アジア大会があんなことになってしまった時も、彼の言葉は暖かかった。
そういう誠実さとか選手への真摯さとかいったことの価値が分かるようにしたいと思っています。
それが末永くこのコミュニティで続けていくための唯一の羅針盤だと最近つくづく思うのです。

今回も実は急なお願いで査証の申請など凄く大変だったのに
快く引き受けてくれました。優しさが目にしみます・・・

会えるのは久々です。2005年以来?丸二年も会ってないんですね。楽しみです。

タイトル?全く意味なしです。

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