Thursday, May 18, 2006

【Book】言語と思考 Language and Thought

【本】キャロル,ジョン.詫摩武俊訳.1972. 『言語と思考』.岩波書店

感想は。「あざーす!!」(笑)。
クレームそのままのエビを見つけた気分だ(笑)
根拠はイマイチなのでカットされてしまうところまで一行エビ的。

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 われわれが行っている推理や新聞,演説などにみられる推理でさえも,形式論理学の見地から注意深く分析されるとその多くは成立していない。
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 論理学と心理学は形式的な意味においてはそれぞれ独立しているが,われわれが論理的に考えようとする方法――形式論理学の訓練から離れて――は心理学的過程に影響されていると思う,そしてこの心理学的過程は研究価値のあるものである。
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 われわれが日常生活で行なったり経験したりする推理ははっきりした三段論法の形式で述べられることは滅多にないので、もしそれが可能だとしても,その論理的妥当性を試そうとしないのである。形式論理学の授業を受けても誤った推理をみつける能力に驚くべき変化を学生がみせるようになるとは思われないのである。
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 説得力のある言葉がもたらす効果の多くは,情緒的に調子づけられた内包的な意味をもった単語を使うことによって生じている。
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【Book】Carroll, John. B. 1964. Language and Thought. New Jersey: Prentice-Hall, Inc.

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