Monday, April 24, 2006

【Book】言語と脳 Language and The Brain

【本】オブラー,ローレイン・ジュァロー,クリス.若林茂則監訳.2002.『言語と脳: 神経言語学入門』. 新曜社.

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 二言語使用者に関する最も寛容な定義はおそらく「ある一つの言語話者でその言語以外の言語を話せる人」というものであろう。この定義は二ヶ国語を両方とも同じくらい流暢に話せる人にぴったりであるが、第二言語もしくは外国語を一学期より短い期間だけ学習したことがあるような人も含んでしまう。(中略)より厳密な「二言語使用者」の定義には「二つの言語を母語話者なみに操る人」というものがあるが、もちろんこの場合は、学習初期段階にある学習者は除外される。また、第二言語で難なく理解することができる力はあるが、発話はできないという人も除外される。さらに、この定義では、流暢に話せるが「外国語なまり」がある人も、二言語使用者には含まれない。
 二言語使用者の定義におけるこういった二つの極端な形は、いずれも十分とは言えない。これはおそらく、どちらにおいても定義の判断基準を言語の操作能力の度合いに頼っているためである。より直感的に魅力的な「二言語使用」の定義では、最も重要な要因は、二つの言語を通常「使用していること」だと考える。(例: Francois Grosjean, 1982)
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【Book】Obler, Lorine K and Gjerlow, K. 1999. Language and the Brain. Cambridge: Cambridge University Press.

Sorry, haven't read in English, yet!!

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